ででの日記

好きな話は何度したっていいもんね

血の婚礼を真剣に読んだら馬が駆ける速度にやたら詳しくなった

せっかくチケットを取って舞台を見に行くなら全力で楽しもう!と思い立った結果、4冊を読み比べることになってしまった。やだ~大学の卒論より真剣。好きこそものの上手なれとはこのことですね。

↓前回投稿したものは内容に触れないようにしていましたが、今回は内容について気になったこと考えたことをざっとまとめています。ストーリだけじゃなく血の婚礼のコンテンツ諸々(ラジオとか舞台映像)についても書くかもしれないです。

内容に触れたくない方は回れ右でおねがいします!

potea.hatenablog.com観劇後にどう印象が変わるのかとか、文章の表現がどう三次元に起こされるのかとか気になるし。観劇後の自分が楽しむ用です。

あわよくば、本を読んでわからなかったところについて書いておけば、これを読んだ誰かが教えてくれるかもしれないし……という気持ちもあります。

 

まずは読んで気になったところ

麻と大麻

1冊目を読んだときに「大麻」と訳されていたものが、2冊目から「麻」に変わっていて、「ぜんぜん違うじゃん!」と思いました。

そしてその話を友人にしたら「え、麻と大麻って同じだよ」と当たり前のように言われ、ひっくり返りました。みんな知ってること!? 一般常識!? そうなのか。知らなかったよ。

麻といえば袋や洋服、大麻といえば危ない葉っぱを思い浮かべていたので、全くの別物だと思っていました。

血の婚礼の中で、花嫁の父が「大麻の出来がいいようだね(意訳)」と話しているシーンを読んで「なんと…物騒な……治安……」と思い

「麻の出来が良いようだね(意訳)」を読んだ時には「洋服の原料がたくさん生えるから儲かるんだなぁ…いや、大麻のほうが儲かるのか?ていうか生えてる物そんなに違ってていいの!?」と思いました。

まさか麻と大麻が同じものだとは。

同じものというと語弊があるのか。「麻」の原料になっている植物は20種類以上あって、その中に「大麻」が含まれているんですね。調べたら割と難しかったので「麻の部位によって扱いが変わる」という雑な理解にとどめておきます。

「麻」が総称で、そのなかに「麻と名のつく植物」がたくさん含まれているという……ソーセージとウインナーみたいなことですかね!

またひとつ賢くなっちゃったな。

 

血の婚礼を読み解く上でこの話題は本当に関係ないです。

 

10里(レグア)めっちゃ遠いやんけ

読み進めていくと「花嫁の家がとても遠い」という話題が出てくるのですが、そこに「10里(レグア)離れている」という文章があります。3冊目までは「ふ~ん10レグアね(10レグアってどれくらいだろ、まあいっか)」と気にしていなかったのですが、4冊目の訳注に「1レグアはスペインでは5572メートル。つまり10レグアは55km」と書かれていて、思わず「遠すぎだろ」と声に出ました。50kmって遠いよね…?遠いです。

50kmというと渋谷から伊勢原くらいらしいです。伊勢原……通じないか…。緑豊かで、合宿とかするタイプの土地です。

 

あ、50kmというと品川から逗子くらいですって。電車で1時間。現代の電車で1時間かかる距離ってとても遠くない?

え、現代の電車と馬だったら電車のほうが速いですよね?調べましょう。

こちらのサイトを参考にしました↓

馬が1日に走れる距離は?どのくらい?時速何キロで走る? — | 乗馬用品ジョセスの記事一覧

 

電車

・快速で約時速90km

・新幹線で約時速120km

快速で100km出ないもんなんですね。

そう考えると車ってとても速いですね。生身の人間が通る恐れのある道路を時速60とか出して走ってるの怖いな…。それを1人の人間の運転で管理しているのすごい怖いじゃん…。免許持ってるけど絶対に運転したくない……。してません…しません……。こわいので…。

 

馬は走る速度いろいろみたいです。

 

・トコトコゆっくり歩く常歩

時速5~6km。数日間継続して移動可能。

え、馬の体力すごいな。

 

・ジョギング程度の速歩

時速13~15km。

継続できるのは一時間程度。一日に数回繰り返して30~45km移動可能。

そうだよね、馬って生き物だからずっとは動き続けられないよね。

ママチャリの平均時速が15kmほどらしいです。なるほどそれくらい。結構速い。

 

・駆足(かけあし)

時速20~30km。一度に走れるのは30分程度。一日で最大30km移動可能。

速くなればなるほど一度に走れる時間は短くなっていきますね。いきものだもの。

 

・全速力(襲歩

時速60~70km。一日で4~5kmほど移動が可能。

襲歩で走り続けるのは5分が限度。

馬すごくない!!??????????時速70km出るの!?車じゃん。

さすがに5分が限度なのね。よかった、5分が限度で。それにしても馬ってすごいな……。

 

馬の可能性が無限大すぎる。馬って自転車にも車にもなるんだね。馬って偉大だね。血の婚礼の登場人物の中で一番偉いの馬かもしれない。

 

急にレオナルドの解像度が上がったな…。

「(花嫁の家は)一番近い家から10レグア離れている」と書かれているので、レオナルドの家から花嫁の家まで最低でも55km、もしかしたらそれ以上離れているかもしれません。遠すぎる。

 

「馬が目をひんむいて倒れてるけど大丈夫?」と姑が心配する(疑う)シーンがありますが、そりゃ夜な夜な往復100キロ走らせてたら馬だって目ひん剥くよ。走らせすぎやろレオナルド。

 

馬を55km×2回走らせたらどれくらいの時間がかかるんだろう。

え~でも時速15kmは1時間しか続かなくて時速30kmは30分しか続かないんでしょ?結構時間かかりそう。

一番速い走り方から順に(一度に走れる時間を考慮した上で)全部使って55km走らせたとして……

襲歩5分(5km) + 駆足30分(15km) + 速歩1時間(15km) + 速歩1時間(15km) + 常歩1時間(5km) = 3時間35分(55km)

馬が超全力を出して3時間半。復路も全く同じ走らせ方だと馬がかなり無理する感じになるけど、それでも往復7時間……7時間!?。よくバレないな。いや馬(いのち)は嘘をつかないから姑にも妻にもバレてますけどね。

(よく読んだら花婿が花嫁の家に行くのに4時間かかったと言っているシーンがありましたね。計算する必要まったくなかったです)

 

花嫁と女中の会話で「夜中3時にレオナルドが来ていた」と判明する場面がありますが、家族が寝静まってから出発してバレないうちに家に帰る(堂々と家に帰ってるのか?笑)となると、花嫁の顔を見られるのは本当に一瞬なんでしょうね。文字通り「一目見る」という感じでしょうか。

ていうかレオナルドが初めて妻とともに舞台上に出てくるシーン、レオナルドは徹夜明けということになりますか…?あのレモネードのシーン朝なのか夜なのかイマイチわからなかったんですよね。まあいいか。(※ちゃんと読んだら妻が「どうして昼に戻らなかったの?」とレオナルドに問うシーンがあるから、ここは夕方〜夜の話なのかも。そんなバリバリ昼間に花嫁のとこ行っちゃうレオナルド大丈夫?リスクヘッジしっかり!)

 

そして妻との会話で初めて、レオナルドは元カノ結婚の事実と婚礼の日取りを知ることになるわけですが、その事実を知る前から、レオナルドは元カノの顔を見るためだけに夜な夜な馬を走らせていたということですね。「結婚してしまうから最後に見納めておこう」とかじゃなくてシンプルに元カノに未練があって馬を走らせているレオナルド。欲望に忠実でいいですね…。興味のあるものに一直線な感じ好きです。

それはそれとして、往復100キロ超の道のりを駆けてまで花嫁の顔を一目見に行くレオナルドの執着心というか、愛というか、妻がいるにも関わらず行動に移してしまう軽さと男気(男気?)というか……諸々ひっくるめてレオナルドやばい人じゃん。本当に今の家族のこと興味ないんだろうな。

馬一頭の命を厭わないほどの愛と執着。

 

馬車と馬ってそういう感覚なんだ

4冊目を読んでいる時に突然「そっか馬車と馬って別物か~」と思いました。(馬車が荷車と訳されている本があったから馬車と思ってなかったのかも)

馬車と馬が違うのは当たり前なんだけど、なんか忘れてた。レオナルドと妻が馬車で行くか馬で行くか小さい喧嘩を繰り広げているところを読んで、ハッとなりました。

ちなみに馬車の速度はだいたい時速10~15km…15だと少し速いくらいらしいです。馬に乗るよりも馬車の方が遅いんですね。たしかに優雅なイメージある。

レオナルドが妻に向かって「俺は馬車に乗るような男じゃない!」と声を荒げる場面があるのですが、馬車ってレオナルドにとってダサいものなんだ…と妙に微笑ましくなってしまいました。たしかにね、馬に乗って颯爽と駆けてる方が格好いいものね。

 

↓「馬で駆け回らずにはいられない」と紹介されているレオナルドとても好きです。ちょっといじられとるやん。

 

思いついた順に感想を並べる

いや知らぬ間に死んどるが

「決闘シーンがあります」という宣伝を聞いてからウキウキが止まらない。文章で表現されていた決闘シーンを生身の人間がどう演じるのか。まずアクションシーンが文章でどう表現されているのかから楽しみですよね。

そして血の婚礼を読んでびっくり。ないじゃん。決闘シーン。知らぬ間にレオナルドと花婿、死んどる。はじめて読んだ時、本気で1ページ読み飛ばしたと思った。しかもそこそこ分かりにくい感じで死んでた。小説でナレ死すな。血の婚礼を読み終えた(私の)母に「レオナルドと花婿死んだのわかった?」と聞いたら「え!? 死んだの!?」と、とても驚いていて笑いました。

(「死んでる……」って気づいた時、脳内で「女の園の星」の星先生を思い出しました。)

あるかなぁ…ほんとうにあるかなぁ決闘シーン…。最初の方の番宣(?)では「決闘シーンあります」だったのが、新しめのコンテンツで「決闘シーンもあるかもしれません」に変わっていたのが気になりました。本番どんな感じなのー!たのしみ。

 

この時代における結婚

母が花嫁に「結婚とは1人の男と子どもたち、そして世間との間との分厚い壁だけになること(意訳)」と諭すシーンが印象的でした。

現代の結婚は、女性が家庭に入ってお給仕すること…的な意味は薄れつつあるけど、この時代は結婚=女性が家庭に入ることだったんですね。

あと、結婚=子供を産み育てることというのも強く感じました。花婿の母と花嫁の父の会話が生々しかった。

パッと血の婚礼のあらすじを読んだ時は「婚礼の日に花嫁を奪われる花婿可哀想だし、花嫁を奪うレオナルドだめだし、ついていく花嫁もだめじゃん」と思ったけど、この時代の結婚がどういうものか分かると見え方が変わってきますね。

「分厚い壁」という言葉の重み。結婚したら最後、家族以外の人間と誰とも会うことができず、ただ夫と子供のために生きていくのかなと思わせる言葉。まるで牢獄みたいですね。このシーンを読んだ時、本当に好きな人との結婚じゃないとキツイだろうな~とか、結婚は女性にとって幸福とは限らないのかなと思いました。(それは時代性別関係なくいつでもそうか)

「自我を捨て、愛すべき男を愛し、家庭を築き、家と家族に身も心も縛られ生きていく覚悟を持つこと」が結婚だったのかも。

ということを踏まえると、レオナルドの妻への態度のひどさ残酷さの解像度が上がりますね。妻にとって(この時代は)家庭の中が全てなのに、子供にも妻にも愛情を向けていないことが丸わかりなレオナルド。なんてやつだ。妻を癒せるのは夫と子供しかいないんだぞ。ただ無関心なだけではなく、妻が「あなたの両目には棘がある」と感じるくらい攻撃的な態度なのシンプルに最悪。妻の心が休まる場所がない。

 

花嫁は花婿のことをレオナルドとは別のベクトルで愛していたんだろうけど、結婚には後ろ向きですよね。そんな折に元彼(BIG LOVE)が現れたら、花嫁にとっては救いの手・一筋の光なのかもしれません。

外から見たら「花嫁を奪い取ったひどい男、レオナルド」だけど、もしかしたら「牢獄に入る寸前の花嫁を救い出した勇敢な男、レオナルド」なのかもしれない。

 

でもレオナルド絶対最高なんだよな困っちゃうな

レオナルドはシンプルにモラハラ夫なのに絶対に最高だから困る。さすがロルカの理想の男。妻に冷たい視線を向けたり、カッと感情が昂ぶって声を荒らげたり。妻が「どうして何も話してくれないの」的なことをレオナルドに言うシーンがあるから、きっと本心を隠したような表情も見られるだろうし…。花嫁の前に現れればカッコつけてるかもしれないし、好きな人を前にして表情が柔らかくなるのかもしれない……。とにかくいろいろな表情を見られる気がしていてとても楽しみです。

達成さんの声が好きなので、機嫌が悪い時・怒った時の棘のある硬い声きっと最高なんだろうなと今から楽しみです。

妻への態度絶対最低なのにとても魅力的に見えるんだろうな……なんか……モラハラしてくるパートナーと別れられない人の気持ちがちょっとわかった気がする……(?)

 

あと婚礼の朝に堂々と扉を開けて花嫁の前に現れるレオナルドめっちゃ好きです。「俺だ、おはよう」って平然と準備中の花嫁のもとに来るのおもしろすぎる。「俺に会いたかっただろう?」的な、絶対的な自信。あとちょいちょい「(花嫁は)花冠は小さい方が似合う」とか各所にマウント取ってるの面白くて好き。

 

個人的に楽しみにしているレオナルドは

・女中に「赤ちゃんは?」と聞かれた時の反応

・馬で駆け回るレオナルド

・妻への冷たい態度(絶対最悪なのに絶対サマになってるから)

・花嫁への態度がどんな感じなのか(ちょっと子供っぽくなったりするのかな)

です!

 

そういうのってどの時代も同じなんだな

レオナルドと花嫁が逃げている時に「先に階段を降りたのは誰なんだ」「馬に手綱をつけたのは誰なんだ」などと小競り合いしているところが妙に好きです。切羽詰まった状況で言い合いが始まっちゃうのってどの時代も同じなんだなと思いました。人間を感じる。

このシーン馬乗ってるのかな……。木こりの台詞が官能的なシーンの暗喩…暗喩でもないか。そんな感じだけど、舞台でどんな感じになるんだろう。楽しみ!母(初ストプレ観劇)と観に行く日があるんだけど、観終わった後に気まずくなったらどうしよう…(ならんやろ)

 

湿度が高い

女中が花嫁の支度を手伝っているシーンで、女中が花嫁に「なんて可愛いんでしょう」と熱いキスをする場面があって、女性同士の関係性の湿度が高いなあと思いました。でも調べたら、スペインでは挨拶にキスやハグをする文化圏みたいなので、当たり前なのかもしれない!

 

花婿がいい子すぎる

若干気がおかしくなってしまっている母親をうまいこと扱いながら、愛しながら生きているのがよく分かる冒頭のシーン。花嫁の家でもおとなしい。超いい子。そして婚礼の日に花嫁に後ろから抱きつこうとして拒絶されてしまうの切ない……。

いい子すぎて印象が薄い…ごめん花婿…。その印象が薄いまま知らぬ間に結婚式場を飛び出して殺気立っていた花婿…。はやく舞台で観たいです。このいい子な感じがとても須賀くんっぽくて楽しみです。

 

母親と花嫁がかっこいい

母親と花嫁は女性なので、たくさんのものに縛り付けられて生きているなぁという印象を持ちました。

様々なものを失っても力強く地面に立って生きる花嫁の母親。

結婚する意志を固め、自分の欲望を捨てようとしている花嫁。

そして自身の欲望に気づき、欲を満たすため突き進んでいく花嫁。

カッコ良すぎる~!まだ文章でしか読んでないのにかっこいい。安蘭さんも早見あかりさんも絶対カッコいい。はやく舞台で観たーい!

 

血と土地

読んでいてとても「血」と「土地」と感じました。

殺し合うことで飛び散る血、家系的な意味の血、血統…血筋……。

 

土地に関しては、花婿の家は土地を手に入れて金持ちになったんだみたいな話題が出てきて「土地が富の象徴なのか~」と勉強になりました。象徴というか、作物が実るから儲かるってことですよね。なるほど。

花婿の家と花嫁の家の土地を繋げたい、みたいな話題が出てきた時に「結婚するのってある程度お金のためでもあるのか」と思いました。

あとは母親が家から出たがらないシーン。この地に夫と息子が眠っているから目を離せない的なことを母親が言っていて「めっちゃ地面……」と思いました(?)。土地への縛り付けというか。母親が話しているシーンを読んでいると、たくさんのものに縛り付けられてい生きていて苦しそうだなと感じました。でも、更に息子も仇も死んでしまってこの母親は生きていけるのだろうかと若干心配にもなります。

 

舌にはガラスの破片が突き刺さる

詩の部分でいちばんキレイだなと思ったとこです。ガラスが無条件で綺麗だからね。

花嫁とレオナルドのシーンでふたりとも言っている言葉だけど、どういうことなんだろう。言葉を口にするたび痛いということなのかな。詩っぽい台詞が舞台でどんな感じなのか楽しみだな~!

 

結末が予想超えてきた

読む前に「レオナルドと花婿と花嫁3人とも死ぬ(なんなら母も死ぬ)」と結末の予想をしていたのですが、外れたー!!まさかの若い男だけ死ぬ結末だった……!

「全員死ぬ」より生き残った人がいるほうが悲劇だなぁ確かに。やられた。

 

しかし生き残った花嫁が血まみれで花婿の母のもとに帰ってくるのなかなかすごい展開。花嫁、タフすぎ。花嫁はあの2人のもとに行きたくて、殺してほしくて母のもとに行くわけですが(多分)、よく殺さなかったよな…母……。

花嫁からしたら「花婿も元カレも死んだ」という悲しさ極まりない状況だけど、どう考えても花嫁が半分くらい悪いもんね。その状況で花婿の母の元に行ける情緒めっちゃ強い。どういう面構えで。そして「泣くなら戸口で」と言ってくれる母、やさしい。

最後に女だけの世界になるのが力強くて好きです。

達成さんが血の婚礼ラジオで「まだ2幕のシーン観れてない」みたいなことを話されていましたが、その時に「くたばってるから」とサラっとネタバレしてて笑いました。血の婚礼けっこう各所でネタバレしてる気がするけど、昔からある有名な作品だからいいのかな?笑

 

読んでてわからなかったところ

急に出てくる子供だれ~

一番最初の花婿と母親のシーンで、花婿が出て行った後に家に近所の女がやってくるところは理解できます。母親のお友達が世間話しに遊びにきたんだなーって。

でもレオナルド家に突然近所の娘がやってきて「ストッキングが売れた」と嬉しそうに報告しているシーンがよく分かりませんでした。え、この娘は実の娘ではなくただ近所の子だよね?突然家の中に居たからびっくりしちゃった。なんか…そういうものなのかな…出入り自由的な……

 

結婚相手に贈り物するものなの?

花婿と母が花嫁へのプレゼントについて話すシーンがあると思うんですけど、結婚する時って何かプレゼントするものなの?結婚指輪の代わりみたいなこと?(結婚式についての知識がゼロすぎる)

 

留めピン

レオナルドと花嫁が逃げる直前、花嫁が2人の娘に話しかけられるシーンがあるのですが、そこで女の子が「最初の留めピンを私にくれたのか、それとももう1人にくれたのか」と聞く場面があって。このシーンの意味が4冊分読んでも理解できませんでした。え~どういうこと。ブーケみたいなこと?調べても出てこんかった……。

あ~でもその先で「花嫁の留めピンを大事にしていると早く結婚できる」ってあるからやっぱりブーケ的なものなのか!留めピン…髪飾り…?

 

花婿と花嫁の馴れ初めは?

花婿と花嫁がどういう経緯で知り合って結ばれたのか分からなかった……。読み飛ばしてるのかなぁ?レオナルドの結婚式が花嫁にお膳立てされたものだったのは理解できたけど…。分からん!

 

・血の婚礼を観た後の私へ

観劇したら絶対「よかった……」になって楽しみにしていた部分すべてが記憶から飛ぶので今のうちに舞台の演出で楽しみなところ書いておきます

・初シアターコクーンどうでしたか

・地面の砂の加減は如何ほどでしたか

・砂以外になにか飛んできましたか

・アトラクションでしたか

・レオナルドのジャケット派手でしたか

・レオナルドや花婿や花嫁、歌ってましたか

・馬、どんな感じでしたか

・決闘してましたか

・カーテンコールは真面目かハッピーどちらでしたか

観劇後の自分、回答頼んだぞ。

 

久しぶりに真剣に本読みました。読書は楽しいですね。血の婚礼を真剣に予習しすぎて舞台観に行った気になってきたけど、まだ観てない。びっくり。嬉しい。これから楽しみが待っている。

 

杉原さんの演出が面白そうで、とてもとても楽しみです!

無事に幕が上がり、誰も怪我することなく無事に幕が下りますように。

 

おわり