ででの日記

好きな話は何度したっていいもんね

スリル・ミー10月1日ソワレ(木村・前田ペア)を観劇したけど最高が止まらない

2023.10.01

ソワレ木村私×前田彼ペア!!

この日は9月29日に中止になってしまったマチネ公演の振替公演でした。開演10分前の中止はショックでしたが、こうして振替公演をしていただけることに感謝です。

平日マチネ→日曜ソワレ振替という条件はなかなか厳しい人も居るのでは…と思いましたが、1人でも救われる人が多かったことを願います。

ピアニスト落合さんのコンサートをリスケしてまで開演してくださったんですよね。Twitter見てびっくりしました。感謝してもしきれません。ありがとうございます!

……そんな特別な想いを持って各々席に着いた公演でした!ホリプロ貸切公演だったので、ステッカーとポケットティッシュもいただけました。ありがとうございます!

 

10月1日はおもしろカーテンコールの日でした。そのレポと、好きなシーンとか感想とかをまとめます。まだ木村前田ペアしか観たことがありません。他のペアは地方公演で観る予定!

 

ちなみに、一人称は以下のように書き分けております。

このブログを書いている人=わたし

スリル・ミーに出てくる私=『私』 です!

 

 

好きッてなったシーン

うきうきバードウォッチング

バードウォッチングのシーン大好き。目が悪くてうっすら目を細める『私』あまりにも可愛い。さっきまで53歳だったのに一瞬で双眼鏡持って爽やかになっててすごいんな本当に…。この空を見上げて上を向いたときに顔に光が当たってキラキラになるのがすごい、イリュージョン。やっぱりスリル・ミーは光の使い方が上手。

一生懸命メモしている時の『私』の姿勢の良さが大好き。というか常に姿勢が良いのが育ちが良くて好き。『彼』の登場シーンも何度でも好きです。良い角度すぎる(体が)

そして『彼』が来た時の『私』の「待ってたよぉ」が糖度120%すぎてすごい、砂糖菓子かな。一気に手つきと目つきがうっとりと艶っぽくなる『私』すごいな…『彼』のぬくもりを求めて三千里……。

 

前田彼の手つきが好きな話

「やさしい炎」で『私』が「触って」とお願いした後の『彼』の手つき。

まっすぐ『私』の手に触りにいくのではなく、手首を返してダンスのエスコートをするかのようにふわっ…と触りにいくところがとても綺麗。いやそうだよね歌い始め「狂ったようにダンスを踊る」だもんね……。

そしてわたしは『私』がここで「触って」とお願いする意味があまり分かっておらず、毎回「随分急だな…」と思っております。

 

血の契約のシーン

ナイフで『彼』が自分の指先を切る時、水面に触れるかのように優しくなめらかにちょんと触れるのが本当に美しかった。ナイフに触れた後、手首を返しつつ指先を少し捏ねる仕草が神秘的……。目つきもうっとりとしていたような。

そういえば『彼』の「前にやったことある」発言はどういうことなんだろう。血の契約をしたことがあるってこと?他の人と?人生大丈夫そ?血の契約って人生でそんなに何度も繰り出しちゃいけなくない?一生のお願いくらいのレアリティだと思ってたんだけど。

前にもやったことがある=自分で傷をつけたことがある=自傷だったらどうしようかと思ったけど、そこはわからない。

そして血の契約の時の『私』が注射を怖がっている子供のようで愛おしいなとおもった。ハンカチを仕舞うタイミングがペアごとに違うらしいので地方公演では注目したい。

 

53歳と19歳のスイッチ

全部好きだからもう書ききれないんだけど『私』の年齢の入れ替わりが見事過ぎて木村達成さんの演技と声色と歌声と歌い方と表情と雰囲気(つまり全て)の幅の広さに心の中でスタオベしてしまう。53歳になった瞬間の影の濃さと体型のずんぐり感がすごい、なに、なんで、どうして。

後半になるにつれて入れ替わる箇所が曖昧になっていくと思うんだけどいつだってぬるりと入れ替わっていてすごい、こわい、たすかる。いちばん「すっご…………」と思ったのが、どこだっけーーーーーーーー!たしか後半で、『私』が後ろを向いて数段上に居る『彼』の腰あたり抱きついていて、腰にあった手をスッと抜いてそのまま手枷のポーズして客席側を向いた時です。スーーーーーーーーッ…………………(役者の素晴らしい芝居を噛み締めている音)

 

ピアノ

落合さんのピアノ大好き。いやピアノの聴き分けとかできないし他のペアまだ観てないからアレなんだけど…。一音一音が立っていてポロンポロンしてる感じが好きです。

やっぱり始まりのピアノの音がすごく大好き。

ていうか100分ほぼ弾きっぱなしすごい。人間って100分ピアノの前に居られるんだ。役者2人にピアニスト1人。ピアニストは捌けられず、『私』もほぼ出ずっぱり、『彼』もほとんど捌けられないこの舞台すごい。作ろうと思った人の精神心配になる。ありがとう作ってくれて。

あとピアニストってずっと後ろの壁向いてるけど、一体どうやって合わせてるの…?舞台上見られるモニターあるのかな?なんかもう全てのタイミングが天才すぎて観てる間に祈りのポーズしてしまう。このミュージカルはペアだけどトリオ、トリオの舞台だよね。大好きだなぁ……。

 

99年も死にたくないも大好きなんだけどもう書くアレがないからこれはまた違う日に書こう。

 

木村達成運動神経最高シリーズ

・キレがありすぎるオイル撒き

・勢いのありすぎる一斗缶投げ

・ナイスカバンキャッチ

・高速新聞抜き(着席0秒ノールック)

・高速新聞投げ

(番外編)

・うますぎる腰抜かし(やさしい炎)

・なにのシーンか忘れてしまったけど寝っ転がってゴロンと一段下に落ちるところ

ずっと気になっているんだけど、腰抜かしとか仰向けに寝転がるとか、腰にあるマイクの本体(?)当たって痛くないのかな…?お身体どうか大事になさって……。

 

ふたりの演技とか歌とか

前田公輝さんの演技がすごく好き

冒頭の『私』が『彼』に「大学院に入るんでしょ」と聞いて「何で知ってる!」になるシーン。『彼』がイラっとした瞬間に目をパシパシパシパシッって素早くまばたきをしていて、なんか感動してしまった…。表に出てくる感情はイラつきだけど、本心では驚いていたのかな?という…この……バランス…。好ッ。

その後も『彼』に注目して観てみると、目をぐりっと動かしたりまばたきをしなかったり、目線の動きが細かい…!!やだもう!

基本的に表情が抑えめな前田彼だけど、目だけは語るというのが『彼』然としていてとても好き…!!

そして前田『彼』が話すイントネーションがすごく好きです。なんていうんだろう〜〜、『私』に返事をしている時は、言葉ひとつひとつの粒が立っていてテグスで全部ぬらぁ〜っと繋がっているような、不気味な滑らかさのある喋り方。これが絶妙に冷たさと言葉がスラスラ出てくる頭の良さを醸し出している気がする。

でも自分のことを話したり犯罪計画について話したり興奮しているときは思いっきり声も大きくなるし、表情も豊かになるんですよね。好きすぎ。

あと悪い顔が「悪いことしてるぜ!!」って感じの顔で好き。楽しそうで何より。

 

もちろん木村達成さんの演技も大好き

ミュージカル四月は君の嘘から出演作を欠かさず観てきましたが、こんなに言葉どころか文字ひとつひとつをくっきりはっきり発音して話す・歌う姿を観るのは初めてなような気がします。特に歌。滑舌とかの世界線じゃなくて、もはや新たな発音法では?と思うくらい、粒の立った文字を繋げて言葉にし、セリフと歌の境界線ギリギリを歌い上げていて、また新しい木村達成だ……とうるっときてしまった。天井知らずなのか。

スリル・ミーってそれくらい他のミュージカルとは趣向の違う作品なんだなと思いました。演劇的というかね。でもわざとらしくなくてね。他のペアも早く観たい。

これは無粋だな…と思いながら言葉にしておきますが、グレー寄りのスーツ+メガネの装いをしても、醸し出す雰囲気・話し方・表情から全く有馬公生を感じなかったのが本当にすごいなと感じました。四捨五入したらビジュアル同じなのに。

 

「やさしい炎」で手をぐわっと広げるところが大好きすぎるんですが、それまでは『私』が不安げで甘えているような表情をしているのに、手を広げた瞬間すごくキリッとするというか、男らしくなるというか、『私』の素の部分が見えるようでとても好きです。

全体的に甘えてる顔というか困り顔というか、『彼』に可愛いと思ってもらえるように振る舞っている顔で本当に可愛いなと思います。『私』じぶんが可愛いって知ってる振る舞い。

 

ふたりの歌声

ふたりの歌声も歌い方も大好き。歌と感情のバランスがきれいで聴きやすいというか……。良い意味で癖がなくてすごく聴きやすいよね……。

前田彼の感情の揺れ動きが少ない澄んだ歌声に、焦り・悲しみ・甘えの入った深みのある木村私の歌声が絡みつくようで、とても美しいな……となりました。個人的なイメージは、透明でまっすぐなテグスの周りを何本何色もの毛糸が複雑に絡みついているイメージです。

そして、まれに『彼』が興奮して歌声がより豊かになった時、ふたりの歌声は無限の広がりを見せていて「このふたりなら何かすごいことを成し遂げてしまうんじゃないか」と錯覚してしまう。

それを最初に感じたのは「やさしい炎」のところで、ふたりが両手を広げるところでぶわぁ~っと歌声が広がって、それこそ燃え上がる炎のように劇場を包み込んでしまったのが印象的でした。歌がうますぎるよ、きむまえペア~~~~

他のペアをまだ観られていないから分からないんですが、このふたりが歌う曲はどの曲もグッと一歩踏み込む瞬間があるというか、ギアが入る瞬間がある気がして、聴けば聴くほどふたりの世界に呑み込まれていく感覚があります。

 

契約書のシーン

まず曲が良くてめちゃめちゃ好きです,癖になる。あと毎回(観たの2回ですが)「契約書のシーン来るの思ってたより早いな!?」になります。

この曲の"ジャッジャーン!!ニーチェには書いてある~"ってなるところが大好きすぎるから一生聴いてたい。

あとこのへんで『彼』が「俺"たち"は凡人とは違う」って言ってるの優しいな……ってなります。俺たちって笑(照)。『彼』は『私』を下に見ている節があるけれど、しっかり認めているよね。

 

『彼』が契約内容を歌った後の『私』の「できる限りで…」ってしたたかに付け加えるところも大好き。木村彼の上目遣いながらも意思のある視線が大好き。あとすべての言葉がくっきりはっきりしているのが大好き。

 

あと『私』が「その場合、BはAに対しても~」と歌い始めた時の言葉のくっきりさと声のデカさが大好きすぎる。この曲はちょいちょい格式ばった歌い方があるのが魅力的。事務的に聴こえるところが契約っぽくて好き。

 

一番好きなところは「二人はこれで完全な絆で繋がり結ばれた」です。「完全な絆で繋がり」の声のデカさすごすぎて大好き、大好きです。

でももっと好きなのは「誰も知らない契約書には~」から先です。メロディーが良すぎる。『私』の「僕たちの」の高音も大好き。この曲の終わりのピアノのメロディーがちょっと不気味で、これから良くない方向に転がっていきそうなメロディーなのもすき。スリル・ミーって、右に左に転がり落ちていくようなメロディー?が多くて好き。好きって好き以外に何て言えばいいんだろうね、困っちゃうな。

 

結末を知ってから観るスリル・ミー

犯罪が終わった後の「超人たち」で『私』が「まだ震えてる」と歌うところ。初見では犯罪を犯してしまった怖さで震えてると思ってたんだけど、もしかして『彼』と一生一緒に居られる状況に一歩近づいたから震えているのか?になった。武者震いなのだとしたら……『私』ってどこまでも純粋で恐ろしい人ですね……。

 

初見でなんとなく変だなって思ったシーンがあったんだけど、2回目を観て「ここだ!」になった。『私』が『眼鏡を落とした」と騒ぎ始める前のシーンだった!

『私』が「メガネがない!!」と騒ぎ始める前、目にぐっと力を入れ肩に力を入れ少し深呼吸をし、何かを決意しているようでした。初見ではなんか「あれっ?」と思っただけだったけど、2回目でそれが「これから自分の計画を遂行するぞ」の決意・気合い入れであると気づいてしまって、怖くなりました。初見で全然気づかなかった………。楽しすぎる……。

 

木村達成が演じる『私』

あまり細かい表情まで観られてないし、まだストーリーを消化するのに精一杯な時点での印象ですが、木村達成が演じる『私』はとにかく満たされていなくて、他人、特に『彼』に肉体的な救いを求めている印象。とにかくぬくもりが欲しい人。寂しそうで可哀想な人に見えました。

家がお金持ちであることと父親が有名であることはセリフから読み取れるけど、ほかは余白があるところがこの舞台の面白いところだなと感じます。

木村私は育ちが良くて、純粋で、環境は恵まれているけど親から愛情は与えられなかった子供のように見える。目に見える・耳に聞こえる愛情に飢えている印象が強くて、可哀想に見えた。

そして『彼』との距離が物理的に近づいたときのうっとりとする眼差しとか、一瞬で火照っている(ように見える)感じとかが本当にすごい。人ってそんな一瞬でやる気(やる気)になれるんだ。『私』、常にワンチャン狙っててすごい(?)

thrill meのタイトル回収は意味がわかった瞬間震えたけど、ふしぎと「そっか君は最初からずっと……そう……(しょんぼり)」になった。気づいてあげられなくてごめんねと思った(?)(おそらく推しの贔屓目)

 

前田公輝が演じる『彼』

前田彼は弟にコンプレックスがあって、家族とすこやかな関係を築けなかった人という印象。『彼』の行動原理の根源が承認欲求に感じる。とにかくすごいと言われたい、注目されたい、自分より上の人に認めてもらいたいという感じ。だからたぶんいくら『私』がぞっこんでも、足りないんだね。『彼』も愛情に飢えている人だなと思う。

でも不思議と「犯罪を犯すために『私』を利用するぞ!ガハハ!!」という邪悪な心は感じなくて、『私』に対しては「からかいたくなっちゃうなぁ~(にこにこ)」みたいな気持ちで接しているように見える。すごく『私』のことを愛しているように見える。「レイ」の言い方とか優しいし、言い回しのはしばしから優しさを感じる。

『私』の要求に応えると相手が満足して離れてしまうから、焦らして弄んでギリギリ『私』が執着心を持つところで止めているように感じる。さすがにメンヘラ製造機すぎる。

 

そのほか考えたことなど

ニーチェへの傾倒

最初はニーチェにハマる『彼』に少し呆れていた『私』が、知らぬ間にめちゃめちゃニーチェにハマっていてびっくりした、いつの間に。最後の方で『私』が「ニーチェは何て言ってる」って質問するとこゾッとした。

『彼』は自分に酔うために…自分の頭の良さを証明するためにニーチェを信じているように見えた。純粋な興味もあると思うけど。でも一番は、寂しさを紛らわせるために何かひとつ信じるものが必要だったんだろうなと思う。じゃないとやってられなかったんちゃうか。

一方『私』は完全に『彼』きっかけでニーチェにハマっていて、なんていうか、自分のためよりも「好きな人に近づきたい」とか「好きな人と同じ景色を見たい」的な動機のほうが、常に熱量高く物事にのめりこめるのかなと感じた。

『彼』のことが好き、という感情の強さ。愛は人を強くさせるし狂わせる。最終的には『彼』よりも『私』のほうがニーチェに心酔していたのでは?

あ、いやでも『私』はニーチェに嫉妬していたのかな……。眼の前にいる自分より、本の中の哲学者に夢中になる『彼』を見て、ニーチェに嫉妬していたのかもしれない。

 

頭が良いがゆえに求めるスリル

IQが高い、という意味で頭の良かったふたり。きっとふたりには、(少なくとも)わたしとは違う解像度で世界が見えていたんだと思う。入ってくる情報への感度・解像度が高くて、きっとすぐに理解してしまうんだろうな。だから普通に生きているだけでは退屈でスリルを求めるようになったんでしょうね。そこでスリルを求める向上心、他に使えんか?

しかし高IQの人はこの世に未練がないというか、この世のことをつまらないと感じて、この世界から別れを告げる確率が凡人よりも多いと聞いたことがあります。『彼』と『私』はそうならなかったのはすごい。特に『彼』は、家族とすこやかな関係を築けなかったことでこの世への執着と未練がめちゃめちゃあったように感じる。

 

いちばんびっくりしたこと

『彼』が服役中に他の受刑者の殺されて亡くなったことが一番ビックリしたんですけれども!!!!??こんなに呆気なく人っていなくなってしまうんですね……。鳥かごの中で『彼』を失ってしまった『私』、すごいな。罪人ですけど生きる希望を失ってしまった……。釈放され自由を手に入れた『私』は『彼』のもとに飛んでいってしまうのではないだろうか…と思った(けど史実は違うっぽい)

 

木村達成の『私』と前田公輝の『彼』

ビジュアルがそうさせているのか、声質がそうさせているのか、演技がそうさせているのかはわかりませんが、とても若気の至り感を感じます。若さゆえの軽さがこの事件を引き起こしてしまったような印象。

『私』も『彼』もすごく普通の青年というか、ふたりは邪悪な心を生まれ持った人たちではなく、正しくケアされなかった子供であり、もし誰かが手を差し伸べていれば危険な道を歩むことのなかった人たちなのではないかと感じる。

求めているものは違ったけれど愛に飢えていたふたり、でもお互いを愛し合い、よりよい自己を実現するためにお互いを利用したふたり。「家族とすこやかな関係を築けなかった」という共通点と、「すごく頭が良い」という共通点を持つふたり。特に後者は、飛び級するくらい頭が良いのにふたり一緒なんだから本当に特別な関係だったんだろうな。あとシンプルに「お前としか話が合わない」状態になりそう、頭が良すぎて。『彼』は大学に入って生きる世界を広げたことで、他の人間との関わりを持ったわけですが、『私』はずっと『彼』なことしか見てなかったから世界が広がらなかったんかな……。

ここまで綺麗で完璧で複雑で悲しい共依存があるだろうか……。

そしてもしこれがthrill meで済んでいればよかったのにと願ってやまない。もし『彼』が『私』という存在にスリルを感じていたら、こんなことにはならなかったのに。

 

おもしろカーテンコールレポ

めちゃめちゃオモロ&可愛いが起きたカーテンコールでした!スリルミーでそんなことあるんだ!

全部でたぶん7回。途中でヒューっと歓声も上がって、盛り上がりました。珍事が起きたのは6回目と7回目でした。

6回目

『彼』のハットをかぶって出てくる木村達成。顔を見せないように少し下を向いて出てきたのが印象的。

ロープを手に持って出てくる前田公輝。ちょっと笑ってた気がする。(角度的にあまり見えず…)

客席、戸惑いと爆笑。

木村達成、ハットを取り、胸の前に持ってきて一礼。

前田公輝、ロープを手に持ったまま一礼。

たぶん公輝くん笑ってた!

 

おもろすぎるやろ…になり、拍手を止めない観客たち。

 

7回目

(確か)笑いながら登場した、ロープを首に巻いた木村達成

めちゃめちゃ困って登場、毛布を首に巻いた前田公輝。

客席爆笑!!

木村達成がしー🤫のポーズをし、歓声と拍手が一瞬で止まる客席。驚きの統率力。

「じゃ、あとはよろしく!」って感じで静まり返った瞬間走り去って行く木村達成

「俺?」って感じで困り顔する前田公輝。最後に「うちの人がすみません…」って感じでぺこぺこして退場!

 

スリルミーでそんなことあるんだ…!?

観ていて「絶対戦犯木村達成!!!!」って思った記憶があるんだけど、もしかしたら公輝くんが「この人この人!」って指さしてたかも…記憶が曖昧…。

個人的には6回目でふざけちゃったせいでもう1回やるハメになってる2人という構図がとてもツボでした。

あと絶対に木村達成は「秘密」のつもりでシーッてしたんだけど、全然静かになっちゃった客席めっちゃおもしろかったです。ここに書いてごめん。

本編の感動が一旦吹っ飛んだけれども、とても楽しくてスペシャルなカーテンコールでした!

木村達成と前田公輝のヤンチャな少年っぽさが垣間見れてとても嬉しかったです。スリルミーのカーテンコールで遊ぼうという強い意志、大好き。本編がハードなだけに、観られると安心します。前田公輝の圧倒的兄力と木村達成の圧倒的弟力を感じました。

これは地方公演も楽しみだなあ!!!!

ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー

 

木村達成と前田公輝がスリル・ミーを上演する世界線に生きていてよかったと心から思う。99年続いてほしい。

 

気がつけば前田公輝さんのファンクラブに入会しオフショットを眺めていた。投稿数の多さすごっ。木村達成さんもファンクラブで最高写真を更新してくれてぼくもう思い残すことない。まんぞく。地方公演もコラボラジオも楽しみだー!

何よりも、木村達成さんと前田公輝さんがとても気が合いそうで仲良さそうなのが1番嬉しい。すこやか陽キャギャルであれ。

 

これから地方公演!どうか無事に幕が上がりますように。みんなすこやかに過ごせますように。

 

おわり