
友達がプレゼントしてくれたピーターラビットくんと共に
ミュージカル『Under The Mushroom Shade』
2025.6.21〜6.29 @サンモールスタジオ
しあわせだった〜〜ほんとうに……。
ほんとうにずーっとしあわせだった。
ゆめみたいな時間だった。
ずっと観るのを楽しみにしていた作品がこんなにおもしろくて、音楽が素敵でキャラクターも魅力的で全部が好きで……こんなに幸せなことって、あっていいんだ!
奇跡!
長くなりそうなので先にもくじ!
心待ちにしていました
この作品ずっとずっと心待ちにしていました。
なんか、息切れしちゃうくらい心待ちにしてた。
どれくらい心待ちにしていたかというと、これくらい。
あ!別に読まなくていいです。今から書くので(書くんだ)
potea.hatenablog.com
読み返してみたけど、楽しそうね。よかったね。
どうしてこんなに楽しみにしていたかというとですね!
私は「スペシャル大好きビックラブミュージカル」として『四月は君の嘘』と『CROSS ROAD』を掲げて生きておりまして!
どちらもミュージカルを観劇する楽しさ、役者さんを応援する楽しさを知り、深めるきっかけとなった作品なのです。
そしてどちらもプロデューサーさんが白石朋子さんで!
プロデューサーさんって何する仕事なのかイマイチ分かってなかったし、どれくらい作品の内容に関わる人なのか分かってなかったけど…。
だんだん「プロデューサーって作品の全てに関わる人っぽいぞ」ということが分かってきて〜
なんかとりあえず白石さんのこと追いかけたら素敵な作品に出会えるのかも!と!思っていました。
各作品のSNS公式アカウントとか、繰り広げられるコンテンツから作品愛をたくさん感じて、本当に素敵なの。
君嘘の公式先生、可愛らしくて大好きだった〜。
今年もきっと大好き。お元気ですか先生〜
君嘘って毎回マジのケーキが出てくるんだけど(かわいい)、地方公演の時は「今日のケーキはこれだよ〜」って報告してくれるの。ご当地ケーキだったり、ピアノケーキだったり、楽日とか誰かの誕生日にはフルーツ盛り盛りスペシャルケーキだったりする。めっちゃかわいい。舞台上で本当に食べてる役者たちも本当に可愛い。大変そう。
きらきら星抜き打ちテスト今年もやってほしいな!島くんのテスト結果がいちばん知りたいです、何卒。
たぶん白石Pの手腕。違ったらすみません、悔い改めます。
↓恐怖のきらきら星抜き打ちテスト(男子)
藤沢文翁さんのファンミに行ったらシークレットスペシャルゲストが白石さんで(なんでやねんすぎ)、すっごく楽しそうに舞台と文翁さんについてお話されてて「あ〜本当に舞台好きな方なんだなぁ…この人のやりたいこと全部叶ってほしいなぁ…応援したいなぁ…」って思って。
その後この作品が発表されて、白石さんが脚本演出をされると知って「そんな突然できるんだ、すごすぎ」って思って。
ホームページのあらすじとキャラクター紹介を読んで「え!絶対好き!ありがてぇ〜〜」と思って。
キャストが魅力的な3名で。
スタッフ陣もよく見たらVOICARIONとかクロスロードで見たことあるお名前ばっかりで。
白石さんがやりたいことを実現するために、今まで関わってきたスタッフキャストが集まったんだろうなぁって伝わってきて、観る前からあたたかい気持ちでした。
愛で輪郭をフチ取ったミュージカルだなぁ〜
あと白石さんの制作ブログから、関わってる人のことをすごく大切にされてるんだな〜って伝わってきて、素敵だなぁ〜ってにこにこした。
こんなにあたたかい方が創るミュージカルって絶対素敵だなって思ったし、音楽もお芝居も絶対に素敵だし…
なにより、自分がミュージカル好きになったきっかけをくれた方(白石さん)が作者で、好きな役者さんの出演が決まっていて、その役者さんを好きになったきっかけは白石さんで…。
って!ミラクルすぎ???
こんなに幸せなことあっていいのかな?
え、これなんの作文?
とにかく!なので!わたしはこの作品をとっても楽しみに!していました!
愛に溢れた空間と音響と照明
劇場がとにかく愛と可愛いに溢れてて!素敵だったー!

階段に飾られた柔らかい光
ぐるぐる階段を降りていく地下深い劇場だったんだけど、やさしくあたたかく、淡い光が出迎えてくれました。
劇場ロビーにはかわいいと噂の着到版!星取表!そしてMushroom Post !かわい〜。

狭くて綺麗に撮れなかったのが心残り!

観た後にハッとなったピーターラビット初版本
うさぎときのこがいっぱいのロビーが可愛かった。こんなにたくさんの飾り付け、愛!
物販のお姉さん(たぶん舞台監督さん)も優しくて、普通に白石さんがチケットの受付してるしで、アットホームな空間だった。(観客がホーム側かアウェイ側かは審議)
空間と音響
舞台の空間と音響もすっごい素敵だった!
薄暗い(本当に薄暗い)客席に入ると、くすみブルーや白な毛糸玉?みたいな、淡い光の玉がぽわぽわ浮かんでて幻想的。客席側にも舞台上空にもその光が浮かんでて、森に迷い込んだみたいだった。
開演前も客席の前後左右からリーリー虫の声が聞こえたり、鳥のさえずりが聞こえたり。川辺にそっと寝っ転がった時みたいな気持ちになった。音響が3Dですごい!
公演中の音響もすごかった!
マイク無いのに、なんかめっちゃ聞こえる。ふしぎ。
狭いからなのは、それはそうなんだけど!
歌はスーッと響き渡るのに、台詞になったら普通に喋ってる声に戻るの。でも「マイク通してます!」って感じもなくて、台詞と歌が違和感なく聴こえてきて、すご〜いって感じだった。(アホの感想?)
さすが最新技術AFC!
一番すごいなって思ったのはロンの「行ってきた、きのこの森」ってささやきが声がめちゃめちゃ聞こえた事なんだけど、あれは本人の声量と技術がすごいだけ?何?
照明
照明もだいすき!!
ヘレンが空想の世界に入ったり、ロンとヘレンで2人の世界に入ったときに森の影絵みたいな照明になるの好きだった!きれい。
ずっとヘレン1人の時しか森の影絵にならなかったのに、初めてロンと2人で森の影絵になった時感動した。やっとヘレン以外にきのこの森が見えた人がいるんだね、よかったね〜ってなった。
特に印象に残ってるのはヘレンとママが薔薇の歌をうたうとこ…(?)
照らしすぎず、ちょっと影のある夕暮れ時みたいな照明で!表情はあんまり見えないけど、幻想的で素敵だった。そんな味のある照明ができるのも客席が近い小劇場ならではなのかなって思った!知らんけど。
あとね〜いちばん好きな照明は序盤のヘレンの「あなたのお庭の隅だれがいるの」の時にライトがキュイーンって小さくなるとこ!「ヘレン頑張ってお見合いしてたのに自分の世界に入っちゃった!」って視覚でわかるのがおもしろくて好き。漫画みたい。ここのママのストップモーションも大好き!
あとあと、後ろの幕に映る水面のきらめきみたいな照明も好きだった!
綺麗だったなぁ〜〜。
空間の使い方
あとね〜舞台上の空間の使い方も好きだった。
好きだったというか、すご!ってなった。
左右にある出入り口の使い方でヘレンのお家か出版社かを使い分けてるのがおもしろかった。
ヘレンのお家の時は、真ん中で部屋が分かれてるから左右の出入り口どっちも使う。出版社の応接室は広いから下手側しか使わないんだよね!おもしろ…!!
こういう空間の使い方の工夫を見ると「舞台って面白いな…いいな…」ってなる。
ロンの告白の前に、ヘレンとロンがそれぞれ別の部屋で想いを歌うシーンが大大大好き。背中合わせで別々の部屋で同じ想いをなぞるところが大好きだった〜…。舞台上では同じ空間なのに違う部屋なのが、なんか、舞台っていいよね…。(さっきも言ったね)
それはそれとして机とミニ椅子とソファーが左右真ん中に配置されてる中めちゃめちゃ座って芝居するから、客席との距離が近い小劇場では死角がありすぎました。すっごい真横向くし!あれも小劇場ならではのリアルなお芝居で素敵なんだけど、それはそれとして…観えないところがたくさんあって悔しかった〜。
個人的には後ろの席の方がこう…ドールハウスを眺めている感じで、お芝居と物語をまっすぐ受け取れる距離感だったなって感じた。目線が飛んでくるというか…。いや目線が欲しいわけじゃないんだけど!!!
前方はね、物語全体を見るには近すぎた気がする。お芝居が頭上で飛び交ってる感じ?
物語を受け取るのに適切な距離感ってあるのかも…って学びを得た。
でも良い体験だった!あんなに近くで息遣いまで感じられる観劇体験ってそうそうない。幸せだったぁ…。
あと最前は「すぐそこすぎ笑笑笑笑」って感じで、もはや気まずかったです。体バキバキやし。
歌っている表情を下から覗き込むことってあんまりないから申し訳なかった。歯科医師しか知らん角度で役者の顔を見ることになってしまった。
いま私がここで変顔したらどうなるんだろう、とか。今トートバッグを前にひっくり返したらこの舞台の世界を壊してしまうな、とか。そんなことを考えましたね、最前。楽しかった!
編曲ってなに……?
「江草さんが天才」とインスタライブなどなどで聞いて「そうなんだ〜!」と思うと同時に「編曲家って何する人…?」ってずっと思ってました。すみませんほんとうに。わたしも江草さんの天才を感じたいよ〜!!
作曲家小杉さん。音楽を作る人。わかる。神。
ピアニスト江草さん。舞台本番に演奏する人。わかる。神。
では編曲の江草さんは…?
わからない。何?
あ、演奏と同一人物なことはわかる!
そういうことではない。
「編」と付いてるから音楽を編集することは分かるんだけど、ミュージカルの曲として出来上がった音楽を編集するの?なぜ?と思っていました。
すみません…本当に何も知らなくて……。
あと本当に音楽について疎くて…「そんなことにも気づいてなかった!?」ってとこあると思うけど許して。
で!今回この舞台を観て謎が解けた気がする!!
けど全部勘で書くから間違ってるかも!!
まず「おーん…?」と気になったのがクラファンのリターン一覧を眺めてて目に入った「楽譜(4曲分)」という文字でした。
「いくつか曲があるうちの4曲だけ選ばれるんだ!へぇ!」とその時は思っておりました。2時間の3人ミュージカルで4回しか歌わないこと、さすがにない!と思ってたので。(合ってるけど合ってない)
そうして舞台を観て、とにかく音楽が素敵で…。
川のせせらぎのような、風がスーッと吹き抜けるような、水面がキラキラ輝くような。美しくて、柔らかくて、客席を爽やかに撫でる音楽が聴いていて心地よかったです。
きのこがぽこぽこ生えてくるような、スキップしちゃいたくなる曲もあって楽しかった!きのこ♪きのこ♪
劇場を後にして音楽素敵だったな〜と思い返していて、
「私の好き」って歌詞が「みんなの好き」に変わって「きみの好き」に着地するの素敵だな〜と思ったり。
特にヘレンの「三角帽子かぶってる♪」ってウキウキしたフレーズと、ロンの「いつでも兄たち追いかけて〜」って切ないフレーズが同じメロディーなのが好きだなって思ったり。
…………はっ!!!
「よく考えたらこれ同じメロディーどころか同じ曲だな!?」って数日経って気づいて(遅!)
台本を開いて、本当に同じ曲なことを知りました。
sideヘレン、sideロン的な。
え…!?
ぜんぜん印象ちがう!!!!!!!!!!
歌うキャラクターとテンポと歌詞が変わるだけでこんなにも受ける印象が違うのか!と、びっくりでした。結構ほんとうに真剣に違う曲だと思ってた(?)
そう、ここでやっと「編曲ってそういうことか!?」と気づいたのである。(違ったらどうしよう)
てっきり、歌う曲ぜーんぶそれぞれ作曲家が作ってると思ってて…。なんかこう「リプライズ」はそれはそれで1曲カウント、みたいな。
でもたぶん楽譜が4曲ってことは、小杉さんが作曲したのは4曲で、それをいい感じにこう…シチュエーションやキャラクター、舞台の転換に合わせて、音楽を切り貼り練り練りしているのが江草さんなんだな!!って気づきました。(ほんとにそうかな?)
えっ、すごすぎってこと??
0から1を創る人も、1を100にする人もどっちもすごい。
というかテンポとか明るさ(?)を変えて違う印象の曲にしても元は同じ曲なんだ…!?そんなに音楽って変えていいんだ!というか、それでも同じ曲判定なんだ!というか、音楽って自由だなというか!なんか…こう…ね!?そういう驚きがありました。
音楽ってムズカシ!
でね、ここまで書いて数週間経ってから(遅)、そういえば音楽のこと白石さんのブログに書いてあったな!!って思い出して読み返したんだけど……ぜ〜んぜんわかりませんでした!!
え、作曲と編曲って何──。
shroomlab.hatenablog.com
観劇してて心ときめいたのが、ロンが入ってくるシーンで江草さんがにゅっと覗き込んで、タイミングを合わせて弾き始めるのが観えたことがあって!
なんか、本当に役者3名とピアニストが力を合わせて、信頼し合ったうえでこの作品を上演してるんだな〜!っていうのが感じられて、生の舞台って素敵〜!!!って思いました。
カーテンコールで居酒屋の暖簾みたいにこんにちは〜してくる江草さんめっちゃ好きでした。あと靴下でペダル踏んでピアノ弾いてるのが可愛らしかった。(あのペダル、ピアノのペダルじゃなくて譜めくりのペダルなんですってね!Twitterで江草さんがおっしゃってた!)
あと2時間ピアノ弾きっぱなしなのすごい。
私だったら疲れちゃう(仕事だよ)。
歌っている時はもちろん、台詞だけの時も、沈黙の時も、暗転の時も音楽が鳴っていて…それは全部江草さんのピアノで…。
……江草さんが間違ったらおしまいってこと!?
プレッシャー凄すぎ!?
だって指揮者と演奏者を同時にやってるってことでしょ!?
それで効果音的な音楽もつけてるんでしょ…!?
え〜………すごいひとなんだ…(そうだよ)
特に好きだったところはロンが絵葉書を初めて手に取るところ。ロンが絵葉書を取る時にポロンって音が鳴るのが印象的。なんか、ロンにだけ絵葉書の声が聴こえてたみたいで、この音ひとつで時計の針がひとつ進むようで好きでした。
あと、ロンが眠りについた瞬間の音楽も好き。
涙の雫がポロポロこぼれ落ちるような綺麗な音色で好きでした。あれはきっと、ヘレンの涙。
ミュージカル音楽ってすごいなぁ、生演奏って尊いなぁ〜とおもいました。
スペシャル大好きキャスト陣
ハァッッッッ…世界にありがとう。
全員衣装が可愛くて可愛くて……。あと2枚目のきのこポーズ変すぎて好き。
だーーーいすき!!!!!!!!!
来世はりりかちゃんになりたい!
クロスロードのアーシャとレミゼのコゼットで拝見して、可愛らしさの中に芯の強さを感じる歌声が素敵だな〜って思っておりました。
アーシャはクソガキ(褒)、コゼットは可憐なお嬢様。
ヘレンもお嬢様かな?と思ってたら、なんかすごく素朴な女の子で、でも大切に育てられた良い子でお上品で、年相応の無邪気さもあって!とってもとっても可愛いらしかった!!!
親しみやすさというか…現代の子っぽさもあって、ヘレンの語りから物語が始まるからこそ、観客がスッとこの世界に入り込めたように感じます。
梨里香ちゃんのお芝居……ってまだそんなにたくさんの役柄を観たわけじゃないんだけど、なんかこう、内に抱えた想いの表現がすごく魅力的だなって思う。
特に私が「好きィ…!!」ってなったところは冒頭のヘレンの「もしも私が普通の子なら何て答えたの」って歌うところ。
聡いヘレンが、自分が普通じゃないことは理解してるけど、考えても「普通」が何かは答えを出せない苛立ちを抱えているのが感じられて、胸がキューンてなった。
お母さんのことが大好きだから期待に応えてあげたくて、でも自分の好きはやめられなくて、でも現状をどうにかしなきゃいけなくて、でも別に普通になりたいわけじゃなくて…っていう焦りとか困りとか苦しみとかがギュッと詰まった涙目で。
最初のいたずらっ子のように楽しげに歌う姿とのギャップに心ときめきました。
ロンと一緒にいる時の幸せが表情に滲み出てる感じも好き。
楽しそう〜にお絵描きしてる姿もすき!
そして歌声がほんとうに…!すき!
鉛筆を想いのままに勢いよく、でも繊細に走らせるような歌声が素敵でした!!
あとご本人のSNS見てたら結構なギャルでびっくりした。
ロン・ハート役:木内健人さん
なんかまた知らない木内健人さんがいてびっくりした。
パガニーニ、美大生(だっけ…)、イユン、アンジョルラスと観てきたけれど、また知らない風貌と声と歌声とをしていて、役者さんってすごいなーーー!!!ってなった。
だって5日前まで演じてたアンジョルラスと真逆だもん。
かける言葉も、話してる時の声も、歌声も、佇まいも何から何まで違くて「はじめまして〜…」って思った。
もし私がアンジョルラスやってる途中でこの台本貰って開いたら「一旦寝るか………」ってなっちゃうね。
レミゼ大楽からきのこ初日まで4日間しかないだけで一大事なのに、こんなに綺麗さっぱり役柄が真逆なことある!?笑
役者さんってすごいなぁ〜〜
衣装がとっても素敵だった!観る前に友達と「ロンはどんな感じかな!メガネがいいな!髪はふわふわで、ブラウンのスーツとかがいいな!」って言ってたら、マジで本当にそのまま出てきた。
そのまますぎて、ロンが出てきた瞬間「そのまますぎ笑笑笑笑笑」って笑いそうになった。大戸さん生井さんありがとうございます、だいすきです。神様?
スーツもメガネも髪型もネクタイもぜんぶお似合いだったなぁ〜。
私は木内さんのお芝居の中でも特に、あたたかくて優しくて、人のことが大好きなんだな〜って感じられるお芝居が大好きなんだけど……。というか木内さんのあたたかいお人柄が素敵だなって思ってるんだけど…ロンがまさにそのまんまみたいな。とってもとっても素敵だった…!!
ロンの喋り声と歌声もすっごく好きだった!
ぼそぼそとも違くて…ふわふわしてて優しくて、常に少し人の表情を伺っているような謙虚さがあって。たんぽぽの綿毛がふわふわ舞うような感じ?
愛されることも愛することも知っていて、誰にでもあたたかく、ティーカップにそっと触れるような丁寧さと優しさのある話し声と歌声が素敵でした。
ロンって今まで人の言葉をまっすぐ受け取って丁寧に言葉を選んでそっと返してきた人なんだろうな〜って感じた。
嬉しいときとか、ふわっとにこっと笑顔が溢れてるところが好き!こう、目尻から笑う感じがいいよね…!
(´ ˘ `)←こんな
アンジョルラスの背中がすっごくカッコよくて印象的だったけど、ロンの背中はすごく小さくて、役者さんって本当にすごいなって思った。
インスタライブ見返したら陽気お兄さんだったので温度差で風邪ひいた。もうなにもわかりませんわ〜!
ヘレンの母役:吉沢梨絵さん
りえさん!ロミジュリの乳母で拝見しておりました…!すごく可愛らしくて、慈愛に溢れてて、ずっとジュリエットと一緒にいてほしいな〜…って思った記憶あり…。
またどこかで拝見したいなぁって思ってたら、叶った!!
りえさんスペシャルキュートすぎ???
なんか、子リスみたい!
まずお衣装が可愛いすぎる。あのままお人形にしてほしい。
でさ、この、慈愛の具現化みたいな…愛をそのままキュッてしました…みたいな方でほんとうに素敵。
ヘレンを愛していて、ヘレンの将来を案じて心配でたまらなくて、どうしたらヘレンは幸せになれるんだろうって焦って困って…っていうのがとっても伝わってくるお芝居で、とってもとっても素敵だった。
特に印象に残ってるのは冒頭のお見合いが終わったところの去り際の表情。あんなに「愛しているが故の心配」が滲み出ている表情はじめて観た…。キュッと困り顔なのが可愛らしかった……。
歌声もすてき…ゆりかごを揺らすみたいに愛に溢れてて、ちょっと切なくて…好き!!
ロンとの結婚を認めてあげるシーンの捌ける時の動きめっちゃ可愛くない…!?あんなにアニメみたいに可愛く歩ける人いる…?かわいすぎ……???
「よし!人生決断したぞ!がんばるぞ!」って感じが伝わってきてかわいい。
あとお笑い(お笑い???)もお上手なんだなって思った。
ロンが「いつもきのこの話になるんです」って言った時の「またあの子は……(・-・)」ってなってる時の表情がめっちゃ好き。
は!あとエア裁縫!!本当に針と糸見えた!すごかった!
チクチクしつつたまに布に糸が突っかかったりしながら、台詞を言いながら、ホックを留めて物理で衣装を直していくという…高度な技!すごい!!
りえさんのSNS見てたら普通にギャルだし(普通にギャルだし)キャピキャピしててびっくりした。可愛すぎ?
作品とか周りの方への愛がとっても伝わってくる文章で、素敵な方だなぁ…ってなった。ゆのみ!観に行きたい!
そしてお子さんをすごく愛されているのが伝わってきて…なんか…そんなりえさんが演じられるママを観られて幸せだったなって思う。人を愛するって、我が子を愛するってこういうことなんだ…ってりえさんから教わった気がします。
いつの日かのマチネ公演の日、「授業参観に行ってきました!これからマチネです!」みたいな投稿しててビビった。
舞台俳優の体力──。
好きなところとか考えたこととか
ミュージカルの感想ってさ〜!むずかしくない?
私はどうしても国語の感想になっちゃう。
グッズの台本を買ったから台詞とか正しく引用もできるけど、ふわっといきます。
気を抜いたらロンの話ばっかりになっちゃった。
ロンという人
ロン!いい人すぎるよ展すぎ!!!!
ベッキーが紅茶持ってきた時に「紅茶に罪はないからね」ってするところ好き。
ロンはきっと、飲まれずに冷めてしまった紅茶の味を知ってるんだろうなって思った。もしかしたら外遊びから帰ってくる兄2人に紅茶を淹れてあげたのに「いらなーい!」ってされてしまった過去があったのかも……とか考えてしまった。
白石さん〜ロンのスピンオフ書いて〜!おねが〜い!
あとロンの1曲目で「母は伝えた旅立つ時僕の手を握って、叶えてほしい幸せを、僕らしい人生を」って歌詞が出てくるけど…。
愛すぎる!!!!3兄弟いる中で、亡くなる直前に手を取ったのがロンだなんて…。3兄弟の中で誰よりも愛されていたんだねロン〜って胸がキュってなった。
ママがかけた言葉がただ「幸せになりなさい」なんじゃなくて、『僕(ロン)らしい人生を」なのがこの物語のキーだなって思う。
ロンもヘレンも自分探しをしている物語。
マッシュルームシチュー
「マッシュルームを大きさ順に並べて」の並べ方が気になる日々。ぐるぐるかな、真っ直ぐかな。お皿のフチに並べるのかな。
私はぐるぐる派!と思ってたけど、なんかロンがまっすぐ並べるジェスチャーをしてたような気もするな。
ロンがマッシュルームたっぷりのシチューの話するところ、幸せそうで観ててにこにこしちゃった!だいすき!
ロンは内気に見えるけど、割と普通にお喋り好きなところが可愛らしくて好き。紅茶を飲みながら両親の話相手ばかりをしていただけある。
あとやっぱりさ、本好きな人って体内で生成される文章の量多いよね(?)
シチューの話の最後で「変わった弟でした」って言うところがすごく印象に残ってて…。
ヘレンが「きのこの話をしてシチューの話をしてくれたのはあなたが初めて!!」と喜ぶシーンがあるけれど、ヘレンが嬉しかったのはそれだけじゃないんだろうなって思う。
ヘレンは普通じゃない自分に困ってて、でも普通になりたいわけではなくて、ただお母さんを困らせたくなくて…って悩みを抱えてたと思うんだけど、そんなところに堂々と「変わった弟でした」と話してくれる人が現れたら……きっとすごく嬉しかっただろうなって思った!!
「変わった弟でした」はヘレンにとって初めて「自分はこのままでいい」と思えた言葉だったのかも。
あとシーンは変わるけど、冒頭のお見合いでヘレンが少年の表情しながら「弟だけ食べられないのニンジンのシチュー」って歌うとこ大好き!!かわいすぎ!!
ここさ、ヘレンの物語の中では、弟うさぎはニンジンを食べられずに終わっちゃったけど…
ロンのマッシュルームシチューの話を聞いて「あのお話の続きだ!!」って嬉しくなったりしたのかな?
鶏肉の代わりにたくさんのマッシュルームをお母さんが寄せてくれた特別なシチュー。ロンだけが知っている特別な味。
3兄弟うさぎの物語にやさしい結末を教えてくれたのは、ロンだったのかもしれないなって思った。
上着の色は青がいいですね
「上着の色は青がいいですね」って台詞、だいすき。ロンが初めてヘレンの絵に筆を添えて色を乗せる瞬間だから(概念)。
「青が"いいですね"」って言い方がなんかちょっとロンのイメージと離れてる気がして!
こう…ヘレンに出会う前のロンだったら「青にしてみてはいかがでしょう?」みたいな、お伺いを立てるイメージがあるけれど…なんならそんな意見も言えなそうだけど…。
思わず「でしたら、上着の色は青がいいですね」って、むふふって笑いながら嬉しそうに言っちゃうところが、もうすぐ出来上がる絵本が楽しみで、ヘレンの絵を心から素敵だと思っているのが伝わってきて、いいよね…!!
初めて自分がヘレンの絵に色を乗せた絵が、絵本の表紙になってるの、嬉しいだろうなぁ〜…
あとこのシーンのヘレンの「旅立ってゆく〜」ってメロディー初めて聴いた時「なんじゃそりゃ!」と思った。ふ、ふしぎでむずかしいメロディー……。
なんか、うさぎが飛び跳ねてるみたいで可愛いなって思った。
ロンの告白と毒きのこ
ヘレンの2冊目の原稿が出来上がるシーンだいすき!!
ロンが、ヘレンが来るのをウキウキで待ってて、ヘレンに会えるのが嬉しくて仕方ないのが暗転中から伝わってきてとってもキュート。ロンの「おはようございます」が、もう何度も何度もヘレンと交わしてきた言葉なんだろうな…っていうのが伝わってくる言い方で愛おしかった。
ヘレンの、ロンの「おはようございます」を受けて「すごく嬉しいけどお母様に言われたばっかりだし…あんまり浮かれすぎないようにしなきゃ…気をつけなきゃ…」ってちょっと迷って葛藤してるところが好き。ヘレンってほんと〜に可愛い。
シーンごとにぐんぐん時間が進んでいく印象だけど、この「おはようございます」の言い方ひとつでキャラクターがそれまでに過ごした時間が浮かび上がるのがすごいなぁって思う。
あと、ロンの「僕が返す言葉は面白いものではないと思っていたけれど、あなたは優しいと言ってくれた。真心をこめた言葉であなたの目が煌めくのを感じるんです」ってセリフがすごく好き。
「面白いものではないと思っていたけれど」って自信なさそうなのに反して「真心を込めた」って自信を持って言えるところが素敵だなって思う。ロンは人にかける言葉を大事にしていて、そこには絶対的な自信があることが伝わってきて、ロンの芯の強さが垣間見える気がする。
自信なさげだったロンが、ヘレンの存在で明るくふわっと照らされるのが好きだな〜。
ヘレンって最初は「自由気ままで自分の話ばかり」みたいな描き方をされているけれど、ロンが絵葉書からたくさんのことを受け取るように、ヘレンもまたロンの言葉に込められた想いをきちんと汲み取れる人なんだ…って、このシーンでより分かる気がして好き。
ロンの告白の一言目が「もっとあなたと一緒にいたい」なのがとっても大好き。
……ロンとヘレンが初めて会うシーンで、ヘレンが呼び名を「ポーターさん、で結構です」とお願いするシーンが印象に残ってて。
「ミス・ポーター」という呼び名は「私は結婚してない女性です」と宣言することで…それは「女性は結婚ありきの人生で、自分は社会の規範の中で生きる女性です」と宣言することで…ヘレンはきっとそれが苦しかったから「ポーターさん」と呼んでほしかった。
ロンも急なことで「はい?」って目をまんまるにしてたけど、まずは言われた通り「ポーターさん」と呼んであげる。相手の真意をパッとは理解できなくても、まずは相手の言葉に耳を傾ける。人と関わるうえですごく大切なことだと思いました。
で、ロンはヘレンとそんなやりとりをしていたし、ロンはヘレンのことが大好きで大事に思っていたから「結婚しましょう」ではなく「もっとあなたと一緒にいたい」って言葉が最初に出てきたのかなって思うと……ヘレンのことを1人の人間として尊重しているのを感じられてとっても好きでした。
こう…結婚は行き着いた先に制度があっただけで、まずは2人で時間を共に過ごしたい気持ちがいちばん!みたいな心の順序が好きでした。
あとロンの「僕の言葉であなたの目が煌めくのを感じるんです」的な台詞!(さっきも書いちゃったとこだけど)
言葉を尽くして人と接するロン、言葉よりも先に表情に表れるヘレンみたいな対比を感じられて好き!!
そして毒きのこ!!ヘレンの嬉しくて涙が溢れそうになりながらイタズラっぽく言うところがとっても!かわいい!!すき!!!!!ヘレン、愛おし人間!!
ロンの「シチューにして食べてしまいましょう」って返しも大好き。毒きのこのシチューって食べたら死んじゃうけど…ロンの不器用な精一杯のユーモアを感じられて好き。
やめるときもすこやかなる時も一緒にいようねってことだよね。
3ページ遅れの僕の人生
ロンの!「3ページ遅れの僕の人生」って歌詞が!大好き!
3兄弟の末っ子を本に例えているのがオシャレだし、ロンっぽいし、なんかこの一節が妙に好き。
本ってテレビや舞台と違って唯一、受け手のペースで物語を進めることができる娯楽だと思うんだけど…。この歌詞から「たとえ3ページ遅れでもいつか人生のページをめくる時は必ず来るからロンはロンのペースで生きればいいんだよ」…みたいなメッセージを勝手に感じて好きでした。
ヘレンとヘレンのママとロン
ママの、母親として常にヘレンの幸せを願っていて、でもクリエイターなヘレンの気持ちも分かるからその部分も尊重してあげたくて…って想いがいつもギュッと眉間と目元に詰まっているのが好き。
りえさんってほんとうにかわいい。
ヘレンのママが、ヘレンだけじゃなくてロンとも仲が良い(?)の好き!ロンとヘレンママが「うふふ…えへへ…」ってお話してるのso cute…。
ヘレンのママがロンのことを息子のように愛しく思ってるのが素敵…。結婚認めてあげるところで「ロン〜〜〜」ってママがハグしにいくの観て愛おしすぎて胸いっぱいになっちゃった。早くにお母さんを亡くしたロン、ヘレンのママに出会えてよかったね…のきもちになった。
あとこのシーンのロンの「ヘレン、跳び上がって喜びます」がほんとうに嬉しそうでべしょべしょに泣いてて好き!そんで実際ヘレンは跳び上がらないところまでセットで好き!!
最後の方のシーンの、ヘレンのママの「愛してるのその先をもっと聞いておけばよかったわ」ってセリフがすごく印象に残ってる。
ヘレンに言葉を尽くしてロンとの向き合い方を伝える姿が必死で必死で、愛に溢れてて素敵だったなぁ。自分がした後悔を絶対にヘレンにはさせないぞという強い意志。
このシーンを観て、ロンはお母さんが亡くなる前にきちんと「愛してるのその先」を聞けた人なんだなって気づいた。「叶えてほしい幸せを僕らしい人生を」だもんね。
だからロンも、夢と現実の狭間でヘレンに「きのこの森を見つめ続けるんだよ」って「愛してるのその先」を伝えようと思ったのかな。
ヘレンの手を握って「きのこの森を見つめ続けるんだよ」って伝えるのは、ロンのお母さんが最期にしてくれたことと同じだね…きのこの森を見つめ続けて、って、ヘレンらしい人生を送ってねってことだもんね。
脚本うますぎ??勘弁してください。
きのこの森
ヘレンにしか見えなかったきのこの森がロンにも見えるようになって、終盤にはヘレンにとって「ロンが居ないと見えないもの」に変わっていったのが好き。それだけヘレンにとってロンが大切な存在だったんだなぁ…。
そして最後にロンが居なくても、ロンを側に感じながら1人できのこの森を見つめ続けられるようになったところも好き。ヘレン、つよい子!!
逆にロンの中にもきのこの森はあり続けて、きっとずっと綺麗なきのこの森の中で生きていくんだろうな〜って最後の白い服着てるシーンでわかるところが好き…。
ヘレンがロンに「きのこの森を見つけてくれたのはあなたが初めて」的なお礼を言うシーンがあるけれど、ロンにとっても、きのこの森を見つけられたことは救いだったんじゃないかなって思う。
こう…ロンは自分が人生で成すべきことが分からなくて、きのこの森さえ見えない真っ暗闇の中に居たから……
ヘレンの絵葉書を初めて手に取った時、ロンにとってそれは初めて見えた森の明るみで、初めて進むべき道が照らされた瞬間だったんじゃないかなって思う。
ヘレンにとっても、自分しか居なかったきのこの森に、誘ったわけでもないのに誰かが足を踏み入れてくれたら…本当に嬉しいんだろうな〜!って、なった。
なんか、ほんとうに綺麗であたたかい物語だったなぁ…。
ひとつよろしいでしょうか
あのさ……ロンが死ぬタイミング難しくなかった!?
ロンが白い服着て出てきた時すでに亡くなってると勘違いして「あらまあ」ってなった。スッと体温のない表情でベッドに向かう姿は死人のようで……。それはそれで神秘的で、ふわふわニコニコなロンとのギャップが綺麗だったけれど…。
でもロンがつま先を揃えてそっとベッドに足を入れて(かわいいね)、タオルケットを自分でかけてすやすやし始めたとこで「まだ生きてる!!ごめんすぎ!!!!!!」ってめちゃめちゃ焦った。心の中で全力で生き返らせた。
ロンが虚空を見つめながらヘレンを呼び留めたあたりで「おやおや…これは……」と思ったけど、「行ってきた、きのこの森」で「思ってたより死に際〜〜〜〜〜〜!!!!」って心の中でひっくり返った。
そしてまあまあなスピードでこの世を去ってしまった…。
でさ、この亡くなるシーンさ!セリフを全部きっちり言い切ってヘレンに手を握られたまま、そっと目を閉じて亡くなっていくじゃない?
顔見えない席だと全然何起きてるかわかんなくない…!?
なんなら目を瞑ったかどうか、横たわってる人の顔を客席から見ても判断できなくない…!?
ヘレンが「三角帽子もう見えない」って歌ってくれるけど、観劇慣れしてないと気づかなそうだなって思った。
……でも、亡くなってるのかただ眠りについただけなのかボカしてる意図もありそう!って思ったからあんまり突っ込まない方がいい気もしている。けど気になる。笑
ロンがまた起き上がってヘレンを優しく励ますシーンが美しくてほんとうにだいすき。
でもそれはそれとして、友達はこのシーンでロン生きてると思ってたらしい。というかエンディングまで生きてると思ってたらしい。おもしろい、かなり好き。
たぶん、ロンが白い服を着て出てきてから
白い服のロン(概念)→白い服のロン(実在)→白い服のロン(魂?)→普通の服のロン(魂?)って現実と虚構が入り混ざってる&ロンの概念からスタートだったから余計に難しく感じたのかなって!思った!
………なんなら、最初のヘレンとママがシーツとか準備してるシーン「お葬式の準備」だと思った!
めっちゃ不思議!だって別に、現代に生きる我々はお葬式を自前で準備しないのに…。「お葬式」と聞いてパッと思い浮かぶアイコンって無い気がするけど…なんであのシーンをお葬式の準備だと思ったんだろ?
やっぱりシーツの白が印象的だったからかな。
あと音楽もちょっと暗めだったもんね。
人間の認知ってふしぎだなぁ。
何だったらお布団〜 というか看病(?)のシーンって受け取れたかなぁ〜って考えてたんだけど、シーツと一緒に洗面器とタオル持ってくるとか?(熱出た時におでこにぺってする描写)
えっこの描写って今の高校生とかに通じるのかな!?
この時代に洗面器あるのかな!?体温計は!?
…はっ!!ヘレンの「お水、召し上がる?」に合わせて、シーツ持ってくる時にお盆にコップとお薬乗せて持ってきてたら、その時点で「生きてる!」って受け取れたかも?
なんの話すぎる、すみませんでした。
ヘレンの「お水、召し上がる?」の言い方が、とにかくロンに何かしてあげたいって必死な気持ちが伝わってきて好きだったな…。
あとロン(というか木内さん)、ヘレンとママが喋ってる間ずっと目閉じてるのにすごく良いタイミングでヘレンのこと呼ぶのすごいなって思った!!そろそろヘレンが来るぞ…って時にもぞもぞ起き始めるのもすごかった。
………そういえば!!
白い服を着て出てくるロンは死人のようで…って書いちゃったけど、公演期間の最後の方でロンがすごく笑顔で入ってきたのが印象的だった。えっそんな変わることあるんだ!?ってびっくりした!!!!(記憶違いかな?そうだったらごめんすぎ)
笑顔で左右を見渡しながら、それこそきのこの森をお散歩するように歩いていて…ロンはいま夢の中なんだな〜って伝わってきて…舞台っておもしろ!!!表現一つでこんなに印象変わるんだ!!!ってなった!!!
立ち止まってソファーを見つめるまなざしからは笑顔がスッと消えて「あ、今現実のロンになったんだな」って感じてすごかった。
私の好き(※君嘘の話題があります)
作品を語る上で「〇〇に似ている」って禁句だと思っています。だって「他の作品の真似っこですよね」って言ってるのとイコールだと思うから。
でも今回は「私の好き、集めてく」って可愛いフレーズに少し助けてもらおうと思います。
この作品を観て「はっ…!」となるところがたくさんありました。
例えば、冒頭お見合いシーンのママのストップモーションとか。ヘレンの「私、どうしたら…」とか。「三角帽子もう見えない」とか。
あの位置のあのソファーとか。ロンとママがハグするとことか。後半でロンが歩いてくるとことか笑。眠るロンが、去ろうとするヘレンの手を握るとことか。
ロンのシチュー(スープ)とか。
君嘘、クロスロード、VOICARION…
この作品は白石さんの「私の好き」がたくさん詰まったミュージカルなんだなぁと、胸がキュンとなりました。
だって、思い浮かぶシーンがどれもこれも私が「好き!」って思ってたところばっかりなんだもん!!!笑
君嘘のストップモーションさ、めちゃめちゃ可愛いくて大好き…………。今年も観られるの最高すぎ?
特に私が「白石さーーーん!!!!」ってなったところは、やっぱりヘレンの「私、どうしたら…」と「三角帽子もう見えない…」!!!
間違ってたらマジで申し訳ない。悔い改めます。
このさ「私、どうしたら…」って君嘘の『何を告げればいい』の前で公生が言う「僕はどうしたらいい…」を思い浮かべるんだけど……。
本当にもう〜〜君嘘の中で3本の指に入る屈指の名シーン(だと私は勝手に思っている)からヘレンがそれ言っててめちゃめちゃ嬉しくなっちゃったもんね。なんならちょっとニヤニヤしちゃったもんね。
梨里香ちゃん、マッシュルームでは公生になり、君嘘ではかをりになり、忙しいな(違うよ)
「三角帽子もう見えない…」ってヘレンが歌い始めた時の情緒の最大瞬間風速すごかった(私の)
ただでさえロンの優しい最期に胸がいっぱいで、こう、心の中にふわふわとたんぽぽの綿毛が満ちるような優しくてあたたかくて切ない気持ちでいっぱいだったのに……
ヘレンがあのメロディーで「三角帽子もう見えない…」って歌い始めるから「ねぇ〜〜〜〜ちょっと待って〜!!?!???!??ありがてぇ〜〜〜〜!!!!!!!!!!」って、なった。
なんのこっちゃな方は君嘘を観ていただいて…。ナイスタイミングすぎるんだけど8月から上演されます!ヤッタネ!!
ヘレンは三角帽子が見えなくなってからまた立ち上がれるところが強くて、ロンに愛されてて素敵だなっておもう。
は!!でもさ!なんかこう、素直に物語の流れに沿って作ると「きのこの森もう見えない」になりそうなのに、今までの歌詞をなぞって「三角ぼうしもう見えない」なの天才だなって思った。だいすき!!!!
あとロンの「幼い頃から体が弱くて」も同じ声を異端審問で聞いたな〜とか、色々あるよね( ˙꒳˙ )
え〜ほんとにさ…こんなに製作者の「私の好き」が詰まっててさ…愛と幸せの具現化だね…。
白石さんの「私の好き」が「みんなの好き」になるって、まさにヘレンとロンの絵本みたいで素敵!!!
小さな絵本
この舞台の幕が上がる前にピーターラビットの1巻を読みました。
今まで読んだことなかった!そんなことある?
母に聞いたら「ピーターラビットの話?知らな〜い!」って言ってた。その世代で知らないことあるんだ。「ピーターラビットのお父ちゃん、初手でパイになってるよ」って言ったら大笑いしてた。
後に絵本を手渡したら「ピーターラビットって本なの!?」って言ってた。そこから?
そんなことはどうでもよくて!
初めてピーターラビットの絵本を手に取った時「なんでこんなに小さいんだろう」って思いました。絵って大きければ大きいほどよく見えていいじゃん?(諸説あり)。
本屋さんの本棚を見てもなかなか見つけられなくて、ぐるっと見渡したら小さい本たちが箱にみっちり詰まってちょっと別のところに置いてあった。かわいいサイズ。
ずっとピーターラビットの絵本が小さいのが不思議だったけれど…Under The Mushroom Shadeを観たらわかった気がします。
冒頭でヘレンが楽しそうに動き回りながらスケッチする様子を観て。
ロンが「あなたの世界を子どもたちに届けませんか」「絵本にしましょう」とヘレンの手を取る姿を観て。
ロンが「あなたの絵を欲しい欲しいとねだられて、大変だったんです」と幸せそうに語る様子を観て。
そして、ヘレンとロンが肩を並べて、両手に収まる小さな絵本を満面の笑みで開く姿を観て。
ピーターラビットは「子どものための絵本」だからこんなに小さいんだと気がつきました。
小さな手のひらでも絵本が開けるように。
小さい体でもピーターと一緒に走り回れるように。
そしてヘレンとロンの物語の始まりである、
絵葉書をいつでも思い出せるように。
小さな絵本にはロンの、子供たちとヘレンへの愛が込められているのかなと思いました。
……実際のピーターラビットの絵本の出版事情は知らないけれど!「ヘレンとロンの絵本」はそういうことかなって!おもいました。
ものづくりの尊さ
この作品を観劇して、ものづくりの尊さを知れた気がします。
ヘレンとロンが愛情を込めて作った絵本。
白石さんの「わたしの好き」がたくさん詰まった舞台。
どちらも、ゆっくり丁寧に、愛や好きな気持ちを形にした作品だなって感じます。
ロンが、ベッキーの気遣いと紅茶の向こうで働く人たちの仕事を労るシーンが好きです。ロンのまなざしはあたたかくて優しいってことが伝わってくるシーンだから。
私たちが手に取る全ての物の向こうには、誰かの仕事と想いがあって、たくさんの人が関わっていると、この作品から教わった気がします。
そして、ものづくりはとても大変でとても楽しくてとても尊いということも。
なんだかUnder The Mushroom Shade そのものが、ヘレンが描きロンが手掛けママが見守った絵本のようだなと思いました。
Under The Mushroom Shadeこの世界に生まれてきてくれてありがとう。
配信とDVDでまた見られるの嬉しいな。
またあの音楽とお芝居を見られるの嬉しいな。
やっぱり映像に残るって本当に素晴らしい。
スタッフキャストの皆様ほんとうにお疲れさまでした!!
素敵な作品をありがとうございました!!
またいつか絵本が開かれる日が来ますように。
おしまい。

ヘレンとロンのたからもの