ででの日記

好きな話は何度したっていいもんね

TOHO MUSICAL LAB. 「CALL」を見ました

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「CALLではふわふわな木村達成さんが見られます」

という情報をTwitterでキャッチし0.5秒で円盤を購入しました。

ありがとうございます。

 

Blu-ray私はこちらから購入しました↓

【追加生産分】TOHO MUSICAL LAB.『CALL』『Happily Ever After』Blu-ray | HMV&BOOKS online - TOHOBD20102

 

TLに毎日何かしらの過去の達成さん情報が流れてくるのがとてもありがたいです。

L5Y(略し方合ってるかな)からちょうど一年経った日にはフォロワーさんたちが思い出話に花を咲かせてらっしゃって、あたたかいきもちになりました。

毎日「ありがとう……」のきもちです。

 

そしてCALL見ました。

 

想像の何倍も良……良くて……おそらくCALLは一時間にも満たない上演時間だと思うのですが、満足度高すぎて胸いっぱいお腹いっぱい。多幸感に包まれて幸せな眠りにつきました。

 

MUSICAL LAB.

2022年7月現在、ほとんどの舞台は1席空けなどせずにチケット販売していて、コロナ前の勢いが戻ってきつつあるように感じます。

最近は上演途中で中止の作品が相次いでいて悲しいですが……

 

なので、このMUSICAL LAB.がちょうど劇場を開けられない、客席にお客さんを入れられない時期に実験的企画として立ち上げられたことに妙に胸打たれました。

そっか~~…この時はそうだったよね……とちょっとしんみり。

 

そしてそんな企画に好きな俳優が起用されているというこの事実、とても尊いなと思いました。

 

今これを書いている時点では見終わってしまっているけど、初見のときの気持ちを思い出しながら感想を書きます。感想?実況かも。

 

この作品はきっとネタバレ見ずに見たほうが楽しめると思います。

もしまだ見ていなくて、今後少しでも見る予定のある方は回れ右でおねがいします。

 

 

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円盤に入ってるブックレットの話

これブックレットっていうのかな?

舞台写真が載っているんですけど、この時点ですでに好き。三姉妹かわいい…!お洋服がちょっとメルヘン。サーカスっぽくて好き。でもめっちゃ金髪のウィッグしてるカットある。どういう状況。

観客の居ない座席に女の子と達成さんが居るカットいいな…全然どんなシーンか見当つかないけど…。

 

そして達成さんのテーマパークショーダンサーのようなポーズと風貌。ふわふわな髪。髪の毛、ところどころグレーとかシルバーになってる?光が反射してるだけかな。

なんかお洋服が機械の油で汚れてる感じだ。両肩に謎のファンみたいなのついてるし。

作業員?一体どんな役なんだろう?と膨らむ想像。

うん、ぜんぜん見当がつかないから早く本編見よう。なんとなく、「かつて劇場だった場所にひっそり居た先客」であることは、あらすじ読んで理解しました。

…………え、生きてる?亡霊役とかだったらどうしよう……。

(※想像の斜め上の役であることをこの時の私はまだ知らない)

 

インタビュー

本編始まる前のインタビューがたっぷりで嬉しかったです。

みなさんふわふわな感じで、でもストイックにお芝居に向き合っているのを感じました。かっこいい。

 

そしてこのインタビューを見ながら「あなたたちは誰役の何!?」とずっと困惑していました。

え、こんなに見る前に役どころについて分からないことあるの。

わくわくが止まらない

 

本編

2度目の鑑賞。うまいこと言えたらいいけど、きっと実況形式。初見のきもちで書きます。

 

本当に初見だった時の感想はこちらのツイートのツリーに。

ネタバレ回避したら語彙力のなさすぎるツイートになってしまった。

 

 

三姉妹のライブ

ストゼロ持ってる子!一番上の姉、シーナ!

次女!オドリバ!パワフルそう

末っ子!ミナモ!

おぼえた!

 

静かな場所で澄んだ空気に色を塗るみたいに歌を歌うガールズバンド、良すぎる。

 

まって~~歌がうま。

 

「誰も聴いてくれないなら誰にも聴かせてあげない」

「アカウントに鍵かけて 秘密の歌うたう」

っていいね……。ぱっと聴くと拗ねてるようにも聞こえる。

最後まで聴くと、私たちは好きでやってんだ!って力強く彼女たちが立ち上がった曲。かっこいい。

 

シーナがストゼロ持ってたり「メルカリ」って言ったり、いちばん現実世界を知っている感じする。

ミナモは末っ子だから、この世界が荒廃する前を知らないような。

「劇場」「演劇」を知らないんだね。

 

かつて劇場だった場所

うわ~~ん

観客を入れられないシアタークリエを「森の中の廃墟」「かつて劇場だった場所」として使う演出。とても好きです。これはお客さん居たらできないね。

 

三姉妹いとしい

「かもめ」って演劇が有名だったのかな。

鳩サブレの音がうるさい話可愛い。

ひよこのおまんじゅうの話可愛い。

オドリバ、パワフルでかわいいね。

 

長女シーナの「箱馬がレゴブロックみたいになってるよ~!キリンを作ろう!」オモシロすぎて声だして笑ってしまった。お姉ちゃん良すぎる。

 

ミナモのタップダンス、本当に音がよく響く。お客さんの居ない劇場ってこんな感じなんだ……。寂しいね。

 

ミナモのうた

この世界には他に人間はいるのかな?

この劇場の外はどんな世界なんだろう?

ミナモはバンドメンバー以外の人と会ったことはあるのかな?

と思わせる語り口。(ネカフェの話してたから普通の世界なんだと思うけど)

ちょっとふしぎな世界観が、ミナモの発言によってどんどん深く広がっていく感じが心地よい。

 

誰もいないはずの客席から聞こえてくる拍手。

ステージと客席にくっきり一本線が引かれているようなアングルと光の使い方。

独りでぽふぽふぽんぽんと拍手する達成さん。

優しくライトに照らされている彼が、ミナモにとって一筋の光のようで。

ただの劇場、ただのシアタークリエのはずなのに、メルヘンチックでドラマチック。

 

ストーーーーーーーーーップ ストップストップ

(今本当にDVDの再生止めた)(見てるの2回目なんですけどね)

 

達成さんの 声が 優しすぎる 何 ありがとう

 

声がちょっと高くて、単語と単語の間に少し間がある感じがかわいい

 

「感謝を伝えたく……て」って言い方が好きです

全体的に恐る恐る言葉を発している感じというか、人と話すの久しぶりですな感じがとても好きです。

言葉を選んでいるような、選んでいるというか少ない語彙力の中から「どれを使えばいいんだろう」と悩んでいる感じというか。

 

かわいい。人間一年生みたいな喋り方するね。

 

彼の名前

まって~~~~~~~!!!!!!ストーップ!(再生止めた)

 

え、今、なんて

「ヒダリメ」って?

ヒダリメ、ひだりめ……左目?

オタクが好きなやつじゃんそういうの……え、彼は人間?なに?

何~~~~~~~~~!?

 

「盗み聴きするつもりじゃ……」って腰かがめて逃げ惑うところ、人間に慣れてないですって感じでとても好きです。

一挙一動好きで、どうしようね。

 

彼の正体

ストーーーーーーーーップ!!!(また止めた)

 

ドローン

 

この劇場 専用の ドローン

ドローーーン…………そっかそれは…想定外だったな……

 

だからそんな人間一年生みたいな喋り方してたん…(人間じゃないけど)

だからそんな人間に話しかけられるの慣れてませんみたいな動きしてたん…(これは劇場に人が来るのが久しぶりだったからかな)

 

ヒダリメの「この劇場専用の、ドローン…なんだ…」の言い方が、相手にどう思われるか怖くて恐る恐る言っている感じ。声色も、ちょっと上目遣いで相手の顔を覗き込む感じも。うますぎるし愛おしすぎる。人間じゃないことに劣等感を抱いているのかな。

 

無邪気に「飛べるの!?」ってミナモに聞かれて「今はもう羽がぶっ壊れちゃってるから飛べない」と答えるヒダリメ。

どこか寂しそう。そして直してくれる人は居なかったんだね…そっか…。

そしてこの時右肩?右肩についてるファンみたいなやつかな?を抑えてるのが好きです。壊れてる羽をおさえてるんだね

ミナモの無邪気さが無限大でとてもかわいい。

 

盗み聞きするつもりじゃ…!って逃げるところとか、ミナモに「羽!」って追いかけられるところとか、ヒダリメは人間怖くて逃げてる感じだよね。今まで人間に乱暴に扱われてきたのかな。劇場内でドローンが気になって追いかけてくる人って子供とかわざと触りに来るような人そうだもんね。知らんけど。え~そんな…ヒダリメ…

 

歌声をみつめる

ミュージカルの演目名を挙げた時にすごく楽しそうなのが良いね。

「長い間歌声なんて見てなかったからさ」

歌声を見るって表現、ファンタジックで素敵。

 

「ミナモ?の歌に見とれちゃって」

ミナモ?ってちょっと疑問形なのが、人の名前呼ぶのに慣れてないのか、名前あってるのか不安になっちゃったのかは分からないけど、良いなと思いました。

 

「ドローンだから声も見つめられるんだよ」

良すぎる。声も見つめられるって、いいなあ……。良い言葉だなぁ。

ヒダリメはこの劇場でずっと、芸術とそれに心動かされる人々を見つめてきたんだね…。

 

観客

ヒダリメがミナモに観客の説明をするところ

「作品を見てる、人」の言い方がヒダリメのドローンの自我を感じて切ない。

「自分みたいなドローンじゃなくて、あなたみたいな人間のことだよ」ってヒダリメが作った心の壁を感じる言い方。

 

「ヒダリメは初めての観客だ!」ってミナモの言葉、ピュアで本当にいとおしい。

ちょっとびっくりしつつ、嬉しそうに言うヒダリメの「そうだね」が有馬公生の台詞回しに似ていてドキッとしました。

今まではただの記録用のドローンだったから、「観客」って言ってもらえて本当に嬉しかったんだね、ヒダリメ…。はじめて人間と同じように扱ってもらえて嬉しかったんだね。

 

カーテンコールの拍手

拍手を教える時の、背筋が伸びてまっすぐ前を向いて拍手をする感じ、好きです。紳士。

 

ミナモは演劇に関することを本当に何も知らなくて、誰かに聴いてもらう体験をしたことなかったんだなあ…と切なくなりつつ。 

この場で初めて、ミナモが自分の歌をお客さんに聴いてもらえたこと、

そして初めてのお客さんであるヒダリメも初めて「記録用ドローン」ではなく「観客」になれたということ

という、この……この……。エモい…。

エモいという言葉で片付けたくないけどエモいしか言えない。

 

おじぎ

お辞儀を促すヒダリメ

無言で手を差し出しお辞儀を促す時の、手と腰の角度が…良い……!!良い…!

「やってみて」って感じの、良い顔する……

「上出来だね」の言い方、先生みたいで好きです。

劇場や演劇のことは何も知らないミナモに対して、ちょっと先生っぽく、でも優しくふわっと接するヒダリメとても愛しいです。

 

そしてヒダリメの拍手は「パンパン」ではなく「ぽんぽん」というか、ちょっと空気を含んでいて手のひらの中で反響するような、優しい拍手。感謝を伝えたい相手を優しく包み込むような、そんな拍手。

 

クラップ

「静寂の暗闇に一つずつ星を並べるみたいなクラップ」

メルヘン…素敵すぎる……。

ミナモがクラップして、2人で手から弾け飛んだ星を目で追うのが素敵すぎる。とってもかわいい。ヒダリメのクラップは、ぽんと拍手した後に星を空に送り出してあげる感じでいとしい。

 

かもめ

「俺の写真フォルダ!」

「センスあるでしょ!」

嬉しそうすぎるし、サラッと「俺」って言ってるの、心の開き方がすごくて好き。

写真フォルダを拾い上げた時に表紙の埃を払っていたから、取り出すの本当にひさしぶりだったんだろうな…。

 

映像を録画してるはずなのに残るものは写真なんだな…!映像と音は残らないのかな。

 

「鳩でしょ、それは」

言い方が優しくて、相手をあやすような言い方がとても好きです。まさかここでクルックーが活きるとは。

 

あと話してる時に手すりを後手でがっちり掴んでるヒダリメ好きです

 

フジワラさんとミズハシさん

「ああ、この席ね」って走っていって、座席ぽんぽんするヒダリメ良すぎる。

ぽんぽんの動きが大きくて芝居っぽい。ところどころ芝居っぽいけど、それが機械っぽさが出てて好きです。

 

「ミズハシさんだねえ」の言い方す~ごい好きです。「だねえ」の抑揚。音が深く潜っていくような。思い出を噛み締めてる感じがして好き。

 

ミズハシさんの座席に座ってハムスターみたいなお口しながらちょっとフリーズして、上着をぼふぼふし始めるの、撮っていた映像を思い出して(脳内で再生して?)ミズハシさんの真似をしているのかな?

 

そしてふたりが近づいていくの、とっても可愛い!この時くるっと回りながら椅子に座るのとっても好きです。

 

引きの映像でミナモとヒダリメが近づきあっていくの本当にかわいいなあ。

 

ミナモに「その後どうなったの?」と聞かれて

「わかんないな俺には」と答えるヒダリメ。

聞かれる前から「その後は?」と聞かれるのを分かっていたのか、ちょっと表情が暗くなっていたのが良かった。

 

「わかんないな、俺には」と言った時の、このちょっと自嘲が混ざった笑い方。

「俺はこの場所のことしか知らないから…」

寂しそう。でも、劇場を見上げながらこの言葉を発するヒダリメは、この劇場のドローンであることに誇りを持っているようにも見える。

え~~好きです……。

 

ミズハシさんの拍手を思い出して自分でやってみるヒダリメ、拍手の音がひらぺったくて、たどたどしくて愛おしい。

ヒダリメとミナモが一緒にミズハシさんの拍手するのいとおしい。ずっと見ていたいこの2人。

 

誰!

お姉ちゃん(オドリバ)が戻ってきて、「誰!」ってシュッと座席に隠れるヒダリメ、とってもかわいい。

最近ずっと人がいなかったんだなこの劇場……と思わせる動き。

そしてお姉ちゃんうたがうまい。

 

ミナモにつられて(ミナモのほうを見て)一緒に拍手するヒダリメ、いとおしいです。

劇場に関することは何でも知っているけれど、人との関わり方はあまり知らないようで。ミナモを見て学んで動いてる感じがなんか好き。

お姉ちゃんにびしっとお辞儀するヒダリメ礼儀正しくて好きです。そういうところが機械っぽい。

 

静寂に歌う

オドリバが静寂に向かって歌うのが好きな理由なるほど…。

この景色ぜーんぶあたしのもの、って良いな~。あたしの歌に景色が映えるって素敵。パワフルね、オドリバ。

突然鳩サブレに話を戻すのいとおしいね。

 

長女シーナ…!その衣装めっちゃ似合う…!

 

かもめ

かもめの衣装だ…!って感動するヒダリメ~;;

ヒダリメが感動する描写いとしい。

 

ミナモに「またあたしたちの歌見つめてくれる?」って言われて、すごい優しい笑顔で「うん」って頷くヒダリメ…。

からの「じゃあ、音色をこの目に焼き付けて、写真フォルダに保存するよ」

良いセリフすぎない…!?歌詞かよ

 

長女に「ヒダリメってもしかして、ドローン!?」と言われた時はとても不安そうな顔をするヒダリメ。切ない。いままでどんな気持ちでドローンとして生きてきたんだろう。観客として生きる人間たちを見て、観劇の後に劇場の外に出る人間たちを見て、羨ましいって思っていたのかな。

 

そしてその続きでシーナに「ちょっとw 配信辞めてよ~バズっちゃうから~~」と言われて、「杞憂だったな」って感じで「はい…(苦笑)」って返すの本当に好き。

 

ミナモに「聞こえてる?」って聞かれて「聞こえてるよ」って返すのがとっても優しい言い方で、ヒダリメってやつはほんと…。

 

カメラワーク

そういえばカメラワークがずっと上手…!え、これ生配信だったのかな?

カメラワークすごい上手なのにカメラ一台も映ってない、すごい。どういうこと。

 

CALL

一人称視点!すてき…!

あ、これヒダリメ視点か…!!!!そうだよね「見つめてるよ」ってさっき言ってたもん。良すぎる。

でもこの一人称で「ヒダリメって本当にドローンなんだ…」って一瞬切なくなりました(なんで?)

 

え~~これ達成さん歌うのかな?

パンフレットにはステージに上がってる写真あっt

 

いやまって「一緒に歌お」って言われて歌 めっちゃ歌うやん!

あ~~スタンドマイクで歌うやん…!!!!!!え~~~ありがとう!!!!!!

いや歌うま めっちゃ歌うやん 

いやめっちゃ知ってるやんこの歌 

ちょっとおもろいな

 

ストーーーーップ!!!ストップストップ!(本当にまた止めた)

 

歌がうまい! それはそう

 

ちがう、まって、運動神経の良い達成さん初めて見た

いや運動神経がすごい良い事はもちろん知っているんですけど、いままで見た事あったの有馬公生と外川だけだったから……外川の階段抱きとめとか居酒屋ダッシュとか全然運動神経よかったけど…けど!

ちゃんとダンスしてるの初めて見た…!!!!!

 

片手ついてヒョイってするやつを軽々とやってのけるの、カッコ良すぎる

そして重力を感じさせない動き…そうね、あなたドローンだもの

 

は~~びっくりした びっくりはしてないです

突然の「善」を目の当たりにしてキャパオーバーしただけです

 

(円盤再生)

 

長女の謎の動きにちょっと引いてるヒダリメ、かわいい

 

間奏でプロペラみたいに手を広げて踊るの、ドローンっぽくてかわいい…!

そしてステップが軽やかでかっこいい。ちょっと跳ぶところのジャンプ力がすごい。軽やかにめっちゃ跳ぶ。重力って知ってる?

ドローンだからこんな軽やかなのかな、達成さんが普通に踊ったらこんな感じになるものなのかな。

 

(有馬公生の青春ジャンプ、全然跳ばないやんって思ってたけど有馬公生だからわざと跳んでなかったのかーーー!)

 

ダンスの端々から2.5次元の華を感じる。

 

え~~~やだやだこんなカッコいいダンス見られるなんて聞いてない。さっきまで人間一年生ドローンだったじゃん…!!!ちょっと…!!!

 

あと両手をあげてぴしっとするところ、バク転するのかと思った…!笑

 

まってこの曲あんまりミュージカルぽくないというか、J-POP感が強くてなんかライブを見ている気持ちに…いやこれライブだから合ってる、合ってるけど!

なん なんかちょっと恥ずかしい……(あれ?)

ソロコンでこれ歌ってほしいな……

 

いや~~~サビ……!うますぎる……!!

このキーの歌声、パワフルで透き通っててすごい好きです……!!

声デカ~~~~~~~~

 

「この拍手を送るよ」で客席映すの…良……

 

おじぎをして、退場してる途中で音楽が鳴って「あれ?」って振り返って戻っていくのとても可愛かった。

そして退場の後ろ姿まで楽しそうで可愛かった。

 

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はあ!終わった……!

これ書きながら見たらすごい時間かかった…!

 

見た後に考えたこと

 

3姉妹のグラデーション

長女シーナがストゼロ持ってたりメルカリの話したり、いちばん荒廃する前(?)の現実世界を知っている感じ。

次女オドリバは、「かもめ」を知らなかったり、シーナより知らないことが多そう。

末っ子ミナモは演劇も観客も拍手も知らない。この世界が変わってしまう前のことを何も知らないような。

この3人のちょっとした会話が世界が徐々に変わってしまったことを伺わせるの、とても上手だなと思いました

 

ヒダリメ

ドローンだけど、誰よりも人の心がある感じ。

ドローンは機械で無機物。冷たくて固いもののはずなのに、ヒダリメは話し方がふわふわ優しくて物腰柔らかで誰よりも人の心の優しい部分を知っているよう。

 

長い間劇場で演劇と観客を記録し続けてきたから、あたたかな心の持ち主なのかな。

劇場に集う人は、みんな演劇に心を動かされ、やさしい気持ちになっている人しかいないもんね。

 

そして「ヒダリメ」という名前。「ミギメ」も居たのかな?

ヒダリメが劇場の左側を、ミギメが劇場の右側を撮影するようのドローンだったりして。

実は相棒のドローンがいたけど、そっちはもう壊れちゃって動かなくてヒダリメはひとりぼっちで劇場にずっと居たとかだったらどうしよう。

 

ヒダリメとミナモ

ドローンだけど、劇場と演劇に詳しい、でも劇場の中のことしか知らないヒダリメ。

人間だけど、演劇も観客も知らないミナモ。

 

歌声を見つめることしかできなかったヒダリメ。

歌声を誰かに届けたことがなかったミナモ。

 

ふたりが出会ったことで

 

はじめて観客になれたヒダリメ。

はじめて観客に歌を聴いてもらえたミナモ。

 

良~~~~~~~~~……!

 

そして最後にはお姉ちゃんズとバンドメンバーも一緒になって歌って踊るのが最高でした。ヒダリメもバンドメンバーになって劇場とびだせたらいいね。

 

最初はただ歌声を見つめるだけのドローンだったヒダリメが、感謝を伝える観客になり、最後は歌声を届ける側になったのとても良かったです。

 

クラップと拍手

ヒダリメの言う「拍手」とミナモの言う「クラップ」

ミナモはなぜ「拍手」を知らなかったんだろうと思ったけど、言われてみれば「クラップ」って音楽に乗る時とか盛り上げるときとか、誰かのためにではなく自分のためにするものか…!

対象に「拍手」は誰かのためを想って、劇中の言葉を借りるなら「感謝を伝えたくて」するものか…そっか…。

 

「この拍手を送るよ」の歌詞のところで誰も座っていない客席が映っているのが印象的でした。

今度劇場で観劇した時はステージに感謝が届くように気持ちを込めて、あたたかな拍手を送りたいなと思いました。

 

さいごに

え~んこんなに素敵な内容だと思ってなかった…

そしてこんなにヒダリメが良いキャラなんて……円盤買ってよかった…見られてよかった……。ヒダリメ本当に好きなんですけどどうしたら良いの

 

あと「好きな俳優が無機物を演じる」パターンは初めて体験したんですけど新たな扉が開くかと思いましたね。

 

ちょっとこれは何回も見返しちゃうなあ。

 

「CALL」とってもすてきなミュージカルでした。

 

2年前のシアタークリエに、あたたかな拍手を。

 

ミュージカル「四月は君の嘘」感想 1幕後半

1幕前半の感想を書いている時はこんなにこのミュージカルを好きになるとは思っていませんでした。本当に良いミュージカルだなぁ……見れば見るほど好きになる。

また懲りずに感想6割レポ4割な感じでいきます

 

今回はこれ↓の続きです

 

potea.hatenablog.com

 

今まで見た感想の総集編ということで。

古関公生も達成公生もごちゃまぜで、この作品の好きなところを書くつもり。他のと似たようなこと書くと思いますがお許しください

まあ好きな話は何度したっていいですからね

 

そういえば最近アニメを見返しているんですけど、見れば見るほど「ミュージカルがうますぎる」になる……。アニメのセリフが歌詞に散りばめられていて、原作リスペクトすごいな~となる。あと展開も、ミュージカルは3時間に収めないといけないからかなりギュッとしてるけど、大事そうなところはきちんと拾えているんだな~~と思いました。まあ少々強引ではあるけどね、そんなのどうでも良くなるくらいミュージカルがうまいから……。 

 

 

 

1幕前半の感想で書き忘れたことシリーズ

僕にピアノが聞こえないなら

イントロのリトル公生が舞台上で弾いてる部分はこの曲のためにキーを変えてるのかな?音楽のことは全然わからないから何も言えないんだけど、速さが違うのも相まってイントロと月光の第三楽章が同じ曲って気が付かなかった…笑

 

この曲の間奏「ジャカジャカジャカジャカジャッジャーン」(伝わって)がすごい好きで

この時車椅子が引っ込んでいって公生がよろめきながら追いかけていくのが(たぶんそんな感じだった)いいよね。

 

そしてやっぱり原曲が気になってyoutubeで月光の第三楽章を聴いていたら、この間奏部分が出てきて!

え、原曲をモチーフにした間奏やったんか……!!と驚きました。

(ていうか公生が弾いてたとこの続きだった)

 

……良すぎる

良すぎる……!!!!!!!!!

 

以上です

 

僕らの時間

「♪僕らの時間」の椿ちゃんの

ピアノ弾いてた あの頃は かっこよかった

それなのに 今じゃ冴えない メガネくん

って歌い出しが大好き。

この絶妙に辛辣な歌詞が、幼馴染って感じで!

 

特に「メガネく~ぅん~」って伸ばすところが大好き。

ふうかちゃんの歌声と、公生を見つめてる姿があいまって、子犬が「クゥン……」って鳴いてるみたいで……可愛いなって……。

 

そして「もうピアノは弾かない」って下を向きつつ意地を張ってる公生ほんと好き。

うじうじしてないで 弾けばいいのに」って椿が公生のほっぺむぎゅーしてるの良すぎる…。

 

あと、要所要所で柏木ちゃんがおにぎりめっちゃ食べてるのが愛しい。

このシーン3人に注目しがちだけど椿ちゃんと柏木ちゃんが仲良いのも愛しいね。クラスのみんなもわいわい賑やかで仲良しでさいこう。

 

この曲だいすきだから絶対にCDに入ってほしい(CD出てほしい)

 

笑顔の裏に

この世の可愛い全部盛りのカフェのシーンで歌う「♪君がわからない」だいすき。

CDで聴いてたらふと「ミュージカルがうますぎるやん」ってなったところがありまして

 

かをちゃんが「どうして寂しそうに笑うの?

って歌うのに対して

公生は「どうしてそんなに幸せそうに 君は笑えるのかな

と歌っているのが!2人の心の内を表しているなあ……と思いました

 

かをちゃんが「どうして寂しそうに笑うの?」と聞くのは、純粋にWhyの意味でどうして?って思ってるからだよね。楽しいから笑うんじゃないの?っていう

 

それに対して公生は「笑えるのかな」ってCan you?の意味が強いんだよね

 

かをちゃんの歌詞が先にあることで、公生の「僕は笑えないのに」という気持ちがよく映えているような気がしました

まだまだ「僕には無理」「できない」って塞ぎ込んでるんだな公生…ってなりました

 

当たり前に幸せだから笑うことのできるかをちゃんと、

楽しくて幸せな状況でも相手が気づくくらい寂しげにしか笑うことのできない公生……

 

は~~~……

 

聴いてるときは「なんて人間の感情を描くのが上手いんだ…!」と思ったけどこうして文字にしてみるとたいしたこと無かったような気もしますね

こんなポップで可愛いシーン&曲に突然のエモを投下してくるの罪深いなと思います

 

One Noteが好きすぎる

どうしてこんなに良いのにCDに入っていないんだ~うわ~ん(爆泣)って気持ちです。

(いや、でも、そう、公演前からCDが出てるのもすごいし、観劇して劇場出てすぐCDの楽曲を聴けるって本当にすごいことだよね。ありがとう東宝!!もっとがんばって!!お願い!)

 

はじめて劇場でOne Note 聴いた時、「音圧とはこのことか…!」って感動した。アンサンブルの方たちのパワーがすごい。コンクールのシーンだからか「絶対に勝ち上がりたい」「負けてたまるか」って気持ちが歌に乗って、きれいなメロディーの中にひとりひとりの強い意志を感じる。かっこよすぎ。

 

まず暗転してる間の前奏の「ジャンッジャンッジャン…」って低めの音がリズムよく流れてるのが突然ワイルドホーンが元気になりすぎてて好き。ありがとう。

あとコンクール始まる時の会場アナウンスの声が良すぎる。

 

サビ前の、ちょっと不穏でひとりひとりがコンクール前に殺気立ってる感じのメロディーから、サビに入って小川が流れるような綺麗なメロディーになるのが好き。人間ひとりひとりの感情があらわになって殺気立っている空間も、コンクールが始まり音楽が奏でられると浄化されて神聖な場に変わるというか……。もともと神聖な場なんだと思うけれど。コンクール会場の空気が出場者の音楽一つでガラリと変わるのを肌で感じられる気がして大好き。

コンクールの場とか体感したことないから、このミュージカルで疑似体験できて嬉しい。小関くんがいろんなインタビューで「本当にコンクール会場に居るような空間を体験できる」って言ってたけど、本当にそう…!最高…

 

バイオリンの弓一本でバイオリンのコンクールの時間経過と出場者の心情を表現してしまうのあまりにも天才。あと出場者(コンテスタント?)ひとりひとりにキャラクターがしっかり付いてるのもすき。みんなスーツの着こなしも違うし、ドレスも違うし、本当に素敵。目が足りない~~

One Noteのダンスで盆がぐるぐる回ってくれるから、衣装が色んな角度から見えて嬉しいです。

 

さいごのさいごで皆が決めポーズ(決めポーズ)する時、両サイドに美しくしゃがんでる方がいらっしゃるのがなんか印象的だったんだけど

そのしゃがんでた方がTwitterで「私はコンクール落ちちゃうんですけどね」みたいな「先に進めないんですけどね」みたいなことをたぶん衣装を着たお写真とともにツイートされてて

「なるほどーー!!!!」ってなった。しゃがんでたのは、コンクール落ちちゃったからなんだ…!!細かいなあ~すごいなあ

 

観客バージョンのOne Note(コンクール終わった後)で羨望の眼差しで宙を見上げる子とか、祈りのポーズみたいに手を組んでうっとりしている子がいて好きです。個人的に「勝てない」って悔しそうに歌っている子(が居たと思う)が好き。本当に悔しそうに歌うんだもん。CD出てほしいなあ~!

 

どの(どの)One Noteか忘れちゃったけど、ひのあらたさん演じるコンクールの審査員が脚組んで階段に座ってるところがあった気がして「好き……」ってなりました。良すぎる。イケおじ審査員と強面サッカー部コーチの振り幅は何。

 

Beautiful Game

毎回すごいと思って毎回書くの忘れてることやっと思い出したー!

Beautiful Gameでサラッとスライディングしてる方がいらっしゃって本当すごいなって!ずっと思ってた!いやほんとうにそれだけなんですけど。

サッカー感増し増し。毎回スライディングしてるけどお怪我してないかな。大丈夫かな。スライディングした後すぐ踊って歌ってるのすごいな…。このミュージカル超人しかおらんのか。

 

途中で、階段が両サイドから手前に移動してきて、サッカー部員たちの前で扉が閉まるみたいな演出好きです。最初「えっ閉じちゃうの!?」って思ったけど、まさか公生による椿のおんぶが始まるなんて。ありがとう。

階段だけで色んなことができるな。すごいな。

この階段閉まってる間のサッカー部員たちすごい頑張って踊っているような気がするんだけど、毎回おんぶをガン見してしまうから何をしているの見逃してしまう。無念。

 

あと、やっぱり椿と公生が渡のとこに行ってからの絶妙な空気が好き。リアル。

 

チームスポーツって全員分の気持ちを背負わなといけないからつらいよね。

渡の「スターになり損ねちまった」が名ゼリフすぎる。そうだよね、輝きたかったよね…って思うし、きっとその言葉の中にはチームメイトに良い思いさせてやりたかったとか、皆んなで勝ちたかったとか思いやりの気持ちもたくさん含まれてるんだろうな。負けて挨拶する前に自分もつらいのにチームメイトを責めるでもなく「精一杯やったろ!」って言える部長だもの。

 

そして椿ちゃんが「病院行こっかな~」って言っても絶妙にピンときてなさそうな公生。椿ちゃんのアイコンタクトと「一人になりたい時もあんの」でなんとかギリギリ気づいて「あ……じゃあ…」って小さく低いとこで手を振って去っていくの本当に上手い。人間を描くのが上手い……。

 

公生はピアノのコンクールで負けなしで生きてきたから、負けて一人になりたい気持ちや悔しい気持ちは分からない…分からないというか想像もできない、そういう感情があることを知らないのかな…と思わせてくれるシーンでもある。そういった気持ちに寄り添えるようになるには、まだ時間がかかるんだろうなぁ…と、なる。

 

隣に椿が居てよかったね公生。

公生の中にないものを補ってくれる人がいるんだよ。

 

いやピアノの実績と引き換えに失ったものが多すぎるんだけど公生…………。何?

 

そしてアイコンタクトで思いが伝わる椿と公生、好きです。

 

…これどっかで書いた気もする!笑

 

1幕後半の感想

橋の上

この雨の喧嘩のシーン、橋の上だったんだね。パンフレットの曲一覧見てる時「橋の上か!!!!!!」って声に出しちゃった。

たしかに、言われれば分かる。

けどあの階段が形によって特定の物を表していたとは~

 

階段の使い方が本当にうまいよね。公生が二次予選サボって(サボって)一人で階段に座ってたところ、なんとなく屋上っぽいなーと思っていたらやっぱり屋上だったし…!すごい…あんなシンプルな階段一つでダイナミックな動きもあって、色んな場所が表現できて、考えた人は天才なんだな…。手すりがないから役者の皆さんが落ちないか本当に心配だけどね。どうか怪我なく最後まで…。

 

いや冷静に考えてこのシーン高くて怖い。かをちゃんが「鼻で弾け!」ってぷんすかしてるとことか、あんな狭いところで公生とかをりがすれ違ってるから落ちないか心配になる~!笑

 

この喧嘩のシーン好き。公生が自分のことを話す大事なシーンだから。

そして初見のときに私は、雨の音が雨の音と分からず「何だこの音は…?」となってました。雨か~!なんか雨降ってるっぽいライティングにしてもいいのに…とは思った…。かをちゃんが「びしょ濡れ」って言うまで雨って気が付かなかった笑

 

喧嘩してまあまあ気まずい雰囲気になってから「行こっか!」って明るく言うかをりちゃん本当に好き。ヒロインじゃん。それはそう。

 

それを受けて「え、行くって…どこに?」「君ん家」ってなるの可愛すぎる。強引~!

(そういえば、こんなに根が明るいのにかをちゃんに対してギャルって思ったこと無いな)

 

急に抜けた展開がくるというか、張り詰めても絶対にふわっとさせてくるのが漫画っぽいなと思う。

かをちゃんのパワフルかつ底抜けの明るさと、公生のちょっと抜けててイレギュラーなことがあると「……え?」ってなるバランスが愛しい。

 

家に行くぞのとこで「あっち?それともあっち?」って指さしてるかをちゃんがかわいいし、「そっちだけど…」って素直に答えちゃう公生可愛すぎる。嘘つけないんか。さっきまであんなだったのに「仲直り」と言わずとも仲直りしている二人、愛しいね。高校生の可能性は無限大。

 

「ちょっとまってよ」ってあわてて階段駆け下りていく公生かわいい。振り回されるのがこんなに似合う人がいるのか。そして駆け下りてる時に暗転するの本当に転ばないか心配です。(さっきから落下の心配しかしとらん)

このシーンも可愛いが詰まっててだいすきだな…。どんどんかをちゃんが公生を明るいところに連れてってくれてる感じが素敵。

 

月の光

暗転した後に、椿が傘さして歩いてるシーン大好き。

いつも男勝りな喋り方をしてるけど、椿ちゃんが持ってる傘が可愛くて。椿ちゃんもやっぱり女の子なんだな~ってなる。

この傘をさして歩いてる椿ちゃんがすごく寂しそうで、観るたびにキュってなる…。

たしか、傘さして歩いてるカップルがいるよね?このシーン。

でも椿ちゃんはひとりで歩いてて、なんだか切ない。いつもだったら隣に公生が居たのかなぁ……と思ったり。

 

傘は持ってなくてビショビショだけど、一緒に歩く人がいる公生。

傘はさしてるけど、ひとりぼっちの椿。

 

家が隣で帰る場所はほとんど同じなのに、切ないね。

 

椿ちゃんが傘さして歩いてるシーンが無くていきなり椿ちゃんが家に帰っても話は繋がりそうだけど、わざわざ入ってるのってね。そういうことなのかな~と思うよね(どういうこと?)

 

椿ちゃんが舞台上に戻ってきて「ただいま~」って帰ってくるのが好き。お部屋のシーンだけど、やってる場所は広い舞台だから唯月ふうかちゃんの声がよく響く。椿ちゃんのちょっと寂しそうな感じがより出てて好き。

 

観てる時は気が付かなかったけど、このシーンで椿ちゃんスリッパ履いてるんだね!PV見てる時に気が付きました。細かい…

 

そして椿ちゃんの机がかわいい。ハートのペン立てにカレンダーに教科書にソフトボールのグローブ。そして写真!写真、最初からあったっけ…?誰かとのツーショットぽいけど誰とだろう。柏木ちゃんかな。かわいいな。

 

カレンダーは演出部さんのこだわりが詰まっているらしくてとてもかわいい。

 

 

シールが貼ってある日は休演日ってどこかで見たんだけどどこだろう。ふうかちゃんのインスタかな?

制作陣の愛がたくさん込められている舞台だな~~と色んなところで感じる。

公式Twitterのテンションとかね。なんかもう全部可愛いよね。

 

そしてスクリーンにぼんやりと映った窓に向かって「ピアノ、弾かないのかよ」って言う椿ちゃん。泣いちゃう~~そしてはじまる「♪月の光」。こんなに切なくて愛しい事ある…?椿ちゃんに報われてほしすぎて泣きそう。

 

月の光の演出が好きな話はここでしていますが↓

 

potea.hatenablog.com

 

本当に良いよね……。椿ちゃんの本当の気持ちが見えるシーンはなかなか無くて、全編通して見ると椿ちゃんの扱いが結構雑な気がするんだけれども

この曲の歌詞とふうかちゃんの歌唱力ですべてをねじ伏せていくという…パワフルな…演出……?あれ…パワフル?まあいっか笑

少々ミュージカルナイズドされて強引なところは曲の良さと役者の実力でねじ伏せるというね、素晴らしいよね。

 

ふうかちゃんの月の光の歌い方が本当に好きで。

 

でも今は 聞こえないの 君はどこにいるの」の歌い方が好き。

「聞こえない'の'」って、人前じゃ絶対こんな可愛い言い方しないよね椿ちゃん。自分の気持ちに正直に、公生への気持ちに正直に歌っているんだな…としんみりしちゃう。

 

泥だらけでお団子作ったね」とか「いつの間にか 私より 背が伸びたよね」とか幼い公生に話しかけているようで本当に愛しいし切ない。もう小さい頃の公生は居ないんだなぁと感じさせる歌い方。歌詞のニュアンスとふうかちゃんの優しい歌い方がすごいもう…ありがとう…。

 

私がこの曲の中で一番好きなのが「あの頃には もう戻れないの」ってところなんですけど

歌い方が「もう戻れないの」って椿ちゃんが自分に必死に言い聞かせているようにも聞こえるし、「もう戻れないの?」って問いかけてるようにも聞こえる。

本当にもうあの頃には戻れないの?あの愛しい時間を過ごすことはできないの?あの頃の公生にはもう会えないの?……って、椿ちゃんが寂しさや願いを一人で抱きしめて歌っているように聞こえてとても切ない…。

 

あなたのピアノが私には恋しいの」って歌詞ほんとうに切ないな…。

公生が、母親が弾く「愛の悲しみ」を子守唄代わりに毎日聴いていたように、椿も公生のピアノを毎日毎日聴いてたんだよね。窓から姿は見えなくても、公生が奏でるピアノの音が聞こえている間はずっと、存在を近くに感じていたんだろうなあ。

 

椿ちゃんの部屋は、公生のピアノを聴くための特等席だよね。

 

それでスクリーンにピアノと公生が透けて見えて、椿ちゃんの記憶の中の、公生がピアノを弾く姿が見えるなんてやっぱりずるい。ミュージカルがうますぎる。

ピアノの音が聞こえている間は、スクリーンの向こうに透けているように、椿ちゃんの瞼の裏にもピアノを弾く公生の姿が映ったんだろうなあ……。

本当に良いシーンだな……。

 

最後のほうの「窓の向こうから 心を開いて」でぱ~~っと声が開けるというか、本当に心の扉が開いたような明るい声色になるのがすごいなぁ。

そして最後の「君は私の憧れの人 戻っておいでよ また会いたいから公生」が本当にもう~椿ちゃん~~……。「公生」でこの曲が終わるのがいいよね。椿ちゃんがいかに公生のことを想っているか。大事に思いすぎて、公生の心に踏み込んでいけない椿ちゃん…。

 

全体的に椿ちゃんと公生の2人のシーンをもっと見たかったなと思いつつ……。

 

この曲は椿ちゃんの公生への想いが詰まっていて本当に好き(何回言うん)。切なさや誰かを愛しく思う気持ちがこの一曲に全部詰まってる。良い曲だなあ…。

 

青春キラキラ!というより、雨上がりに葉の先がおひさまに当たって雫がチラリと光るような…奥ゆかしいきらめきを感じま……す?

 

そしてクラシックの月の光はアニメで公生と椿が音楽室で弾いてた曲だったんだね。

ミュージカルがうますぎるでしょうが。

 

ひとりぼっちのピアノ

公生の部屋のピアノのシーン。薄暗い部屋にぽつんとピアノが取り残されてて寂しい。後ろの方にちらっとお母さんの車椅子が見えているの細かい。切ない。本当にこの部屋だけ時が止まってる。

どさくさに紛れて公生のものと思われる部屋着を着ているかをちゃん良い。かわいい……。

 

そして何度観ても「♪ひとりぼっちのピアノ」が覚えられない。切なくて、良い歌なことは覚えてます。あと、かをちゃんの「ごめんね…」が寂しそうすぎることも。かをちゃんが謝ることじゃないのに、こんなに寂しそうに「ひとりぼっちにしてごめんね」って言うの、本当に音楽と楽器が好きなんだなぁって思うよね。

 

そして公生が部屋に入ってきて、「この部屋はちょっと…出ようか」って言うの好き。

「出ようか」って。「ここには居たくない」でも、「勝手に入らないでよ」でもなく、「出ようか」なんだね。優しいね君は。

公生はきっと色々な想いが詰まったこの部屋には居たくないんだろうけど、それを悟られないように「部屋散らかってるし」って言うし「楽譜、出しっぱなしだったね」って言うし。楽譜を慌てて片付ける公生好き。本心を隠すのに必死って感じで。

 

そして部屋着の公生いいよね。グレーのパーカー着てそう。わかる。解釈一致。

観てる時は全然気が付かなかったけど、PVで公生が履いてるズボンが制服だった!部屋着だと思ってた~!暗いと分からないものですね。

 

あれ?ここって、かをちゃんが鍵盤の上の「愛の悲しみ」の楽譜を見つけるんだっけ。それで公生が「子守唄代わりに毎日聴いてた」って話すんだっけ。あれ?なんだっけ……?笑

急にすべてを忘れてしまった。怖。

 

かをちゃんの「友人Aくん、君を伴奏者に任命しまぁす」の言い方大好き。いたずらっ子っぽいよね。この時に鳴ってる音楽がポップで可愛い。しんみりした空気・空間でちょっと抜けた感じの演出があるの大好き。

 

かをちゃんも公生も、喋るように歌うし、歌うように喋るよね。歌はセリフとして認識できるし(そして歌がうまい)、セリフは歌のように聴いていて心地よくて。本当にうますぎる全てが。

 

それを受けて「え、今なんて?」ってなる公生が良すぎるし、「聞こえなかった?」ってとぼけるかをちゃんも良すぎる。すべてが愛しいな。

(公生が「人の話聞いてた?」って言うのここだっけ?このセリフも好きです。ツッコミもできたんだね君は…!って思った)

 

楽譜をぽんと渡して「じゃ、よろしく~☆」って去っていくかをちゃん良すぎる。タオルぶんぶん振ってるし。(そして公生の部屋着で帰るのだろうか…)

 

楽譜を押し付けられた後よろめきながら走って追いかけていく達成公生、陰キャがうますぎる。

そんな姿を収めてくれてありがとう公式PV。(1:25あたり)

youtu.be

 

前もどこかに書いたけれど、公生が「何もわかってないんだから」ってつぶやいて捌ける時、一瞬立ち止まって手の中の楽譜を見るのが好きです。

 

出してくれてありがとう!でも惜しい!公式PV

さっきPVの事に触れたのでここで一旦休憩です。

 

このタイトル通りなんですけど、あまりに何も出なさすぎて干からびそうだったところに公式PVが投下され、一瞬喜びの舞をあげました。

 

が、開いてびっくり。お、音質~~!?

 

そんな直撮りなことあるんだ…と思ったけど、あるよね~~ミュージカルのスポット映像って割と雑なことあるよね。そうだわね。

 

舞台俳優にとって、劇場ではなくyoutubeとかで見られる映像は唯一の外との繋がりというか…劇場に足を運ばない人がその人を知ることのできる唯一のプラットフォームであり広告塔であり生命線だと思っているんですけど(私が)

 

このPVだけ見たら「ふ~ん」って感じじゃないですか。悔しい~~~~!

せっかくの全員のミュージカルの上手さが伝わらないの本当に悔しい…

一度劇場で観た人なら脳内で補正できるけど初見がこの映像だとそれは無理

 

ミュージカルは劇場で観てこそ、と言われてしまえばそれは本当そうなんだけど、そうじゃないんだよね…切り取るシーンも良いし出してくれた音楽も良いから音だけが残念かな…。悔しい!

 

PVの好きポイント

  • かをちゃんがピアニカ弾く姿から始まり、公生"ズ"がピアニカの音に気がつくシーンが入ってるとこ
  • かをちゃんの「どんなもんだい」で「はっ…」ってちょっと笑う古関公生
  • かをちゃんの「旅に出よう、一緒に」で、うんってはにかみながら頷く達成公生
  • 赤ちゃんみたいに鍵盤叩く古関公生(鍵盤の音バンバンすぎてちょっと笑った)
  • 泣きそうな古関公生(赤ちゃんだね)
  • 崩れ落ちる世界の古関公生!?(恐怖困惑な表情が良すぎる)
  • 崩れ落ちる世界の達成公生!?(腕5メートルある)
  • 楽譜押し付けられてよたよたする達成公生
  • 公生ズの部屋着(ありがとう)
  • きらきら星のとこで「ピアノはちょっと…」ってなってる達成公生(ここの演技コンパクトだから映像でしっかり見れて嬉しい)
  • いやもう全部良い、全部ハイライト
  • 公演の待ち合わせシーンでしゃがむ達成公生(バッグの紐キュってしてるの好き)
  • 椿ちゃんの「憧れの人」で宙をつかむとこ
  • 「♪月の光」の間奏で公生がピアノ弾く姿入ってる
  • 奇跡の音ハメが生まれてしまったBeautiful Game冒頭(違和感なさすぎて二度見)
  • しっかりダンスシーンが映る渡ズ(ていうか寺西くん居る!)
  • 「♪僕らの時間」の仲良し三人組(小関公生の表情好き)からの、達成公生のしゅん…と下を向く瞬間
  • 「♪君がわからない」の始まりで頭抱えてる達成公生(アニメ感)
  • 「♪流れ星をつかまえよう」がうまいこと公生ズ切り替えられてる(器用な編集はできるんかーい)
  • 流れ星!どこどこ?のかをちゃんと古関公生、こんな可愛い表情してたなんて
  • たけしとえみちゃんと三池くんいる!!ラスボスたちよ!
  • 青春ジャンプの瞬間の笑顔!(これは劇場じゃなかなか見えない!)

多いな。でもほんとうは全シーン書きたい。

 

やっぱり、表情は映像のほうがよく分かる!おねがいだから映像が形として残ってほしいな…劇場だけでは確認しきれない部分がたくさんあるなあ……

 

よく考えると演出的に大事なシーンが多いから、劇場で未見の人はこのPV見ないほうがより観劇を楽しめるのかもしれない。

これから観劇予定の友人には「このPV見ないで!!」って言っちゃった…。

せっかくなら、リトル公生と大きくなった公生が背中合わせでピアノの椅子半分こするズルすぎる演出見て度肝を抜かれてほしいじゃん……?

 

友人にこの作品刺さるかな…とひそかに不安になっていますが、まあ一曲目からオタク殺しな曲と演出だし大丈夫でしょう、きっと。

 

そして一生同じ曲しか世に出ないしパワフル系(?)は古関公生担当、バラードは達成公生担当みたいな分業制も謎だし、東宝が朝の情報番組に提供した映像は音質良かったし。本当にすべてが謎。

あと東宝ミュージカルの中でもカテコ映像が出るものと出ないものがあるのも謎だしグッズがポーチだけだったのも謎。

公生ズのグッズ欲しかったな…椿ちゃんもかをちゃんも渡ズも欲しかったな…

私たちは今から何をがんばったら報われますか?

 

この世は謎だらけ

 

かをちゃんと椿ちゃん

二次予選前に、椿ちゃんがかをちゃんに「グッジョブだよ!」っていうところが好き。

これどことどこの間のシーンだったっけ…制服着てたことは覚えてるんだけど…まあ大体制服だから何の手がかりにもならないんですけど……

この次がもう二次予選で「公生いない!!」ってなる?あっそうかも…?もしかしてこれ会場(控室?廊下?)でこの話してる?そして渡が「公生見なかった!?」って来る?あっそうかもー!!!やっぱり書くと思い出せるものだな!

(違ったらご指摘ください)

 

椿ちゃんの「時間って……止まるんだよね……」の言い方と表情。

公生の時間が動いていた頃も、時間が止まった瞬間も、時間が止まった後もずっとそばにいて見守ってきた彼女の、心に秘めた想いが溢れ出てる。

椿ちゃんの「あの日から公生、どこにも行けないでいるから」がもう、そんな切なさを一人で抱きしめたような言い方……。泣いちゃう。

 

かをちゃんのちょっと探るように「椿ちゃんは、有馬くんのことが好きなんだね」って聞くところはなんだかドキドキするし、椿ちゃんの「ん~それはちょっと違うかな、ダメダメな弟ーって感じ!」でちょっとおちゃらけてるのがなんだか切ない。この時点では、本当にダメダメな弟ーって思っているんだろうけど、観客はもう「椿ちゃん、その気持ってね…」ってなってるから………キュ…

 

女子ズはふたりとも明るくて天真爛漫だけど、ちょっと無理して明るく振る舞っている部分があるよね。それがちょうど2人とも少しずつ騙し合って……って言ったら言い方良くないけど、本心を隠して生きているように見えて。バチバチはしないけど少しずつ探り合っている感じが絶妙なバランスだな~と思います。でも二人が仲良しなの本当に愛しい。

 

あとシンプルに恋敵なのに大喧嘩にならないのマジで大人だなと思います。

この作品に出てくる人たち全員めっちゃ大人だよね。アニメ見てる途中で中学生ってことに気がついて「中学生!???」になった

 

椿の「ピアノを弾いてほしいわけじゃない、ただ、やめるなら、納得してやめてほしい」がすごい格好いい。公生の「僕はもうピアノはやめたんだから」が「やめた」のではなく「音が聞こえなくて1人になるのが怖いから弾きたくない」「弾けないって思いたい、諦めたい」っていうピアノに対してマイナスな気持ちであること。やめたと思うことで自分の心を守ってるってことをちゃんと分かってる。

 

やめるなら、そういうピアノに対してのマイナスな気持ちをきちんと昇華してからやめてほしいと思ってるんだよねきっと。そうやって心を閉ざして心を守っていても、ピアノに対する気持ちがマイナスなままだったら、いつか限界が来てしまうから。限界が来て取り返しがつかなくなる前に、ピアノへの気持ちに決着つけてほしいと思ってるんだよねきっと。愛だね…。

 

かをちゃんはここからグイグイ公生を引っ張ってピアノを弾かせるし、恋愛的にもリードしていくけれど

椿ちゃんは公生をずっと見てきて大切に思ってきて、彼を傷つけないようにしてきたから、公生が一歩踏み出すためには足りなかったんだろうな…と思う。

 

椿だって公生にピアノを弾いてほしいと思ってるし、「♪僕らの時間」で軽いノリで

ピアノ弾いてたあの頃は かっこよかった 

それなのに 今じゃ冴えない メガネくん

って言ってたりするけど、きっとむりやり楽譜を渡したりピアノの前に座らせたりはしてこなかっただろうし……

(いや「♪僕らの時間」で渡と公生ひきずってピアノの前に座らせてたか…!笑。それはそれこれはこれということで)

 

椿は楽器を弾かないから、音楽を奏でる楽しさを公生に説くことも、一緒に奏でようと誘うこともできない。

公生の心の扉を優しくノックして、ただ側にいて見守ることしかできない椿ちゃん…。

公生の心の扉を堂々とこじ開け、むりやりにでも楽しい方へと連れて行くかをちゃん。

この二人が同じ空間にいるのが尊くもあり残酷だなと思います。

 

でもきっと天真爛漫で心の扉を強引にこじ開けてくれる人が公生にはずっと必要だったんだろうな~と思うととても残酷ですね…。

 

二次予選なのに来ないじゃん主人公

渡が「公生見なかったか!?」って走ってくるのかなり好き。君はいつだっていいやつ。本当に。

「え!控室に居ないの!?」「まだ来てないみたいだ!」(ニュアンス)のテンポが良くて椿と渡が仲良しなのがよく分かる。大好き。

走って探しに行く三人愛しすぎる~~~

 

なんか階段(※屋上)で一人佇んでる公生……似合うよね、そういう場所。

かをちゃんが走って駆けつけ、公生が「なんでここにいるの、今日二次予選でしょ!」(ニュアンス)って言った時「いやお前だろ」と心のなかで冷静にツッコんでしまった笑

公生のその絶妙な天然さが愛しいですね……ほんとに。

 

かをちゃんがはじめて弱い自分を見せるシーン。強気なヒロインが弱いところを見せるシーン、ずるくて良いよね。かをちゃんがずるいということではなく。かをちゃんは公生には素の自分をだすんだなあ。

 

「弾くって言ってないし」とか屁理屈言ってる公生いいよね。陰の者。

 

かをちゃんの「ちょっぴり私を支えてください」で泣きそう(というか泣いてる?)のがうまいなあ……。ここって、ふたりとも階段にいて、かをちゃんが公生より上にいるよね。泣きながら頭を下げた時、かをちゃんの表情は公生に見えているのかな……。

 

それはそれとして、私はかをちゃんが頭を下げた後の公生の「わかったよ…」を聞いた時に毎回「早ッッ!」って思ってしまうんだけど…笑

何が彼をそんなに納得させているの。やっぱり普段は強気で天真爛漫なかをちゃんの弱い部分を見たからなの…?

なにはともあれ公生の心が動いて良かったです。うむうむ。

 

椿と渡が「いたーーーーー!!!!」って入ってくるのも大好き。最高すぎる。

この時かをちゃんがむこうを向いて涙を拭っているのがね…。かわいいよね。

 

渡に「俺のかをちゃんを困らせるな!」ってマジで首根っこ掴まれて階段引きずり下ろされて(言い方)(普通に引っ張られてるだけだけど笑)ヘッドロックかけられてる公生おもしろ可愛いすぎる。渡と公生ほんとに仲良しじゃん!!!渡のほうがちょっと小さいから、公生が身体を折りたたんだ状態で(それをお辞儀という)ヘッドロックされてるの好きです。

公生の「弾くよ、弾くってば!」は多分このミュージカルの中の彼のセリフで最も元気だと思う。元気で何より!

 

いつの日かの公演では、公生が首根っこ掴まれすぎて自転車乗ってからブレザーの襟を頑張って直してました。いとしい。

 

そしてこのとき椿ちゃんはかをちゃんのとこに駆け寄るのがいいよね。

 

あと何分!?ってなったところで椿が「ダッシュで30(20?)分!!」って言ってるの本当好き。体力底なし運動部よ。そしてたぶんだけど椿のダッシュ30分は公生なら1.3倍、かをちゃんなら1.5倍くらいの時間がかかると思うよ。そんな椿ちゃんも愛しいです。

 

公生が「ダッシュって…そんな状態じゃまともに弾けないよ!」ってマジレスしてるの好き。

元凶は君。

 

「我に策ありだ!!」で自転車ばーんと指差す渡イケメンすぎる~!

ほんといいやつ!

運動部ナメんなよ!ってなってる2人最高すぎる。

 

この曲始まったところで後ろの階段に学生ズがひらひら~っと走ってきて駆け下りていくの大好き。可愛すぎる。みんな愛しい。目が足りない。

 

公生が「これ誰の!?」って言ったところでwow wow~って曲が始まるの、主人公すぎて大好き。歌い出しが渡なのも大好き。真っすぐでのびやかな歌声で、明るい未来に連れてってくれそうだもん。渡が歌い始めたところで太鼓?何かいい感じの楽器がぽんぽこ鳴ってるのも大好き。絶対これ前もどこかに書いたな。

 

結構すぐ「♪Speed Of Sound」のイントロ始まっちゃうから無言の演技が多いけれど、棒立ちになってる公生に「ほら、乗って乗って」って荷台ぽんぽんしてあげてる椿ちゃんとても好きです。幼馴染……。

ちんまりした椿ちゃんの後ろに背の高い公生が乗るアンバランスさに若干心配になりつつ、長い脚を収めるのが大変そうな公生に「ふふ…」ってなりつつ。どっしり構えた渡の後ろに軽々と立って乗るかをちゃんの微笑ましさに「ふふ…」となりつつ。両ペア真逆な感じが良いバディと良いバディだな~とにこにこしてしまう。

 

固定された自転車を漕いでいる間に盆が回るという斬新かつどこまでも地味な演出が本当に好き。この曲、歌って踊ると思ってたもん。良い意味で裏切られた!!笑

 

FNS歌謡祭でアンサンブルの方たちがパワフルに踊ってるの大好きすぎるからもう一回観たい。できれば生で観たい。

そしてテレビ放送で手拍子しながら笑顔でこの曲歌う公生ズ、今思えばレアすぎる。本編全然そんなことせんわ。シンプルに幻。ありがとう。

 

再演したら、カーテンコールで一曲踊るのどうですか?笑

 

盆が回って自転車漕いでるだけという、このミュージカルの一番盛り上がる曲を背負っているはずなのにどこまでも地味という絶妙なバランス。何度でも大好きすぎる。

自転車二人乗りがまず青春で可愛いし、風を切って自転車で駆け抜ける4人はカラフルで明るい未来に向かっているようで本当にいとしい。

 

その場で自転車漕いでるだけなのに、ちゃんと道が見えるの本当にすごいと思う!運動部ズふたりと、後ろに乗る音楽家ズの表現力よ…。

 

漕ぎはじめの最初の一歩が、渡も椿もちゃんとペダルが重そうなんだよね。うま。椿ちゃんにいたっては「よいしょー!」って感じな気がする。

あと、上り坂なんだな~って感じるところと、下り坂なんだな~って感じるところがある…気がする!渡と椿がペダルを重そうに頑張って漕いでるときと、ふたりともペダルから脚を離して「きもちー!」ってやってる時ある。

上り坂の時に公生がジェットコースター怖い人みたいになってる気がする。

うますぎない…!?????なに!?ありがとう……

 

公生ズによってこの譜読み芸(譜読み芸?)が違うのはすっかりおなじみですが…笑

Twitterの日々のレポを見ていると、最近の古関公生は、楽譜が風に吹かれすぎて顔面に張り付いているらしいです。

ずるいよ!!!!!

見たすぎる。古関公生を見るチャンスがあと一回あるのできっちり見てきたいです!楽しみ~~!

 

古関公生の見どころあったら教えてほしいです

 

二次予選!

会場についた時に「着いたー!」って感じで椿ちゃんが上の方を指さしてるのが印象的。かわいい。

自転車が止まるときも、みんな前のめりになって止まってる感あって好きです。細かい。

 

乗り捨てた自転車(笑)がアンサンブルの方たちによって回収されるところがすっごい好き!ただ運ぶんじゃなくて、ちょっと舞いながらクルッと回りながら持っていってるというか…。

どこかのシーンで椅子やピアノを退場させると時も思ったけど、舞台を彩りながら各々が必要な仕事をこなしているのが本当にカッコいい……。Beautiful Gameで渡を応援してると思ったら階段動かしてたり……。カッコイ~~~~~~!大好きです!

 

そして落ちサビ(落ちサビ?)の

君は今 僕を連れて 新しい旅を始める 

今踏み出す 空をかけて もう逃げない 君がいれば

だけを歌って後ろに走り去っていく有馬公生、主人公すぎて好き。

こんなん主人公じゃん!!!!それはほんとそう

 

無事に会場に入っていった音楽家ズを見送り、グータッチで「やったね!」する運動部ズ、愛しすぎる。いい人すぎる。

 

そして武士と絵見が出てくるの本当に好き。ラスボスじゃん。

絵見ちゃんが「まだ予選じゃなぁい」って言うのここだっけ…?そうな気がする。かっこよすぎる。この時余裕な笑みと拍手してる絵見ちゃん良すぎる。そして武士いい声。

 

このOneNoteが大好きで…!!

ピアノの椅子に座ってるコンテスタントが盆に乗って回ってるのカッコよすぎ。

ダンスも好き。

 

ここの

まるでマリオネット 母親の言いなり また止めてやる メトロノーム

が好きすぎる。

 

まるでマリオネット

でコンテスタントたちが操り人形のように力なく腕だけをぶらんとさせ

 

母親の言いなり

でマリオネットだったコンテスタントたちがビシッと揃って真ん中のピアノを指さして

 

また止めてやる

でタイミングも角度もバラバラに、ピアノを指していたコンテスタントたちの腕がビンっと弾かれて

 

メトロノーム

で弾かれた腕が時計みたいに時を刻むように動き始めるのが

 

好きすぎる!!!!!!そんな最高なことあるんだ

本当に好きすぎるから映像で見せてほしい

 

絵見と武士の「あいつのピアノを追いかけてきた 初めて聴いたピアノ」が好き~~この2人ちょっと悪役っぽく見えてしまうけど、この曲で公生に憧れていた2人なんだ…ってぽわっとした気持ちになる。

 

あのピアノは まるでひまわり

なところ大好き

この時のライティングがちょっとオレンジっぽいような気がする。あたたかくて柔らかな光なのが、武士と絵見にとって公生のピアノがどんな存在だったか教えてくれる。

「ひまわり」の時にアンサンブルの方たちがピアノを中心にしてパ〜っと腕を広げてるのがだいすき。

 

追いかけてきた」でアンサンブルの方たちが盆の上を何かを追いかけるように歩いているのが印象的。

みんな追いかけ方が違くて素敵。特に印象に残ってるのは腕を伸ばして宙を掴もうとしながら歩いてる方。いいな……。

 

まるで蜃気楼 掴めない」なの好き。

コンクールで一位をとって喜ぶでもなくさっさと会場から居なくなる公生。ある日突然ピアノ界から姿を消してしまった公生。蜃気楼のようにふわりと謎めいた存在だったんだな~と思わせてくれると同時に、公生のピアノは掴もうとしても絶対につかめない、とんでもなくレベルの高いものだったんだろうな~と思わせてくれる歌詞。

 

掴めない時に武士と絵見が宙を掴もうとしてるのが好きです

2人が憧れの表情で上の方を見ている(気がする)のも好き

 

そしてついに始まる二次予選。

かをりの「旅に出よう、一緒に」に頷いてちょっとはにかむ公生好き。かをちゃんの背中は逞しいなぁ……。

一次予選の時ははしゃいでた椿ちゃんたちも、今回は緊張してるのがわかる。椿ちゃんが公生に「頑張って…」って祈ってるように見える。ほんと良いな…。

 

このシーンはやっぱり公生が弾けなくなってしまうところが好きです。

 

公生が弾けなくなって「僕に~ピアノが~~」と歌い始めたところで「公生ーッ!泣」になるし、「♪僕にピアノが聞こえないなら」のリプライズはここだけ、かつ極短なので「もっと聞かせて!!!!!」になるしもうこちらの情緒はめちゃくちゃですね

 

歌い終わった後に公生が耳を抑えてる気がする…好きです…。もう一回弾くぞって鳴った時に手がすごい震えてる気もする。

苦しそうにトラウマに向き合う公生を心配そうに見つめる椿と、「大丈夫か?」ってなってる渡、いとしい…。

個人的な疑問だけど、椿ちゃんは公生がピアノ弾いたらこうなっちゃうって知ってるんだっけ…なんだっけ…アニメ真剣に見返そうかな…。

 

ここで「♪旅に出よう」を歌うかをちゃん、光の存在すぎる。公生の歌とちょっと被って始まる気がするんだけど、どうだったかな。

 

このシーンすごいな。公生の歌とかをちゃんの歌と公生が弾くピアノとかをちゃんが弾くバイオリンと観客の声が同時に鳴ってるよね?

はじめて観た時「聖徳太子じゃないんだけど!!!!!」になりました

ちょっと情報量が多すぎる笑

でもこのシーン大好きです。文句じゃなくて愛しさゆえのいじり。

 

かをちゃんがagainって言うまでの静寂がすごい緊張する~

度胸がすごいな。逞しいなかをちゃんの背中。

 

そして途中から伴奏に合流する公生やっぱりすごいなと関心してしまう。

 

最後に倒れるかをちゃんを抱きとめて1幕が終わるの、本当にドラマチックで好き。恋するチャミスル*1なベクトルのドラマチック抱きとめではないけれど(笑)、ちょっと前向きだと思わせておいてガッツリ下げて終わるのミュージカルですって感じで大好きです。

この時鳴ってる音楽がね、ワイルドホーンが元気元気!って感じで大変好きです。

そしてかをちゃんのお母さん渾身の「かをりーー!!!!」がドラマチックに拍車をかけてて好きです。

 

幕間

やっと1幕書き終わった……!

書いたことで思い出せたことがたくさんあって、よかった~~となりました。

劇場で観たもの何一つ取りこぼしたくないと思うくらい、どのシーンもどの曲もどのキャラクターも大好き。

1幕前半を書いた時点では2回観劇済み、これを書いた時点では4?5?回観劇済み。前回とはかなり解像度が変わっているかも。

 

次は2幕前半だ!楽しいなあ

ここまで読んでくださりありがとうございました!

劇場で観た景色を思い出すきっかけになればいいな。

 

ひとりごと:いそいそとアンケートを送る日々

東宝のアンケートって、席の番号とか行った日とか書く欄あるからてっきり観劇した回数分しか書けないとおもっていたんだけど

よく観たら全項目Not必須項目

つまり書きたいところだけ書いて送っても何も問題ないと!

お褒めの言葉に円盤CDグッズ再演のご要望を織り交ぜながら今日もアンケートを書きます↓

東宝演劇アンケート

 

アンケートを書きつつ、このミュージカルが好きすぎて終わりが来ないでほしいなあと思う日々です

 

「♪僕らの時間」

摑み取れ 今この瞬間 消えていく

味わえ 最後の時間を 僕らの時間を

 

歌詞が沁みるね……

 

 

 

*1:古関くんがやってるチャミスルのCM。面白さが異常。韓国ドラマひとつも見たことないけど友人と爆笑しながら見ました。

youtu.be

「月の光」の演出が好きな話

 

「月の光」の演出が好きな話

 

椿ちゃんが帰ってきて、部屋で1人公生への想いを歌うシーン。

 

スクリーンにぼんやりと映る窓枠が好きです。公生の部屋の明かりで窓がぼんやりと夜空に浮かび上がっているようにも見えるし、月の光が窓枠をぼんやりと照らしているようにも見える。綺麗。

 

教室のシーンではもっと奥の上の方にナナメに窓がぶら下がってたから、初めて見た時「同じ窓なのに何で舞台セット違うんだろ」って思ってた

 

間奏でピアノのメロディーだけになった時、まさか窓枠が映っていたスクリーンの向こうに、ピアノを弾く公生が透けて見えるだなんて。そんな。ありがとう。

 

スクリーン越しにぼんやりと浮かび上がるピアノを弾く姿ロマンチックで切ない。椿ちゃんの思い出の中にしかない姿で、もうハッキリ見ることはできないみたいで。

 

昔は椿の部屋から公生の部屋を覗くと見ることのできた姿のただの回想なのかもしれないし

 

椿が目を閉じてピアノの音色に聴き入っている時に瞼の裏に思い浮かべる、公生がピアノを弾く姿なのかもしれない

 

どうとも取れるこのシーン。大好きです。

(よく読むと同じことを言っているような気もするが)

 

でも、公生が白いシャツにスラックスでピアノを弾いているのはこのシーンだけだよね。他は全部制服かスーツのジャケット着てる。

(どうでもいいけどこのシーン毎回「あれ本物の公生?ほんとに?全然見えない」って思ってた)(オペラグラスで見て本人って確認できた)(公生ほんとに出ずっぱりですごいな)

 

この、家に帰ってきてジャケットを脱いでピアノを弾いている姿は、「幼馴染の家が隣の椿ちゃん」しか知らないんじゃないかな。と、このシーンを見て思いました。

 

わざわざこのシーンだけジャケットを脱いでピアノを弾いているのって、きっと椿ちゃんだけが知っている公生を描きたかったからだと思うのです

 

椿ちゃんだけが知っているピアノを優しく弾く公生の姿、見せてくれてありがとう。

 

幼馴染、ばんざい。

「僕にピアノが聞こえないなら」を聴いてる時に「さよなら、母さん」をふと思い出して爆発してたんだけど絶望した

※数回観劇後(東京公演のみ)に書いたものです

※7/10に加筆しました


ミュージカルのネタバレってどこからネタバレになってしまうんだろうかと日々悶々としています。

 

ネタバレしてます!今更ですが。

 

みんな大好き「♪僕にピアノが聞こえないなら」を飽きもせず毎日聴いています。良すぎ。一生聴いてたい。早く上演バージョンの音源が欲しいしあのシーンは芸術なので映像で欲しい。

(※配信で見られてよかったね過去の私!7/10の私より)

 

「♪僕にピアノが聞こえないなら」はピアノの音が聞こえない絶望と、母親の思い通りの子になれなかった苦悩、母親を失った悲しみを公生の心の叫びとして歌う1曲目にしてこちらの情緒をめちゃくちゃにしてくる最高のナンバー。

 

ピアノの音が聞こえない絶望、もうこちらの声が届かない場所に居る母親から縛られている息苦しさ、どうして愛してくれないのという寂しさ……公生の色々な想いが詰まってて……好きです……。いやメロディーもそうだけど歌詞がうますぎる。怖。

 

舞台上にピアノと公生の2人きり(リトルを入れたら3人だけど)、そして「なぜ聞こえない このピアノの音が」という歌い出しの歌詞も相まって

ピアノの音が聞こえない絶望感を強く感じます

大好きです

こんな絶望エネルギッシュソングが一曲目なの公生ズ大変すぎる

公生を生きてくれてありがとう……

 

と思いつつ、今日も元気にこの曲を聴きながら出勤していたのですが、ふと

「僕はもう君のただの幻」

という歌詞が聞こえてきて

なんかどっかで聞いたことあるフレーズだなぁとぼんやり思って

(歌詞が急に頭に入ってくることあるよね)

 

またまた元気に帰路でこの曲を聴いていて、薄暗い空を眺めつつ歩いていたら、突然

ガラコンで公生が歌う「♪さよなら、母さん」の「あなたは僕が作り出した 幻」という歌詞を思い出し「えっ……!?」と声に出してしまいました

 

え、今、なんて?

 

急にエモさが増した

 

劇中で最初に公生がピアノに触れ、母親への苦しい想いを歌った曲に

「僕はもう君のただの幻」

 

劇中で公生がはじめてお母さんの気持ちを理解し、お母さんと仲直りをして美しくお別れをした曲に

「あなたは僕が作り出した 幻」

 

そっ そんなミュージカル上手いことある〜!??????ありがとう世界…………

 

全くうまいこと言えないな

 

前者は

「あなたが愛してくれた僕はもういないよ、お母さんが見ている僕は昔の僕で、今の僕はそうじゃないんだよ……」という公生の心の叫び……


あなたが愛した僕はもう居ない、と過去の自分の存在を自ら消してしまう意味での「幻」でもあり


今の自分は実在するのに、もう母親に見てもらえない(物理的に)、実在するけど居ないも同然(精神的に)(?)、という意味での「幻」

なのかなと思いました

 

そして後者は

思い出すのは厳しい母親の姿ばかりで、自分が殺してしまった、幸せになってはいけないという思いに縛り付けられ、公生自らが生み出してしまった「幻」…………


「あなたは僕のことを愛してくれないと思っていたけど、厳しさは愛の裏返しで、本当はたくさんのことを僕に残してくれた、愛してくれてたんだね…」と気づいたんだね公生は

 

今まで思い浮かべていた厳しいお母さんは公生が悲しみから作り出してしまった幻で、本当の心の中にいたはずのお母さんはそんな姿ではないと…

 

そんなうまいことあるの…………

 

全然うまいこと言えないけど、この「幻」の使い方…?伏線回収?がとても上手だなと思いました………………

 

あと「♪さよなら、母さん」の該当歌詞が最後の方ではさらにレベルアップし

「僕が作り出した 悲しみの亡霊」になるのもすごいなと思います 好き

 

は〜〜〜〜本当に良いミュージカルだ……

ずーっとこのミュージカルの話してたい

すればいいんだけどね。

 

この話おわりです


※7/10追記

待って終わらない 終わらないです


ここまでの文章、既にちまちまと追記した部分があるんですけど

この先さらに加筆します


冷静に考えて達成公生の歌声で「僕はもう君のただの幻」って聴いたことないな、と思って


上演バージョンの「♪僕にピアノが〜」を自分で歌いながら(アーカイブ終わってしまったからね)歌詞カードとにらめっこしていたんですけど


「僕はもう君のただの幻」って、上演バージョン歌ってないじゃないか!なんなら割とその辺りカットされていたんですね 全く気づきませんでした


言われてみれば観劇しながら「こんなにスピーディーだったっけ」「こんな短かかったっけ」と思っていたけれど、テンポ速くなってるからかな〜と適当に納得してみたり

(そもそも上演中はなんかもうそれどころではなかった)

しかし改めてコンセプトアルバムの歌詞カードを見てみると

(お手元に歌詞カードをご用意ください)


2ブロック目

僕にピアノが 聞こえないなら

この世界には 何が残る

どう生きて行く 絶望を抱えたまま

僕にピアノが聞こえないなら

あなたは僕のこと 許せるのか

あなたが残してくれた全てを失って


上演版では

僕にピアノが聞こえないなら

あなたは僕のこと 許せるのか

あなたが残してくれた全てを失って


だけでしたね…!



そして3、4ブロック目(左下と右上)


まるでメトロノーム 機械より正確

過去の栄光が僕を嘲笑う

この戦いいつまで続く

僕はもう君のただの幻

僕だけが飲み込まれる 白と黒の世界に

光さえ届かない 暗闇に溺れる


僕にピアノが 聞こえないなら

僕の世界は 静寂に飲み込まれたまま

死ぬまで苦しむだけ

僕にピアノが 聞こえないなら

どう償える もう届かないこのピアノ

あなたにも僕にも聞こえない


上演版では

まるでメトロノーム 機械より正確

過去の栄光が僕を嘲笑う


僕にピアノが 聞こえないなら

どう償える もう届かないこのピアノ

あなたにも僕にも聞こえない


すっごい短くなってる…!

えっ今の今まで全然気づかなかったです

(そんなことある?)

確かに公式先生が「世界初演のため、上演版と変わっているところがあるのはご容赦を!」みたいなこと言ってましたね!


CDにあって上演で消えた歌詞は


「僕にピアノが 聞こえないなら

この世界には 何が残る

どう生きて行く 絶望を抱えたまま」


「この戦いいつまで続く

僕はもう君のただの幻

僕だけが飲み込まれる 白と黒の世界に

光さえ届かない 暗闇に溺れる


僕にピアノが 聞こえないなら

僕の世界は 静寂に飲み込まれたまま

死ぬまで苦しむだけ」


ですね……意外と長い…!


この部分って歌詞が他の部分よりストレートに暗いのに、曲調がちょっと明るくてゆっくりなんですよね


やだもうワイルドホーンの業


でもこの部分がなくとも、公生の絶望と苦しみをひしひしと感じる演出と演技力


そしてこの部分がないことで曲としてより疾走感が出て、観た人を作品の世界観にぐっと引き込んでくれるんだ……

やだもうミュージカルが上手…………本当にありがとう……


CDに入っているフルバージョン、本当にCDとして形になってくれてよかった………



え 待ってください

ということは、この上演で削がれた部分の達成公生の歌声は未来永劫聴くことができないということですか


それは絶望



上演版CDくださいと散々言ってましたが、なんかもう

この世の君嘘ミュージカル関連のもの全てパッケージにしてください


あと私が「エモいやん…」と言っていたこの記事の主題、上演されたものを観ただけでは成立しませんね(涙)


今度こそ終わりです


ミュージカル「四月は君の嘘」5/28(土)マチネ(木村達成・寺西拓人ペア)備忘録

5/28(土)マチネ 木村・寺西回を観劇してきました

 

今回から曲のタイトルには「♪」をつけて

歌詞には「アンダーラインを引いて」書いてみます。

 

今日もとても良かった……。良すぎて観劇中1分に1回「ありがとう…」って心のなかでつぶやいてた。何にありがとうなんだろう。世界?たぶんそう

 

曲の好きなところとか、演出の好きなところも書きたいけどその話はこれ↓の続きとしてまた書きます。

 

potea.hatenablog.com

 

 

今回はこれ↓の28日バージョンのつもりで、今日観劇して気づいたことを。あと前回書いたものの中にやっぱり勘違いしてた部分があったので、ここで訂正します。ごめんなさいー!

 

potea.hatenablog.com

 

 

でも今回は「面白!」なことは起きなかったので、淡々と今まで気づかなかった部分について書いたりします。よしいくぞ。

 

 

 

1幕

やわらかくなった

これは初日とかだいぶ前に比べてなのですが、達成公生が全体的に優しくなったというか柔らかくなったというか……。「どのシーンが?」と聞かれるとピンポイントで答えられないけれど、全体的に…?

 

例えば、以前はもう心の扉を閉ざして何重にも鍵をかけていたような、何か言われても響かない、全ての言葉が公生を素通りしてしまう、みたいなイメージ。かをちゃんの言葉を借りるなら「意固地」が似合う佇まい。表情も真顔まではいかなくとも固い感じだったような。

初見の達成公生の印象、「電柱」なので……(失礼)

 

しかし今日は、全体的にふんわりしていたというか柔らかかったというか…。かをちゃんたちに絆されてどんどん心がほぐれて扉が開くのはもちろんなんだけど、心を閉ざしている時から柔らかかった。

うわ〜どこかのシーンで「言い方めっちゃ優しくなった…!」って思ったんだけど忘れてしまった……。無念……。椿をおんぶするシーンかなぁ。とにかく、全体的に表情豊かになっていた気がします。後に書くけれど、カフェのシーンも「変わった?」と思いました。

 

僕にピアノが聞こえないなら

好きすぎて何度でもこのシーンの話をしてしまう。

 

手紙を読んでいた公生が、ピアノを弾いているリトル公生の姿を遠くから眺めるという構図がうますぎる。泣いちゃう。ありがとう。そして子役くんたちうますぎ偉すぎ金一封。

 

「まるでメトロノームのあたりで、公生がリトル公生の座っている椅子に背中合わせで腰掛けるの何度でも好き。ずるい。この、腰を掛ける時に、脱力して座り込む感じというか。ただ座るのではなく、公生の中に何も残っていなくて、抜け殻がストン…と力なく腰掛けている感じがたまらなく好きです。

 

「過去の栄光が僕を嘲笑う」

座ったままリトル公生の方を振り返り、はっと幼い頃の自身の姿に気づいたかのように立ち上がり、恐ろしいものを見たかのようにそのまま後ずさっていくのが……好き……。悪夢を見ていて目が覚めたみたいな。

「過去の栄光が」あたりでリトル公生を振り返るの、ミュージカルがうますぎる。

「僕を嘲笑う」あたりで後ずさるのもミュージカルがうますぎる。

(後ずさった時に盆が回っていて、転ばないかいつも心配しちゃう。)

この「嘲笑う」のメロディーがドラマチックで好き。CDよりドラマチックな気がするけど、これは達成公生アレンジなのかな。

 

公生が1番苦しんでるところ(たぶん「あなたにも僕にも聞こえない」のところ)

右耳を抑えてゆっくり膝から崩れ落ちていき、それからゆっくり左耳を抑えて下を向いて頭を抱えていくのが……うますぎる……。(崩れ落ちてから右耳抑えてたかもしれない)

聞こえない事に気づいて右耳を抑えて、少しずつそれを理解していって左耳も抑える感じがね……そんなうまいことあります…?何……?

 

わ~どこか忘れてしまったけど、車椅子が退場するところ(言い方)で

(「あなたにも僕にも聞こえない」の後の「ジャカジャカジャカジャッジャーン」のとこかな)(伝わる?)

公生が車椅子をちょっと追いかけるというか、掴もうとする感じなのが好きです。公生の置いてかれてしまった感。公生の「僕を置いていかないで」という心の叫びが伝わってくる。

 

公生がピアノを鳴らしている時、リトル公生が回っている外側の盆に立ってその姿を見つめているのが好き。

 

冒頭で大きくなった公生が小さい頃の自分の姿を見つめているのも切ないし、幼い公生が大きくなった自分を見つめているのも切ない。

 

大きくなった公生の眼に映るものは、ピアノが聞こえなくなりただ苦しみ泣くことしかできなかった幼い自分。厳しい練習を頑張ったのに、お母さん失って音を失くして、小さい体に対してずいぶん大きなピアノと二人だけになってしまった自分。

幼い頃の公生の眼に映るものは、その時から全く救われていない、ピアノの音を聞こうと必死に鍵盤を叩く未来の自分。

 

そん……そんなミュージカル上手いことある……????なに?

 

「あの日から あなたが消せない」のところ

「あなたが」で顔の前に手を持っていって空中を掴み

「消せない」で顔の前で握っていた拳を下にスッと下げるんですよね……

握った拳の動きに合わせて目線も下げてね……

好き……ありがとう……

 

この曲の最後「白と黒の孤独な檻に」

立ったまま聴こえないピアノを鳴らし続ける公生。そんな彼を照らすライトがこの歌詞の部分でキュッと絞られて、照らす範囲がぐっと小さくなるのが好き。彼が白と黒の孤独な檻に閉じ込められているのを、視覚で分からせてくる。周りが暗くて、ピアノと、聴こえないピアノを必死に鳴らす公生だけが照らされてる。まるでこの世界に二人きりみたいに。

うますぎるよねミュージカルが。

 

公生がかをりに「ピアノを弾くのが怖い」「僕はピアノと二人きり」「すべてを失った時、また一人になる」と言うシーンがあるけれど

そのシーンではいつもこの曲の最後を思い出してる(私が)。私はピアニストではないので、正直「ピアノと二人きり」という感覚があまり分からないんだけど、このシーンを観ているから「ピアノと二人きりって、こんな孤独なんだね…」って、ちょっとわかる。

 

ワイルドホーンの業が深すぎるから本当に責任取ってほしい。円盤出すとかCD出すとかして。木村達成さんが歌う「♪僕にピアノが聞こえないなら」が音源として残っていないの、世界の損失すぎる。この作品が映像に残っていないのもそう。どうしたらいいの。

 

この曲の話、放っといたら一生しそう。引かないで。

 

めがねどこ〜

前回書いたのと微妙に違った……。今日と先週で演技が違ったのかもしれないし、私の記憶違いなのかも。真相は闇の中。

 

今日は、椿ちゃんが窓バリーンした後に公生がすごく痛がっていた気がする!痛がっている時間が長かった……ような気がする。ずっと「いった……」「っあぁ…」って言ってた気がする。

 

椿ちゃんが教室に入ってきた後、頭を抑えていた手を(たぶん右手)を離して、両手で床を探って眼鏡を探していました。両手で。眼鏡も公生に対して割と左手側にあって遠かったような。長い腕を伸ばしていたような。そうでないような。大変かわいい。

 

眼鏡を見つけてからかけるまで

眼鏡を顔に持っていってかけるのではなく、床にある眼鏡に顔を近づけて眼鏡をかけていました。なにその仕草。細かい。有馬公生っぽい。ちょっとドジっぽいというか、鈍臭いというか天然っぽいというか…絶妙にサマになってない感じがとても有馬公生っぽくて、きゅんときました。

 

掴み取れ!

何度でも好き。幼馴染の戯れ。

幼馴染の中でも、ほっぺぎゅー!できる幼馴染はかなり仲良し度が高いよね、と思う今日このごろ。この時、達成公生が「やめてよ」みたいなことを言っている気がする。ありがとう。(すべての文末にありがとうってつけそうな勢い)

数あるアクションの中からほっぺぎゅーを選ぶ椿ちゃん、本当に公生のことを可愛がっているなあと思う。

 

渡、椿と公生の戯れを盗撮するために教室に入ってくるのが登場シーンなの本当に推せる。光の存在。

 

公生が椿と渡に引きずられてピアノの椅子に座るシーン!

今日は公生がすごい勢いよく引きずられていって、座った時に椅子がちょっと後ろにズレるくらいだった。元気! 

 

「♪僕らの時間」で公生が渡に「君と違って誰でもいいわけじゃない」って歌ってるのが妙に辛辣で好き。公生、やっぱり渡と椿には思ったこと結構ずけずけ言うよね。このシーンで、この二人には心を開いてるんだなあ~~とほっこりする。

椿の「目が光ってないの」も辛辣で好き。3人の仲の良さと信頼関係あってこそ。

 

しかしこの椿の「目が光ってないの」と渡の「輝いてない」の間に公生がなにか言ってるんだけど、毎回聞き取れない……。なんて言ってるんだろう。「目は光らないよ」かなあ?

 

「世界に色が見えない」とか詩的なことを言いつつ現実主義な公生、好きです。

 

渡の「教えてやる女の子を落とす技」であっち側(机側)にいる女の子をバキューンして女子ズが「キャ~!♡」ってなってるの面白くて好き。アイドル渡。技、軽すぎるでしょ。たぶん公生に教えてもその技効果発揮しないよ。

 

この曲はやっぱり、真ん中でスクバを抱きしめる公生と、その両脇で椿と渡が「掴み取れ!」と爽やかなメロディーを拳握って歌ってる構図が最高だな~と思います。公生の、みんなと一緒にいるのに一人だけ上の空感。置いていかれてる感。そもそもついていく気のない感。「ぼくそういうのいいんで」モードの公生。

 

椿が「渡のどこがいいんだか…」って呆れるところで、公生が割と明るめな表情で「好きだよ、渡のこと」って言うとこいい。公生の天然、恋愛慣れてない感、人の心への疎さ…など有馬公生のすべてがこの台詞に出てる。好きの意味を会話の流れ的に勘違いしてるけど、「好きだよ」と何気なく言ってしまう公生、愛しい。純粋。たぶんそういうとこが皆が公生を放っておけなかったり可愛がっちゃう理由なんだろうなと思う。そして柏木ちゃんにツッコまれるのもいい。

 

椿ちゃんと柏木ちゃんが仲良しなの、いとしい~!

 

こどもと公生

こどもと公生が一緒にいるの可愛くて大好き。

公園での待ち合わせシーンで、こどもの「あのお姉ちゃん、変わり身早いね~」にぼそっと「同感……」てつぶやいてるの可愛い。こどもの意見に同意しちゃう高校生。ぶっ飛ばされたばっかりだからほっぺ抑えてるし。公生の物理的に弱そうな感じ良いよね。椿ちゃんもなぜか頬を抑えて倒れる公生を見てノータッチなのがいいよね。全然心配してない!幼馴染とうとい。

ここで公生が立ち上がる時に手をパンパンして払ってたような気がする。細かい。

 

そして一番小さい男の子に話しかけられて、もう一度しゃがんで目線を合わせる有馬公生……BIG LOVE……。

(前回書いたやつに倒れたまま子供に話しかけられて~って書いたけど違った。子供に話しかけられて改めてしゃがんでた)

基本的に人に心開く気がないけど子供とはすぐ打ち解けてるの愛しい。すきなんだね、こども。

 

あと、公生が木の前で「5分前行動がなってない」ってぷんすかしてる時に後ろを歩いてるお爺ちゃんがツボです。お爺ちゃん、めっ……ちゃお爺ちゃん。うますぎる。誰が演じてらっしゃるんだろうか……。

 

映画みたいに

何度でも好き。「まるで映画~」とゆったりとドラマチックに歌い始めるこの曲。今この空間が「まるで映画」。(たぶん)公生がスポットライトを浴びて、周りがほんのり薄暗くなっているのが映画のワンシーンを切り取ったようで好き。

 

達成公生が歌うこの曲が大好きです。なんでこんな優しい歌声なんだろう。「♪僕にピアノが聞こえないなら」ではまっすぐ力強い歌声だったのに、この曲はふわふわ。公生ママの言葉を借りるなら「赤ん坊の頭をなでるように」歌うよね。

言葉一つ一つを舞台の上に優しくそっと置いていくような歌い方。

放った言葉がふわふわ~と宙を舞って、淡い光になって、ふっと消えていくような。

そんなあたたかみを感じる歌い方だな~と思います。

 

あとやっぱり「友人A」の言い方が好き。

 

この曲の途中で奥の幕がなくなってパ~っと広くなるのも、たまらなく好き。ドラマチックで。奥の方で椿ちゃんと渡くんと かをちゃん でおしゃべりしたり両親交えて写真撮ったりしてるのがドラマチック。照明もピンクっぽくて良いよね。そしてやっぱりその輪に入れていない公生……。うっとりと「まるで映画」な光景を見つめている公生……。まさにエキストラ友人A……。

 

何度見ても良いシーンだなあ。

 

かをちゃんのコンクール

会場に入った時に椿ちゃんと渡が無邪気にはしゃいでるの良すぎる。場慣れしてなくてちょっと浮いてる感じがリアルでよい。

一方公生は、ひとりホールの入り口に立ち尽くし、ソワソワ落ち着かない感じなのが好き。ちょっと居心地悪そうなのも感じる。

椿ちゃんたちにちょいちょいと呼ばれるまで立ち尽くしてるのも、セットで好き。

 

かをちゃんが自由な演奏をし始めて、周りの階段が動き出すのが何度でも好き。物語がここから始まるんだとわくわくする。このときに椿ちゃんが手を叩きながら渡君を見てキャッキャしてるのが本当に愛しい。「かをちゃんすごいすごい!」って無邪気に感動しているのが本当に愛しい~~~~~~!

 

そんな時公生は、立ち上がって手前側に降りてきて、かをちゃんに釘付けなんだよね。椿ちゃんたちの少し後ろで、本当にライトが当たっていないところで膝を抱えて一人で眺めていたところから、かをちゃんの演奏している姿を見て光の当たる場所に歩いて出てくるところが本当に良い。公生の見ている世界が色づいた瞬間だな~と思う。逆に、降りてきた三池くんは怒っていて、公生の後ろを通り過ぎて立ち去ってしまうのがまた……ミュージカルうまポイント…。

Beautiful Game

いつだって渡はイケメン。

 

そしてずっと「なんだろうこの奇怪な動きのダンスは」と思っていたところがあって(失礼)

多分渡が最後にシュートする前?に、輪になっているチームメイトの外側を不思議な動きをしながら回っているじゃないですか(伝わってほしい)。その時の彼が踏んでいるステップが独特すぎて「なんだろう」と思っていたんだけど。

一緒に見に行った友人(サッカー経験者)と感想をやりとりしてるときに「ドリブルっぽい振付が面白くて好き」と言っていて、「ドリブルかーー!!!!!」とアハ体験しました。ドリブルだわ。なるほど。友人、本当にありがとう。私一人の力では絶対に辿り着けなかったです。

 

その友人と終演後に「渡、良い奴すぎる」「渡が歌いだしの曲、好きすぎ」ってずっと言ってました。人の心に残り続ける。彼こそ永遠のアイドル。

 

おんぶ

公生の言い方が優しくなったなあと思ったのここだったかなあ……。

もともと優しかったけれども……より人間味が出たというか。あたたかみ、まるみがましていたような気がしました。気のせいかもしれません。

 

試合に負けちゃって強がって「負けちゃいましたー」と言う椿に「カッコよかったよ」とさらりと言える公生。ほんとそういうとこだよね。罪な男め。(かっこよかったよだっけ、お疲れさまだっけ。とりあえず椿をねぎらう、ほめる言葉だった)

……あっ!

「カッコよかったよ」かもしれない、言い方が優しくなったの…!でも勘違いかもしれない…!

以前よりも椿のことを慈しんでる感というか、慰めてる感というか……。

観劇中に「泣いている子供を慰めてる、あやしてるみたい……」って思った気がする…!

 

そういえば椿ちゃんをおぶった後、達成公生も走ってました。人をおぶって走る突然のパワフル公生。「椿は女の子なんだな」ならぬ「公生も男の子なんだな」ですね。ありがとう……(オタク感謝しがち)

「椿は女の子なんだな」というセリフ、令和的に(令和的に)どうなんだと思わないでもないけれど……。

 

そして負けてしまった渡のもとに行く公生と椿。足を怪我した椿をちゃんと支えてる公生好きです。渡の視界に入らないところでちゃんと下ろしてあげてるんだよねきっと。おんぶしてきたことは公生と椿だけの秘密だね。

 

ここでも渡に「カッコよかったよ」とさらりと言える公生。(カッコよかったよで合ってるっけ?)罪な男ですね。ここで渡くんの逆鱗に触れてしまうわけですが……。

 

公生はピアノで負けたことがほとんどないから、負けた人の気持ちを想像するのは難しいんだろうなあ……と感じさせられるシーン。知らなければ寄り添うことのできない残酷さ、無念さをこのシーンから感じます。別に悪気があるわけじゃないのがまたつらいよね。渡がかっこよかったのは事実だし。公生はピアノの実力を手に入れたけど、それと引き換えに手に入らなかったものもあるのかも…と感じる。

 

椿ちゃんのスーパーナイスフォロー「私、病院行こっかな~」に「一人で大丈夫?」って返す公生、突然ぽんこつすぎて笑っちゃう。かわいいな。大丈夫じゃないでしょ!さっきまでおんぶしてあげてたんだから!病院連れてってやんなさいよ。公生そういうとこー!!

 

公生が渡に「じゃ……」って手を振る時に控えめに手を挙げるだけなの、いとしすぎる。高貴なお手振りみたいになってて可愛いね。

 

……高貴なお手振り?

 

君の心のぞきこみたい

何度観ても可愛い全部盛り。一緒に見に行った友人も「カフェの店員さんのダンスがかわいすぎる」とずっと言っておりました。ほんとそれね。

 

かをちゃん に代役に任命されるところ。

公生が「代役? なんの……」って怪訝そうに聞き返すのも好きだし、このセリフの時に眼鏡を触るのが好きです。(眼鏡触ってるの勘違いかもしれないけどたぶんしてた)

かをちゃんにデートって言われて「デート…なんで僕が!?」って読み込みに時間かかってるのも好き。オタクだったら「まって」って言ってるやつ。now loading……。

この、公生が「デート…」って言うときは真顔で状況を全然理解できてない感じ。そして突然「デート」の意味を理解して「なんで僕が!?」って慌てて かをちゃんに 詰め寄るのが好き。初めて自分に向けられた言葉で、飲み込むのに時間かかった感じがよいよね。

 

「♪君がわからない」の公生の歌い出し「君がわからない 突然すぎて 僕は友人Aだよ」の「友人Aだよ」で かをちゃん の顔を少しのぞき込んでいることに初めて気が付きました。かわいいね。かをちゃん の「私に興味ないの?」で公生をのぞき込むのと一緒なのがかわいい。この二人意外とお似合いかもしれないねって思う。

 

世界をひっくり返す 僕に代役は務まらない」の「僕に代役は務まらない」で両手を前に出して「むりむり」ってやってるのが本当にかわいい。そしてこれやってるの古関公生だけだと思ってた。今まで見逃していたか途中から増えたかはわからないけど、とても好きです。やっぱり達成公生のチャーミングさがどんどん増しているような気がします。

 

かをちゃん に「もうひとくちもうひとくち!」ってワッフルねだられるところ、以前は「あ、どうぞ…」って感じだった気がするけど、今日見たら「あっ、どうぞ!!」って元気に言ってた。変わった~!?ちょいちょい元気になってるというか人間味が増しているというかガードが緩くなっているのを感じるような。

古関公生と違ってお皿を差し出してはいなかったけれど。

どうぞ!が元気すぎて、なんかもう投げやりになっちゃってるようにも見えるし、かをちゃん の元気さに連られているようにも見える。

 

きらきら星

かをちゃんがカフェで「弾けるよ!」ってポローンとピアノ鳴らすのかわいい。かをちゃんにしか出せないかわいいピアノの音色だなあ~。

 

そしてカフェで公生が弾くきらきら星。

21日の公演では「きらきらひかる」しか弾かなくてかなり短かったことが話題になりましたが

この日はなんと

きらきらひかる おそらのほしよ まばたきしては みんなをみてる

まで弾いてました。

いや、21日のレポに「一小節短かった!」って書いたけど一小節どころじゃなかった。めっちゃ弾くじゃん。なにはともあれ、公生が弾くきらきら星は子守歌みたいに優しくて好きです。

 

そういえば「弾いて!」ってやってる一番小さい男の子が、公生が座っている椅子をちょんちょんと指さして「ここ座っていい?」ってやってました。かわいい~~。公生も「ああ、うん」って感じでちょいと詰めて座らせてあげてるのが愛しい。

公生から座らせるんじゃなくて、こどもにお願いされてたんだ。公生、こどもには勝てないのね。やっぱりこどもが好きなんだ。

 

公生の家で

かをちゃんに強引に伴奏者に任命されてしまうシーン。

かをちゃんがご機嫌で立ち去った後、公生が「僕のこと何もわかってないんだから……」的なことを言った後に「チャンッ」って鳴りながら照明が絞られて公生だけ照らされるのが好き。オチがついたみたいでかわいい。アニメだったら、丸枠がきゅーって絞られてるやつ。

 

そのあと公生が立ち去るのだけど、途中で一度立ち止まって手の中にある楽譜を見つめてからまた歩き出すのが好き。突っぱねるのではなく、どうしようか少し考えてるのがね……公生が少しずつ変わり始めてるなあと感じるシーンだなと思います。

 

自転車二人乗り

今日も公生は二人乗り自転車の後ろで健気に練習していました。えらいです。

 

公生が「もう逃げない 君がいれば」と歌って後ろに走っていくところが何度でも好き。ちょっと頷いて?前に進むことを決意して走り出していく感じがたまらない。

 

「♪映画みたいに」の終わりだったかなあ。公生が後ろに歩いて捌けていくシーンがあったと思うんだけど(捌けた後かをちゃんが出てきて、君は思ったより意固地でって言い始める)、その時は公生は「自分なんて」みたいな後ろ向きな気持ちを抱えたまま、後ろに捌けていくんだよね。それがこの「♪speed of sound 」では明るい気持ちで、たくさんの人の力を借りて前向きな気持ちで後ろに捌けていく。対比が尊い。ミュージカルうますぎ。

 

公生が走り去った後、椿ちゃんと渡が「やったね!」ってグーパンチしてるのが大変尊い。運動部コンビばんざい。この二人がどこまでもいい人なのが本当に尊い。報われてほしい。

 

あとこれは気づいちゃいけなかったことかもしれないけど……笑

自転車に乗ってるときは慌ててたからスニーカーだった公生が、コンサート会場についてから着替えた かをちゃん と出てきたときにはローファーになってた!

どこでお靴履き替えてきたん~~!そのお靴どしたん。見知らぬ人に貸してもらったの?

 

二次予選

前回書いたやつの中で、あたかも「古関公生だけがピアノの音が聞こえなくなって耳を抑えていた」ような書き方をしましたが、全然嘘でした。

 

達成公生も、ピアノから手を離してじっと鍵盤を見つめた後、ゆっくりと耳を抑えていましたね……。公生~~~~~

公生ズに感じたそれぞれの印象に変わりはないです。どちらも尊い

 

このシーン、公生が「♪僕にピアノが聞こえないなら」を歌い、かをちゃんが「♪旅に出よう」を歌い、周りの人たちも「ピアノの音が聞こえないのは本当だったんだ」とか「大丈夫かよ」とかいろいろ言ってるの、忙しすぎてすごい。全員超人なんだと思う。

 

そして倒れた かをちゃん を公生が抱き留めて、「ジャンッ」だったかギターの「キュイーン」だったか忘れたけど、印象的な音が鳴って真っ暗になって一幕が終わるの、ドラマチックすぎて大好き。この最後の一音がすごくワイルドホーンだな~と思う。

すごい明るくなりそうだったのにやっぱり絶望で終わるじゃん!というね。ワイルドホーン突然元気に挨拶してくるよね。ありがとうワイルドホーン……。

 

は~!一幕やっと書き終わった!この時点で9000文字くらいある。28日のことだけ書くと言いながら割と脱線してるから仕方ないね。

長いのにここまで読んでくださりありがとうございました!

以下2章です。

 

2幕

はじまり

2幕の始まり方がずるすぎて大好きなんですけど一生この話しそうなので今回は割愛。

 

とりあえず、公生が人の波に沈んで行ってピアノのほうに逃げ出してきて、両手を広げてアンサンブルの方たちに身体を預けるところがあると思うんですけど、

その広げた腕が長すぎて「腕5メートルある」と思いました。

 

今ここに書かなくてもよかったな。

 

そのあと、ぺしょんとへたりこんで頭を抱えているの本当に良い。絶望をとことんドラマチックに描くの本当にありがとう…。公生が絶望しているシーンがとことんドラマチックだから、青春シーンやほっこりシーンがよりカラフルになるんだと思う。

 

もぐもぐタイム

今日は椿ちゃんのクラッカーちゃんと鳴ってた!

椿ちゃんがクラッカーを鳴らした後にくるくる~ってやりながら「おめでとー!」って言ってるのかわいくて大好き。

 

公生が、何も食べてないときにフォークの刺す方を上に向けて両手で握ってた。かわいいね。コップのお水飲む時も両手で持つもんね。

 

かをちゃんパパママによる「♪映画みたいに」がはじまるの本当にドラマチックだよね。歌がうますぎ。もっと聞かせてください。

 

そして歌が始まってそうそう、寺西渡が達成公生に何かを言って、達成公生が笑いすぎて(笑いすぎてるのを隠すために?笑)めちゃめちゃ下向いてそのまま沈んでいってた。たった一言でその破壊力。いったい何を話したんだ寺西渡は。聞かせてよ君の気持ちを。

 

そしてTwitterでタグを見てたら「今日のケーキはスタバ」と言ってる方がちらほら。回を追うごとに着実に特殊な訓練を積んでいっているファンたち。愛しい。ローソンの抹茶ケーキの日があったみたいなのも見た。みんなのケーキ力がすごい。

 

公生が、かをちゃんに食べかけのケーキ差し出されて自分で一口取って食べてた気がします。カフェでワッフル食べたときは「食べかけだけど……」ってかをちゃんに一口上げるの躊躇ってたのにね。すっかり仲良くなったよね。

 

カフェのシーンでも思うけど、歌うのにガンガン食べてるのすごい。このシーンでは かをちゃん と公生は食べてから歌うことないけど、椿ちゃんと渡は最初に食べてから「♪君がわからない」歌ってるよね。すごいなあ。渡、ケーキ食べた後めっちゃ水飲んでてかわいいな。

椿ちゃんと渡のケーキ食べる瞬間のストップモーションも大好き。かわいい~~!

 

かをちゃんのアルバムを見るところで、渡が「お尻が見えてる」って歌ったときに公生が気まずそうに恥ずかしそうにそっぽ向いてました。ピュアだね……。

 

あと、すごいどうでもいいんですけど「でっかい醤油さしだな」と思ってたら水いれるボトルでした。それだけです。

 

流れ星をつかまえよう

かをちゃんに手渡された封筒の中身が「愛の悲しみ」であることに気づいて返してしまう公生。それに対して「ほれぇ~…」ってもう一度差し出す かをちゃん。この言い方がすごいよね。甘えるのが本当に上手。とってもかわいい……。

 

ジャンプの前に公生とかをちゃんが階段を駆け上がっていくところが大好き。

公生が手渡された楽譜をしっかり両手で握って、かをちゃんのほうを向いて「うん」って感じで前に進むことを決意してから階段を駆け上がっていくのが大好き。青春。かをちゃんのほうを見ていたか、楽譜を見ていたかちょっと覚えていないんだけど、体は内側、かをちゃんのほうを向いてた。

かをちゃんのおかげで前を向けた感じというか、かをちゃんと公生が通じ合ってる感じが好き。公生とかをちゃんのバディ感が出てて大好きです。

 

ガラコン

「公生は中入って準備してな!」な椿ちゃんと「かをりちゃんのスマホ鳴らし続けるから!」な渡だいすき。公生には味方がいっぱいいて、困った時に言わずとも力を貸してくれる人がいるんだな…;;と涙でる。運動部ズ、本当に頼りになる~!そして根っからのいい人。

 

ここで三池くんがいるのナイスすぎるし、渡が「誰?」って言ってるのそこそこ失礼でツボ。

 

ここで「仕方ないよ」と言い切ってさっさと謝る公生。業界をわかっている人というか、椿や渡が知らない世界を知っている人間感が強く出ていて好きです。

 

「♪さよなら、母さん」が一生エモくてどうしよかと思うよね。

 

このシーンで「今ならわかる あなたの痛み」と歌う前に、公生が「はっ……」っと声を漏らしてちょっと笑うの。なにかに気づいたときの「はっ……!」ではなく、ため息が漏れてしまったときの「はっ……」。

お母さんのことを思い出して笑みをこぼすような、優しい笑い方。公生が初めてお母さんの気持ちを理解できて「こんなに僕を愛してくれてたんだ……」と分かったような。

なんて優しい表情なんだろう……と観ているこちらがため息をついてしまった。

 

お見舞い

今日の椿ちゃんの「お見舞い持ってきたよーー!」の元気さが格別だった気がする。凄い勢いで走っていたし、お花も「見て見てーー!」って感じで かをちゃんに差し出しながら走ってた。元気な椿ちゃんいとしすぎる。

 

そして寺西渡がドビュッシー卒業してたー!笑

持ってきた本の中にいちご同盟もあった(寺西渡が口に出して言ってた)。アニメにも出てくる本だよね。かをちゃんの 後の「一緒に心中しない?」はこの本から来ているんだよね…。

 

文化祭

今日も公生は右手にちぎったたまごサンド。左手にたまごサンド本体を持って登場。パクっと食べてました。かわいい。

 

渡による自撮りのシーンで、椿ちゃんがなかなかポーズを取らない公生の方を振り向いて「笑って!」ってほっぺをツンってしていた……気がする!

ここ、みんな一列に並ぶから絶妙に見えないよね…。でもやってた気がする。可愛すぎ……????ありがとう……

 

かをちゃんの「流れ星!」公生の「どこどこ!」可愛すぎる。公生、かをちゃんに本当に素を出していて愛しくなっちゃう……。

流れ星が見えなくて「もういいよ…」ってちょっと呆れたように笑う公生……他人の前で見せる感情表現が豊かになられて…;;

 

きらきら星を歌った後の公生、めっ…………ちゃ笑うじゃん……。青春すぎる……。かをちゃん無邪気すぎてかわいい。かをちゃんの「帰らないと」に「え?」と公生が返す時、かをちゃんが座っていたところにスッと移動してかをちゃんの方をしっかり向いているのが好きです(演出の都合かもしれないけどね)。

このときも退院できてると信じてる公生、たくさんのものを背負って色んな経験をしてきたけど、やっぱりまだ高校生だよね子供だよね。となる。

 

かをちゃんがふらっとした時に爆速で階段おりていく公生かっこいい。

「明日たっぷり怒られておくよ」の公生の言い方が優しすぎてねほんとにね……。かをちゃんのこと大好きじゃん……。

 

かをちゃんの「会わなければよかったね…」。そういえば21日に見た時は「会わなければよかったねぇ……」ってより切なく言ってた…。

 

そしてこのシーン、かをちゃんが車椅子乗って帰っちゃうけど、公生は保健室に返せたのだろうか…笑

 

夕暮れの教室

冷静に考えて夕暮れではないかもしれない。

 

公生と渡が本音で話すシーン。大好き。

公生が「どうしたらいいかわからないんだ」って泣き始めて、渡の両肩を掴んで下を向いて、泣き崩れて肩を掴んでいた手がそのままズルズルと渡のジャケットやズボンに触れたまま下がっていくのが……公生の力なく崩れ落ちていく様子が本当に切ない。公生の無力感……。床にぺしょんとなった後も、渡の靴に手を置いたまま泣きじゃくっていて……公生~~~~……

泣きじゃくる姿を見せるのも、渡に触れたままなのも、公生は渡のこと信頼してるんだなあ…と感じさせるよね。

 

そんな公生を見て、しゃがんで目線を合わせて「行ってあげるべきだと俺は思うよ」って優しく言える渡。いい人すぎる~~泣いちゃう……。このときの言い方が優しい……

 

寺西くんの優しい表情と声はたぶん万病に効く

 

椿ちゃんが「渡にはかなわないんだから」って無理してるシーン切ない。「わかってるよ」って奥に引っ込んでいく公生、下手側に座る渡、上手側に佇む(椅子座ってたっけ)

椿ちゃん。三人がそっぽを向いていて、お互いがお互いの視界に入らないところにいるのが切ない。この時盆が回っていて、暗い奥から公生が出てくるのがなんか好き。そしてこのシーンの照明が夕暮れっぽいような気がする。放課後だし…。

照明がよりこのシーンの切なさを彩っていると思う。

 

 

さいごのお見舞い

やっぱりこの日も かをちゃんが投げたぬいぐるみを拾って、床に付いた側をサッと払ってから かをちゃんの隣に寝かせてあげてました。やさしいね。

 

達成公生の聞こえないくらい小さい「いくよ?」と

かをちゃんの「うん」が何度でも好き。

 

おんぶしたときの「もっと食べてもいいくらいだ」で2回くらい跳ねておんぶし直すのがすきです。……なんて表現すれば伝わるこの仕草

 

このカヌレの袋が一生開かないシーン、かをちゃんが「ピアノ、弾いてる?」って言ったら袋いじるのやめてるんだと思ってたけど、よく見たら言われた後もずっといじいじしてた。隣に座るまでずっと。

 

そして21日に見たことを思い出した。21日の公演が雪が降ってくるのが遅くて、公生が「雪……」って言った時に何も降ってなくてどうしようかと思った笑。ちゃんと降ってきた、良かった。

 

ずっと聞き間違いかな?どうかな?と思っていたんだけど今回は聞き取れた。

かをちゃん が「手術するの」って言った時、公生は「手術……」ってほんとうに小さく小さくつぶやいていたんだね…。公生……。

 

かをちゃんが「私を一人にしないで」って泣き叫んでいる時、公生が唇を噛んでうつむいているのが切ない……。公生の無力感……。そして悔しそう。カヌレお食べよ……。

 

東日本ピアノコンクール

かをちゃんの伝言を伝えに来る渡、良い人すぎる。

渡が「俺の分も買っておくように!みんなで食べよう(意訳)」といった時に、「そっか…みんなで…」ってちょっと笑顔になる公生いとしい。弾かなきゃ弾かなきゃって緊張して追い詰められている公生の心をほぐすことができたのは、やっぱり「みんな」なんだね……。愛されてるね、公生。

 

そしてピアノの前に座り「一人にさせるもんか」でジャケットの裾バサッとする公生かっこよすぎてどうしようかと思う。公生の覚悟と自信。さっきまで井川さんたちに心配されていた姿はどこへ……。

 

ここでの演奏シーン、最後は心から音楽を楽しんで、かをちゃんへの愛が止まらなくてすごい笑顔なの。公生が笑ってピアノを弾けるようになって良かった……。

 

四月が来ると思い出す

なぜ高校を卒業した後の4月にまだ制服を着ているのだろうかとは思う…けど、いいよ。ミュージカルだもん。いいんだそんなことは。

 

ここで椿ちゃんが初めて公生に自分の気持ちを伝えられてよかった。本当に椿ちゃんに報われてほしい。

あと椿ちゃんが蹴り入れるのが好きすぎる。幼馴染…。

 

公生が「ありがとう、椿…」って言った時、歩いていた椿ちゃんの歩みがちょっとゆっくりになるのが好き。椿ちゃんにその言葉が届いてるんだなあ……。

 

さいご、桜が降るなか、公生がとても笑顔なのがいいよね。

 

カテコ

公生が階段から降りるときは一段ずつなのに、木村達成さんが降りる時は独特のステップを踏まれているのが好きです。演じている…有馬公生を……。

階段から降りてきてリトル公生とハイタッチするのが大好き。

 

speed of soundに合わせてみんなで手拍子するのが楽しすぎて永遠にこの時間が終わらなければいいのにと思っちゃう。左右に揺れながら手拍子するキャストさんが多くてほっこり。

 

木村達成さんが「稽古ではみんなに会えるけど、本番に入ると会えないから…(特に我々って感じで寺西くんの方を見ながら)」って言ったら寺西くんが「ほんとそれ!ほんとそれ!」って言ってたのとても好きです。なかよし。

「水田くんとずっと居たもんね~~」と誰かが言っていて、寺西くんの愛され力を感じました。

あ、いくちゃんが「私は全員とできるから寂しさはあまりないけど、みんなの寂しさを背負いながら頑張ります」(ニュアンス)のようなことを言っていました。

 

さいご木村達成さんが「気をつけておかえりくださ~い」って両手を振っていて可愛かったです。

 

和やかカテコ集がほしい。

そしてこのミュージカル毎回挨拶があるのすごいよね。本当にありがとうございます……。

 

番外編:おもしろすぎた初見の友人の感想

ミュージカル観るのはデスミュぶりです、な友人を連れていきました。とても楽しんでくれてよかった……。

 

観劇後、

  • 椿ちゃんに幸せになってほしい。報われてほしい
  • 渡に一途に想える子ができてほしい
  • 椿ちゃんと渡がいい人すぎて泣く
  • 椿ちゃんが可哀想すぎるから公生たちとずっと楽しい日常を過ごしてほしい
  • 公生がイケメン
  • 「公生!お前には椿ちゃんも渡もいるんだぞ一人じゃないんだぞ!」

のようなことをお互いずっと言っていました。椿ちゃん過保護同盟を組むところだった。

 

そして1番おもしろくて手を叩いて笑ってしまった感想があって

  • 「星を見た後に かをちゃんがふらついて公生が車椅子を持ってくるシーン、俺だったら車椅子持ってくるんじゃなくて、渡を呼ぶんだけど!」

です。いや、オモシロすぎる。その発想なかった。たしかにそうだね。心を開く前の公生ならそうしてたかもしれない……笑

友人曰く「俺だったら渡を連れてきて助けを求めるけど、そうしないのは公生が本当にかをちゃんのこと好きだからなんだね(意訳)」。だいたいこのようなことを言っていました。そういうことですよ!

初見の感想おもしろいな……。ここに記す許可をくれた友人、ありがとう。

 

 

とりあえず28日の分と思ったけれど結局脱線して色々書いてしまってこんな長くなってしまった。

 

達成公生が好きすぎて円盤やCDが出なかったら本当に生きていけなくなってしまいそう。達成公生の「♪僕にピアノが聞こえないなら」の音源が残っていないの本当に耐えられないです。

達成公生と古関公生2バージョンCDだしてほしい。DVDもだしてほしい。

 

ミュージカルの感想って語り合いたくてもなかなか難しい。タイミングが合わないと見れないし、円盤は出ないし難しいですね…。Twitterだけが頼り。

観劇はチーム戦だと思っているので(?)私は公生と椿ちゃんばっかり見てしまうけど、渡くん推しの方の感想と かをちゃん推しの方の感想を読んで脳内で補完しています。SNSある時代に生まれてよかった~…;;

 

達成公生が好きすぎる。

 

そして東京千秋楽おめでとうございます。本当にお疲れさまでした。

地方公演も臨時休校なく無事に走り切れますように。

 

え、このミュージカルが終わってしまうの本当にやだ~~~;;

曲の好きなところとか演出の好きなところとかもっと書きたーい…。

 

読んでくださりありがとうございました。

 

 

 

ミュージカル「四月は君の嘘」5/21マチソワ観劇したら小関裕太公生と木村達成公生どっちも愛(いと)しすぎた

5月21日(土)の小関くんの回(マチネ)と木村達成さんの回(ソワレ)どっちも観劇しました!

(これから木村達成さんのことを木村達成って書くと思います。どうしてもフルネームで呼びたくなってしまう。語呂が良いよねどうしても。お許しください)

 

小関くんの公生と水田くんの渡はこれがはじめましてでした。

劇場で叫べなかった分いまここで叫ぶね

 

 

小関くん可愛い〜!!!!

 

 

そんな可愛いことある?そして癒しオーラがすごい。

見てる間ずっとマスクの中でニコニコしてた。マスクあって良かったと心の底から思った。

そして可愛さはもちろんだけど、触れたら割れてしまう脆いガラス細工のような演技だった…

 

この日人生ではじめてマチソワしました。そして小関裕太公生と木村達成公生、そして寺西渡と水田渡を1日で観ることができたという。なんて良い日。

古関公生と達成公生の違いとか、寺西渡と水田渡の違いとか、その他目撃したおもしろエピソードについて書いていきます。

 

前回書いたの↓は曲とか演出とかこのミュージカル全体の感想でしたが(しかも途中)、今回は21日公演のエピソードに絞ります、できるだけ。 

 

potea.hatenablog.com

 

よしがんばる!

これ読んだ方が劇場で観た景色を思い出すきっかけになればいいな

 

 

 

小関くんはスパムぶりな話

小関くんはモンティ・パイソンのスパマロット*1ぶり。その時はなんか…臆病で内気で弱くて…ビビりだからおもらししちゃう…!そんなキャラでしたね。可愛いかった。歌とタップダンスが上手!スタイリッシュ!

炭治郎とかNiziUが出てきてやりたい放題むちゃくちゃだったハッシュタグの歌、可愛かったよね。小関くんすごい真面目なイメージがあるから「こんなことしていいんだ…」ってなったし下ネタ入ってるシーンは「小関くんに見せちゃダメだ!守ってあげなきゃ!」みたいな変な感情が湧いた(何の話)

正直スパムは内容あんまり覚えてないけど、最後のシーンで、あの絶妙にずっと盛れてない騎士の衣装から煌びやかな白スーツ&帽子をかぶって出てきた時は拍手喝采だった(私の心の中で)

 

スパマロット、絶対小関裕太を持て余していたよね。小関裕太ってきっともっと可愛いしもっと似合う服があるんだろうな…と思っていました。スパムの衣装似合うの逆にすごいけど!

 

そして今回はスパムの時とはまた違う可愛さだったね〜…ありがとう………

 

わかんない、なんかもうこのミュージカルに対して「ありがとう」という言葉しか浮かばない。全人類に愛されてほしいミュージカル選手権優勝。私は愛しています。

 

僕にピアノが聞こえないなら、がそんなことになってるなんて聞いてない

小関公生の「僕にピアノが聞こえないなら」を観て、「ぎぇ……」って口から心の声漏れるところだった。あぶない。……とりあえずその話は一旦置いといて!

 

CDをかなり聴いてから小関くんの回を観劇したから、まず「口から音源〜?」って混乱した。歌がうまい……

 

リトル公生を見つめる眼差しが悲しそうだった(気がする)(2階席だったからあんまり分かんない)(少なくともそういう雰囲気)ところから始まり、最初は静かに歌い始めてどんどん公生のもどかしさとか怒りが歌に乗っていくのが美しかった………

 

で あの えっと

絶望しているところがあると思うんですけど…。

(このシーン毎回真剣に観すぎてどの部分か忘れてしまう)


木村達成公生は下手側、車椅子の近く(近くはないか)でその場で膝から崩れ落ち、頭というか耳を抱え、内に閉じこもり追い詰められているんですけど

 

小関裕太公生は回る盆に対して逆らう方向に歩いていて。何か恐ろしいものに追いかけられているかのように苦しそうに。必死に何かから逃げて、もがいて、追い詰められた挙句に力尽きて膝から崩れ落ちてぺしょんとなっていて………。


口から「ぎぇ…」って声出そうになった


えっ……小関くんと木村達成で全然……全然違うじゃないか……!!!!

聞いてない!ありがとう!!ダブルキャストありがとう〜〜!

2人にはそれぞれの「有馬公生」の解釈があるんだ……と胸がいっぱいになったシーンでした。どちらが好みとかではなく、どちらも尊い


小関公生、指先から血が出るんじゃないかと思うくらい勢いよく鍵盤を叩いてて(たぶん…だんだん記憶力に自信がなくなってきた)、泣きじゃくって駄々をこねている子供のようだった。感情が爆発していて、今にもふっと力が抜けて、そのまま気絶してしまうんじゃないかと思った


小関くんはきゅるきゅるわんこのイメージが強かったから、苦しみもがく姿は余計に「公生、救われて……」の気持ちになりました。


や、これお互いの演技を稽古で見ていて「俺の有馬公生はこうだな…」って練っていったんですよね、きっと。エモすぎ。ありがとう。(誰目線)


21日公演のことを頑張って思い出そう!のコーナー

ここからは21日マチソワについて思い出したこと、2人の公生ズを見て気づいたことなどを書きます。木村達成公生の方が見た回数が多く、今までと比較できる分書く量に偏りが出てしまうかな……。あと小関公生のことを2階席でしか観られなかったから鮮明に思い出せないところがたくさんあって悔しいです。が、書けるだけ書きます!


窓バリーン

これは木村達成公生のエピソード。

椿が窓ガラスバリーンして公生が「痛ぇ〜」ってなってるシーン。パッとライトが点くと、そこには頭を押さえうずくまる公生。しかし顔を上げると眼鏡がかかっておらず、右手で頭を押さえ、左手で「眼鏡どこ〜( ³ω³ )」ってやってた。さすがに「眼鏡どこ~」と声には出していなかったけれど。客席もクスクスしていてとても和みました。眼鏡、見つかって良かったね。

たしかに、直前まで眼鏡してなかったら余計に「椿、いつの間に」だよね。

 

えっ今までしてなかったよね? ( ³ω³ )

 

掴み取れ!に眠っていたエモさ

いや水田渡の輝きがすごい。アイドルじゃん、ってなった。寺西くんもバリバリのガチガチにアイドルだったけど、水田くんの渡は爽やか成分が多くてなんかチャラかった。少女漫画の中のイケメン高校生っぽさがある。寺西くんの渡は、学園のアイドルだけど近所に住んでそう(何?)

 

水田渡と寺西渡でスニーカーの紐の色が違うのが好き。

寺西渡は紫。水田渡は黄色。なにか理由があるのかな?

 

渡の友達たちが登場する時に、なんか色々楽しそうなことしてるの好き。1人がその場でめちゃめちゃジャンプ(トレーニング寄りのやつ)してて「これからサッカーで踊るのにめっちゃがんばるじゃん……」と思った。あとなんか、何あれ?飛行機?飛行機みたいに前後でドッキングしてブーンって走り回ってたのおバカでかわいい。しかしこれ文字にしたら全く伝わらない。

 

「掴み取れ!」の歌(※僕らの時間)で、椿と渡が公生を両脇から掴んで後ろにダダダと引きずっていってピアノの椅子に座らせるシーンがありますよね。そこで「うわ、好きー!」ってなった箇所があって。まずそのシチュエーション可愛すぎて大好きなのは大前提ということで。

 

木村寺西ペアは、達成公生が引きずられている時に自分で後ろを見てお座りしてたけど

 

小関水田ペアでは小関公生は前を向いて「あわわ…」って顔したまま引きずられていって、水田渡が、椅子に座るタイミングで公生の背中をポンと触ってあげてた。

そして100信頼して全く後ろを見ずに座る小関公生…………。

エモい〜〜〜〜!!

 

これはあれですよね、ジャニーズのフライングの時に、Jr.の子が準備できたら肩叩いてあげるやつと同じですよね。同じではないですね。ありがとう世界……

 

達成公生も、後ろ見る時は「うわ〜何!?やめてよもう……」って感じであわあわ焦りながら後ろ振り向いてて可愛かった。上手い……

 

これが水田渡だからなのか、小関公生だからなのかは分からなかった。木村寺西、小関水田ペアしか観たことないからね。もし他の組み合わせ見たことある方がいたら、どうだったか教えてほしい。

 

圧倒的飛距離

これも木村達成公生のエピソード。

かをりちゃんにローファーパンチを食らうシーン。木村達成公生、初日(8日)に比べて圧倒的に飛距離が伸びていた気がする。でも気のせいかもしれない。あと飛距離って表現は違う気がする。

床にぺしょんとなったまま子供に話しかけられ、子供と同じ目線で会話してるのが好き。

小関公生は髪のくるくる感も相まってわんこ感が出てて可愛い。

このシーンでニコニコ嬉しそうな渡くん良いよね。青春してるね。すぐ打ち解けてるのもさすが。

 

かをちゃんとの出会いのシーンは公生のセリフがモノローグっぽい。けど自然なのがすごい。公生のセリフ、けっこうアニメのモノローグをそのまま喋っているようなセリフが多いよね。でも違和感がなくてすごいなあと思う。

 

そしてかをちゃんの圧倒的ヒロイン感。感というかヒロインだけど。

 

何度観ても椿ちゃんと渡に背中を押されて音楽ホールに連れて行かれる公生が好きすぎる。この3人がワイワイしてるとこずっと見てたい。

 

2人で食べたあのワッフル

かをちゃんと友人Aのカフェデートのシーン。

かをりちゃんに「もう一口もう一口!」と言われた時の反応が違くて可愛いかった!

 

達成公生は「あ、はい、どうぞ……」とスッと手を引き、されるがまま(されるがまま?)で

 

小関公生は「あ、うん、どうぞ…」って感じでお皿をスーッとかをりちゃんのほうに差し出してた~!

 

小関くんのふわふわ感、人懐こさが公生に滲み出ていて素敵だなぁ。めざましテレビのインタビューでいくちゃんが小関くんのことを「ポンってボール投げたら全部取ってきてくれるみたいなイメージ」って言ってたの「こういうことかー!」となりました。かわいいねぇ。

 

達成公生が基本的に受け身な姿勢なのも好き

 

きらきらひかる……?

カフェで強制的に「きらきら星」を弾かされるシーン。

まず古関公生が2階席だからあまり見えなかった~~ざんねん…。

でも、公生の感情が溢れていたのは感じました。

 

達成公生のエピソード。
他の日がどうだったのかあまり覚えていないけど、この日すごい可愛かった。

子どもたちがやってきて「弾いて!」とせがまれる公生。可愛い。かをちゃんに説得され、「わかったよ」としぶしぶ弾くことにした公生。子供と かをちゃん にお願いされ脅されたら逆らえないね。

この日は座っていたところをちょいと詰めて、いちばん小さい男の子を座らせてあげていました。なんて優しいの。これいつもやってたかな?動きが小さめだから遠い席だとちょっと見えない…。

「僕にピアノが聞こえないなら」で幼き公生と椅子を半分こしていたのを彷彿とさせて、とてもエモかったです。

 

そしてこの日の達成公生の「きらきら星」が、なんと1小節短かったのです。

気のせいかと思ったけど、冷静に考えてマチネで古関くんの回観てるし、その前にも数回観劇してるから気のせいじゃないです。観劇後に「短かったよね!?」とツイートしたら検索から「ですよね!?」とリプしてくださった方がいらっしゃって。その節はありがとうございました。やっぱり短かったよねぇ。

 

いつもは「きらきらひかる おそらのほしよ」までで弾くのをやめちゃうんだけど、この日は「きらきらひかる」でやめちゃった。どうしたの公生。1小節だけだとすごい短いからびっくりしちゃった。弾いてすぐに聞こえなくなっちゃったのかなピアノの音が……。

 

それにしても、このシーンは本当に弾いているのかな?

(そもそもあのピアノって音出る……?本物?) 

 

※追記

そしてこれを書いている5/26現在、まさかの公式から回答に準ずる投稿が……!!

 

古関くんの回答、曲名が「劇中実際に弾いてて緊張する曲」

劇中実際に弾いて……弾いてるの……!?

ありがとう…そう書いてくれてありがとう……。そうなんだ……。私はもう胸がいっぱい。古関くんに感謝を伝えたい。ほんといい子。

 

ということは1小節短かったのは木村達成さんの独断ということですね…。

いや、もしかしたら弾いてるの古関くんだけかもしれないから、真相はわかりません。ふたりとも実際に弾いてるかは分からないけど、1小節短かった事実は変わりないのでいいのです。

 

そっかあ、あそこ本当に弾いているんだ古関くん……すごいなあ……。

(たぶん)木村達成さんも、すごいなあ……。涙出る。

 

そしてこの回答全員狂ってておもろいね。

古関くんは切実な心の内が漏れててかわいい。

木村達成氏はなんか……怖。でも水田くんのほうが怖い。字がすごいし。

全員良すぎ。

顔のついた星がたくさん描いてある いくちゃん の回答可愛かったなあ。

「先生許して~」なふうかちゃんも可愛い。全員可愛い。

 

よく観たら男子陣全員、曲のタイトルにオリジナリティ出してくるじゃん。

良すぎ。

それに対して女子陣の真面目さよ。

 

CDとビジュアルブックを購入した時に「え~……?」と思ったけど、この小テストも寺西くんは不参加なのかな?そんな誰も嬉しくないことある……?ジャニーズ事務所おねがいだから目を覚まして。ダブルキャストで片方だけ不参加なの、誰も嬉しくないよう。

 

横道に逸れましたが……。
「きらきら星」を意図的に短くしたのか、ハプニングで短くなっちゃたのかは分からないけれど、なんだか胸がきゅっとなる回でした。


Beautiful Game

急にはじまる渡の引退試合。めっちゃ踊る!めっちゃ……踊る……!!

このシーンはこのミュージカル内でも群を抜いて華やかさで好き。でもきちんと最後に切なくなって、普段おちゃらけてる渡の心の内が見えるのが上手いなあと思います。

 

寺西渡に見慣れていたから、水田渡のダンスの…なんていうの…?貴公子感?なに?腕と脚3メートルありますみたいな踊り方。「渡のダンスこんなに動き大きかったっけ!?」ってなった。完全に「自分、イケメンっす!」って自己紹介しながら踊ってた。そりゃモテるぜ!

 

寺西渡のダンスは地道にコツコツとサッカー練習してきて、そんな真摯な姿がモテまくる!めっちゃいいヤツ!みたいなダンスだなと思いました。キラキラアイドルキャラだけどキッチリ真面目にやる時はやります!みたいな。庶民的渡。親近感渡。

水田渡りが不真面目ということではないよ。

 

ここで公生が椿ちゃんのことおんぶするの大好き。

「椿が無理してるのはすぐわかる」(ニュアンス)(細かい言い回し忘れちゃったー!)的なことを公生が言うけど、言い方が優し~~~~~……。古関公生も達成公生もどっちも優しい。

 

さんざん「できません」「やりません」「いやです」だった公生が自分からアクションを起こしているのを見ると嬉しくなるね。やっぱり椿ちゃんの前だと素が出せるんだね……とほっこり。

軽々と椿ちゃんをおんぶし、実際「軽い」と言い、おんぶしたままダッシュするの突然の男らしさでずるい。

(公生ズ、どっちもダッシュしてたっけ?古関公生を見た時「ダッシュしてるー!」って驚いた気もする。もしかして達成公生は歩いてたかな?)

 

そういえばこの日は古関公生がおんぶダッシュしたときに、舞台袖に捌ける寸前でライト?機材?に椿ちゃんの脚が当たりそうになって、椿ちゃんがちょっとだけ後ろを振り返ってた気がする。怪我してないといいな。(見えなくていいところまでに見えてしまったかもしれない)

 

 

風を切って

風を切るといえばそう、自転車二人乗りのみんな大好きなシーン。このシーン本当に可愛い。大好き。ずっと見ていたい。あと、この曲でめちゃくちゃストーリー(場面?)が進むの毎回びっくりしてしまう。

 

FNS歌謡祭の椅子と机使ったダンスシーンないのびっくりしたよね。でもむしろ二度美味しい。自転車二人乗り可愛すぎるー!

 

「二人とも合わせたの!?」って音楽的な心配をしてくれる椿ちゃん、ほんとうに愛しい。

 

この曲の歌い出しが渡くんなの、爽やかさ青春成分が増し増しになって好き。あと渡くんの伸びやかで真っ直ぐな歌声がいいよね。その歌声が明るい未来に連れてってくれそうだもん。

 

二人乗りしてるときに椿ちゃんの後ろで公生が色々頑張ってるのが大好き。みんな可愛いから全員見たいのに。目が足りない。あと盆が回って奥側にいる人たちが絶妙に見えなくなっちゃう時があるのが悔しい。でも可愛いからいいよ。

 

まずどっちの公生も「脚、長いな……」ってなる。不意にイケメンを持て余してる。

狭いところにちまっと収まる公生ズ、可愛いなあ。

そして公生よりさらに小柄な椿ちゃんが自転車を漕いであげてるのがとても青春でかわいい。

かをりちゃんはシンプルに楽しそうすぎるし、公生の楽譜指差しながらなんか言ってたりしててかわいい。こんなに二人乗りの後ろで立って髪をなびかせるのが似合う人いるんだ。

渡は かをちゃん と2人乗りデートができて嬉しそう。「我に策ありだ!」な渡、イケメンすぎる。(最初にダッシュ20分で乗り切ろうとする椿ちゃん面白すぎて好き)

そこで「これ誰の!?」と言いながら椿ちゃんに言われるがまま、ちゃっかり後ろに座っている公生、おもしろかわいい。

 

公生の「誰の!?」で曲が始まるの、さすが主人公〜!ってなる。

 

公生が、椿ちゃんが漕ぐことに対して何の心配もしてないの良いよね。絶対的信頼と、圧倒的幼馴染。「俺より力あるもんな、椿は」くらいには思ってそう。少しは心配してやって。

 

そして小関公生と達成公生で自転車の後ろでやってることが結構違くてびっくりした~!最高~!

 

まず達成公生

  • スクバから全然楽譜出せないし
  • 楽譜は出せたけどその前のシーンで渡に「おれの かをりちゃん を困らせるな!」って首根っこ掴まれすぎて襟がぐちゃぐちゃだから、がんばって襟を片手で直すし(椿ちゃんが後ろ向いて何やってんの?って顔してた気がする、笑ってたかもしれない)
  • 膝に楽譜置いて猫背になって頑張って読むし
  • エア鍵盤の上で手を動かしながら練習するし
  • 自転車が揺れるから椿ちゃんの腕を楽譜持ってない方の手で掴むし
  • 結局二人乗りが怖くて両手で椿ちゃんの腕(肩?)を掴んで、下向いてジェットコースター乗ってる人みたいになってた

 

あの一瞬でめっちゃ詰め込むやん、有馬公生を……。ありがとう……。

二人乗り怖がってるの、とても好きです。公生っぽい。

物理的な度胸はなさそうだもん。

 

そして小関公生

「カバンから楽譜を取り出したあと、どんな感じで譜読みするのかな。おとなしく黙々と練習するのかな(※小関くんのイメージ込)」と思ってたんだけど

 

譜読みしてる途中で楽譜がバサバサし始めて!

 

「あれ?公生、緊張して手が震えてるのかな?」と思った数秒後

「自転車に乗っているから…風を切って……楽譜がバサバサしてるのか…………!???」

と閃いた。すごいもう、アハ体験が止まらない。

劇場で「あっはー!!!!笑」と声に出すところだった。おもしろすぎ。

 

このバサバサ感がもうすごくて。

 

文字に起こすなら「バササササササササ」って感じで。半角にしないと表現できないくらい、はためいてた。小関公生、絶対1文字も読めてないやん。面白すぎる。ずるい。やられた。ずるい。

(どなたかがTwitterで、バサバサしてる楽譜を かをちゃん が押さえてあげてたって言ってた!そうだったのか!見えなかった…!ありがとう…ありがとう…)

 

そうだよね、自転車で風を切ったら楽譜ってそうなると思う。おもしろいとか言ってごめん。

自転車乗りながら譜読みしたことないから知らんけどね。

 

ダブルキャスト楽しすぎ。

 

あ、もちろん古関公生も椿ちゃんの肩掴んでて可愛かったです。

 

そうだ!途中で椿ちゃんと渡がペダルから足を離して、のびのびしてる瞬間がある気がする。「風きもちー!!」みたいな。自転車が下手側にきた時だったかな。もしかしてあそこは下り坂なのかな?

(達成公生がジェットコースター乗ってる人みたいになってたのもここな気がする)

細かいな〜!!こだわりがたくさん詰まってて、いとしい。

 

聞こえない

かをり と挑む二次予選。
公生が(強引ではあれど)久しぶりにピアノと向き合う大切なシーン。

 

二人の演奏が始まるのをじっと見守るあの数秒間が、本物のコンクールの空間にいるようで緊張する。
「公生大丈夫かな…」って心配になるよね。その前に「もう逃げない君がいれば」って歌ってはいるけどね。
二人乗り自転車にもみくちゃにされて全然譜読みできてないし久しぶりの演奏だもん。

 

「もう逃げない君がいれば」で決意新たに奥に走っていく公生が好きすぎる。
メロディーも相まって「ここから物語が進んでいくんだ」と爽やかな気持ちになる。
コンクールに出場する二人をしっかり見送る椿ちゃんと渡の、二人を信頼してる感じもいとしい。

※5/28追記

思い違いだった。ふたりを見送った後椿ちゃんと渡がグーパンチで「やったね!」ってやってた。運動部ズ良すぎる。

 

CDの「もう逃げない君がいれば」のロングトーン(ハモリ?)のメロディーが気持ちよくて大好きなんだけど、本番では伸ばさないんだよね。
でもここでサクッと歌い切って後ろを向いて走っていくのがカッコいいので……どっちも聴けてお得!ありがとう……

 

会場内に場面転換して椿と渡が階段のてっぺんに上がった時に、階段が弧を描いて後ろに下がっていくのがかっこよくて大好き。
この時にふたりとも、片足だけ上の段に乗せて中央を向いて両手を広げて歌っているんだよね。
そんなふたりを乗せた階段がぐーっと動くの。かっ……かっこよすぎる!!!!

 

演奏シーンで椿ちゃんが祈るように公生を見つめているのが好き……ありがとう……。演奏する公生を見つめている椿ちゃん、祈っているようにも見えるし、公生にうっとりしているように見える。いとしい。


そして公生が演奏を止めてしまった時に、はっと息を呑む椿ちゃん……。渡も「大丈夫か…?」って感じで見てるの良い。
愛されてるぞ有馬公生……。

 

そう、この公生がピアノ聞こえなくなってしまうところも公生ズでそれぞれ表現が違くてすごい良かった…気がする………確か…たぶん…間違ってたらごめんなさい。

 

達成公生は鍵盤から手を離したあと、苦しそうに鍵盤を見つめながら手を震わせていて。…………良。
すごい震えてた。手が。
なんだろう、この「君といるなら大丈夫かもしれないと思ったのに…」感というか。
「やっぱり聞こえなかった」絶望と「少し見えてきた希望も打ち砕かれてしまった」絶望に向き合っているというか。
これ以上絶望に耐えられなくなって咄嗟に鍵盤から手を離してしまった感があって好きです。泣いちゃう。

※5/28追記

達成公生も鍵盤から手を離した後に耳抑えてた~~……!!!!かをちゃんが「旅に出よう」を歌ってる間ずっと抑えてた。公生~~~~……;;

でもやっぱり達成公生と古関公生で、感じるものは違うかなと思いました。うむ。

 

古関公生は鍵盤から手を離したあと、耳を抑えて苦しそうにしていて。…………良。
わ、でもあんまり記憶に自信ない…。けど、古関公生を見た時に「わぁ……耳抑えるんだ……;;」って衝撃を受け感動した記憶があるからたぶん合ってる。
この古関公生の過去に囚われている感。ステージの上で かをり とともにライトを浴びているけれど、彼だけはまだ暗闇の中にいたんだという絶望感。
この苦しそうな感じがすごくて(すごくて)。本当に演技?大丈夫?ちょっと休む…?って声かけたくなっちゃうような、ね…。泣いちゃう。

 

どちらの公生ズも多少のニュアンスの違いはあれど、抱えているもの背負っているもの、向き合っているものは同じなはずなのに。


なのにこんなに表現が違う。ありがとう……ありがとう……。有馬公生を生きてくれてありがとう……。

 

どちらも観ていて苦しくなってしまう。「救われてほしい」と祈らずにはいられない。

 

そしてここで手を差し出し、公生を強引に闇から引きずり出す かをりちゃん。泣いちゃう、すごすぎ。
かをちゃんの歌声が暗闇をスパーンと切り裂いてしまうのを実際に劇場で目の当たりにした時「女神?」と声に出そうになった。

 

Speed of soundの「誰に女神が微笑むか」という歌詞

女神は かをちゃん だし、公生に微笑んでるよ。

 

苦しむ公生を目の前で見ているのに何もできない椿ちゃん、切ない…。誰よりも公生を知っていてずっとそばにいたはずなのに。公生がピアノを弾いてくれるのは嬉しいけど、同時に遠いところに行ってしまうんじゃないか…みたいな不安を椿ちゃんの公生を慈しむ表情から感じる。え~ん;;

 

かをちゃんの 「…アゲイン」でもう一度演奏が始まるのすごい。会場にいる全員息を呑んだ。
公生、すぐには演奏に入れないけど、かをちゃん の光に照らされて途中からもう一度弾き始めるのが…良すぎ…感動するね……。
ちゃっかり途中から伴奏弾き始める公生すごいよね。さすが天才。

 

それでやっぱり絶望で終わるのがすごいよね。

有馬公生、いろいろなものを背負いすぎ……。

 

そして2幕。かをちゃん が倒れたところから始まるのかなと思わせておいて(実際そうだけど)、あんなすごい始まり方するとは誰も思わない。このミュージカル天才すぎる。

書きたすぎるけどこれはまた違う記事に。

 

自由きままなクラッカー

マチネの小関回では椿ちゃんのクラッカーがなんと不発。紐を引いたのにうんともすんとも言わなかった。椿ちゃんも「あれ?」って渡のこと見上げてクラッカー鳴らなかったアピールしてたけど、水田渡がなぜかガン無視してて面白かった!笑 なんで!?笑

(もしかしたら見逃してしまっただけで、ちゃんと反応してたかもしれない)

 

そしてソワレの達成回では、きちんとクラッカー鳴ってくれた!!

良かった良かった〜……と胸を撫で下ろしていたのも束の間、今度は椿ちゃんの腕時計にクラッカーの中から飛び出したわしゃわしゃが絡まって取れなくなってしまうというハプニング。

頑張って取ろうとしてるんだけど、乾杯しよっか〜って集まり始めてる時に移動するのが間に合わなくて「待って〜」ってなってて、何故かそのまま進もうとする三人衆に「待ってーー待ってーーー!!!!」って本気で言ってたのが面白すぎたし可愛かった。なんとかテープが取れて慌てて走って3人のところに戻る椿ちゃん、ナイス脚力。

たぶんふうかちゃんが本当に慌ててて可愛かったです。ちょっとあの4人の距離感が見えて(笑)おもしろ可愛いシーンでした。


そういえば、乾杯のシーンで椿が勢いよく達成公生のことを肩パンしたら水がむちゃくちゃ公生にかかってビショビショになったことがあるらしいですね。おもしろすぎ。基本的に(全ての)力関係が

 

「 椿 > 公生 」なの良いよね。

 

それがあってか(?)、今回は椿の肩パンの勢いもほどほどに、達成公生は受けたエネルギーをきちんと外に逃して水がこぼれないように気をつけていました。えらいです。人って学ぶんだね。

 

一生ケーキ食べててほしい

何度見ても かをちゃん のお家でのケーキもぐもぐシーンがかわいすぎる。

本当に何か食べてる舞台初めてみたー!!

 

……嘘だわ。デスノートのミュージカルで小池徹平演じるLが飴ちゃん舐めたり苺食べたりしてた。苺に蜂蜜かけてた。デスミュのふうかちゃんも最高だから機会があったらぜひ見てみてください。音楽はワイルドホーンです。たまにWOWOWで放送してます。

 

なんだっけ、あ、ケーキ食べるシーンがかわいい。

このシーンすごい可愛いけどいつも絶妙に何してるか見えなくて、終演後に一生懸命Twitterで情報収集しています。みんなよく見てる、すごい。

 

  • かをちゃん が公生にケーキを選ばせるけど絶対に選んだほうを渡さないこと
  • 水田渡の一口が大きすぎること
  • ストップモーションの時椿ちゃんと渡が笑かす対決をしている??こと

 

がなんとなく分かりました。ありがとうTwitter

 

古関公生回は座席的に見えませんでした……。

 

しかしこの日の達成公生回は見えた!やった!

 

差し出されたケーキをフォークでひとくち取ろうとする公生。しかしそれを手の上に落としてしまい、しかたなく客席に背中を向けて手のひらの上に乗ったケーキを食べる公生。めっちゃ笑う椿、渡、かをちゃん(たぶん)

 

ここでなにがあっても然るべきタイミングで「時間だ!」ってなるふうかちゃんが偉すぎる。プロ。

 

かをちゃん と公生ふたりになった時、ジャケットから もそもそとハンカチを取り出し、ぺっぺっとそこそこ雑に手のひらを拭く公生。かわいすぎ。ハンカチを使うシーンはないけど、きちんとハンカチ持っているんだな……ときゅんとしました。

見間違いでなければ、ハンカチは紺とか青系のタオルハンカチだったような気がします。タオルハンカチだったかどうか自信なーい……。

 

あと、フォーク落としちゃった?みたいな話をTwitterで見た気がする。

 

かをちゃん、というか いくちゃん、なかなかふざけられるシーンがなさそうだけど、このシーンで一生分ふざけてて好き。かわいい。

 

あと、このシーンの直前の「君がわからない」の かをちゃん の「太ってるって言いたいの?」の言い方とメロディーがかわいくて好き。その後の公生の「違うよ!」みたいなセリフを慌てて言うのも好き。渡が「おしりがみえてる」ってすごい嬉しそうに歌ってるのも好き。ウケる。

でも1番は「君の心覗き込みたい 何を考えてるの」で公生のことをじっと見つめている椿ちゃんが切なくて好きです。

 

そういえば、公生ズがケーキを食べる時に椿ちゃんも渡も かをちゃん も公生のことを見ているのが可愛いよね。「ケーキおいしい?そっかそっか、うんうん」って感じでみんなで公生のことを見守っているのが可愛い。愛されてる。圧倒的ヒロイン。

 

ケーキシーンで かをちゃんのお父さんとお母さんが「映画みたいに」を歌うのが本当に良いよね。もぐもぐタイムがよりドラマチック。 

 

は~……ケーキのシーン一生やっててほしいなあ。かわいいなあ。

 


青春ジャンプ!

好きすぎる。突然すごい青春するじゃん、かをちゃんと公生。突然でもないけれど。

 

まず、ぴょん!して2人が空中にいる間にライトが消えて真っ暗になるのが天才だよね。カメラのシャッターを切ったみたいで。

 

このシーン、達成公生だけを見ていた時は、

「青春ジャンプしてるんだ~かわいい~~」と思ってたけど、もしかしたら違うのかも?」と思った瞬間があって。

その話はふせったーに書いてあったものをまるまる引用します↓

アニメを見る前に観劇した時、
「♪時間よ、止まれ」でかをりが「2人で食べたあのワッフル 飛び降りた橋を」って歌うのにすごいびっくりして
「飛び降りた!?橋!????」って心の中で聞き返してしまったんだけど
(※橋から飛び降りるという行為に良いイメージがない)

アニメを見て、本当に橋から飛び降りて水にジャボンしてるシーンがあることがわかってホッとした。
本当に橋から飛び降りてた!!!青春でかわいい


「♪流れ星をつかまえよう」の最後でかをりと公生が青春!って感じで2人でピョンするのが大好き。本当に可愛い。
観劇してる時は「女子高生が写真撮る時にやるやつだ〜」とか「青春っぽ〜い」って思ってたんだけど

たまたまパンフレットを眺めていて
「♪流れ星をつかまえよう」が橋のシーンということが分かって

あれ…?もしかしてこの曲の最後でピョンってしてるの、ただ青春の1ページを表してるわけじゃなくて、橋から川に飛び降りてる!?

あのシーン、ピョンする時はライトが青になるんだよね
あれは空の色なんだな〜と思ってたけど、もしかしたら水の色なのかもしれない

わからないけど!

もしかしたら2人で川に飛び込んでキャッキャしてるシーンなの…!?
と思いました

セットがシンプルだから、あの階段が「橋」であることはパンフレット見ないと気づかなかった〜!

という具合に、もしかしてただジャンプしてるんじゃなくて、橋から川に飛び降りているのかなぁ?と思っていたのだけれど。

(そもそもみんなこのシーンのこと、橋から飛び降りた解釈ですか?どう?もしかして皆当たり前のようにそう思っている?)

 

古関公生を観て「やっぱり橋から川に飛び降りてるのかも!」とちょっと確信に近づきました。

だって、達成公生と古関公生でジャンプのしかた全然違うんだもん。どっちもかわいい。

↓図解です

 

 

↑こんな感じで!雰囲気だけでも伝わって

 

かをちゃんはどっちの公生でも変わらず、THE青春!な跳び方。ぐっと上半身を反らして、脚を後ろに曲げてぴょんと曲げる感じで。とってもかわいい。

 

達成公生はTHE青春!って感じで、かをちゃん と同じように腕を上げて脚はぴょんと。この図解だとすごい跳んでるように見えるけど、なんか全然跳んでなかった。たぶん脚もこんなに上がってなかった笑。

観てるとき「すごい跳びそうなのに全然跳ばないじゃん……」って思った。

描いたらこうなっちゃった…笑。

 

古関公生は達成公生を真逆で、腕は下に、脚は全力で前に曲げてびょーんと。高さも達成公生よりぜんぜん跳んでた。元気いっぱい!!

そう、この脚を前に曲げて跳んでいるのが、何かを飛び越えて(乗り越えて?)いるように見えて。だから、古関公生を観た時に「柵を飛び越えて川に……!?」と思ったのでした。

 

まあ川に飛び込んでいるかはどうでもよいです。

とにかく、このシーンが可愛くて可愛くて大好きです。


ドビュッシー

かをちゃんのお見舞いに行くシーン。椿ちゃんが花束を、渡くんが図書室の本を持っていくところ。「本持っていくとかインテリや~ん」と思わせておいてしっかり図書室の本の借り方を知らない渡。さすがである。

 

木村・寺西ペアを3回観ているのですが、寺西渡は毎回「ドビュッシー」って楽しそうに言うよね。かわいい。何でそんなお気に入りなん、ドビュッシー

小学生が「ドュクシ」するときの動きで「ドビュッシー!」って言うようね、寺西渡。楽しそうすぎる。

この日は椿ちゃんの寺西渡への「ぺちん!」がよく響き渡っていて、客席クスクスしてた。しかも、ぺちんしたのおでこだし。寺西渡が「痛ぇ~~~~」って言いながら椿ちゃんに手を引かれて退場していったの面白すぎた。

 

だから、はじめて水田渡を見たときに「ドビュッシーじゃないんだ!!!!!」と衝撃を受けました。本当に寺西渡がドビュッシーを異常に気に入ってるだけだったのか。良すぎる。ドビュッシーではない衝撃が大きすぎて水田渡が何言ってたか忘れてしまった。無念。

 

かをちゃん がお詫びにってピアノコンクールの封筒を渡したときの椿ちゃん、一生懸命その場を盛り上げようと?して無理して笑ってるの切ない……。その場を盛り上げようとなのか、かをちゃん と公生がどんどん近づいていっているのを見て複雑な気持ちなのか……。

 

かをちゃんに「どうだった?」って聞かれて「お母さんと、さよならできたよ」って答える公生、すごいよね。絶対かをちゃんにしか伝わらないじゃんその言葉……。なんなん……(なんなんとか言うな)

もちろんエモくて好きです。

 

陽気な渡くんがいてくれて良かったと心の底から思うシーンだなあ。


こんな時にもたまごサンド

文化祭のシーン。

ずっと、公生がなに食べてるか分からなかったんだよね。

(初日いっしょに観た友人に卵サンドだよと教えてもらいました)

 

なぜ分からなかったのかが、水田渡回を観てはじめてわかった!

寺西渡が、公生に対して「また"それ"食ってんのかよ!」と言っているからだったー!(言い回し少し違うかも)

たぶんその後に公生がこの卵サンド美味しいんだよとか言ってるんだけど、わちゃわちゃしてて聞き取れないのであった……。

 

水田渡が「また"卵サンド"食ってるのかよ!」と言っているのを聞いて「なるほど!」となったのでした。

 

古関公生は卵サンドを持って出てきて、水田渡に「また卵サンド食ってるのかよ!」と言われ、「この卵サンドはね!」と説明しはじめて愛しかった。かわい~。たまごサンドについて力説するのはアニメとおなじだね。原作リスペクト……。(達成公生もやってるのかな?いつもここ聞き取れない~!)

 

この日の達成公生は片手に卵サンド(本体)を、もう片手に卵サンド(ひとくち分)を持って出てきて、本当に食べてた。かわいっ。

ていうか達成公生、めっちゃ遊ぶやん。おもろ。好きです。

そういえば初日は指に卵がついたのか、ペロッと指を舐めていた気がする。

 

文化祭で思い出に残る食べ物がたくさんあるのに、そんなときでも卵サンドを買っている公生ズ、いとしすぎる。アニメを見て卵サンドが好きな理由がわかった時、大きなため息をついてしまった……。

 

原作を知らなくても大丈夫だけど、知っていたらもっと楽しめるバランスにするの、本当にすごいと思う。原作ファンもこの舞台から君嘘を知った人も、みんなを振り落とさないミュージカル。えらい。

 

文化祭シーンの「映画みたいに」がドラマチックで好き。

このシーンのストップモーションで、中心にいる かをちゃん と渡がけっこうふざけてる?感じの感想をちらちらTwitterで見かけてニッコリしています。

 

男の涙

公生が教室で泣き出してしまうシーン。「それってさ、ちょっとひどくない?」

(ひどくね?だったか、ひどくねえか?だったか細かい言い回しは忘れてしまった)と軽く優しく責める渡に、声を荒らげてしまう公生。ここだけで泣いちゃう。

 

子供のように泣き出してしまう公生を見て心配そうに近づく渡が良いよね。そして周りの子達が「ちょっと、何…?」ってなりながら教室から出ていくのがリアル。このとき柏木ちゃんだけ教室に残っているの好きです。強いね。

 

床にぺしょんとなってベチョベチョに泣く公生~;;

古関くんも木村達成も本当に泣いてる……気がする……?公生ズ……;;

わんわん泣くというより、声を押し殺して、悲しみを抱きしめながら泣いているのがとても有馬公生。

 

床にぺしょんとなっている達成公生が、渡のズボンの裾を掴んでいたような気がするけど、気のせいかもしれない。

 

そんな公生をみて、しゃがんで「今かをりちゃんに必要なのはお前」と言う渡、良い男すぎる。言い方が優しい……。そして「好きな子のためになら何だってする」の軽そうな男の台詞をここでエモ回収するのすごすぎ。

 

公生ズ、ピアノ弾く時とかコンクール前とか、割と色んな場面でぽろっと泣いているけれど、ここまで泣きじゃくっているのは渡の前だけだよね。男と男の友情……という感じでとても……ありがとうございます…(?)

 

椿ちゃんが教室に入ってきて、柏木ちゃんが「ほら、公生が」って感じで教えてあげてから立ち去るのかっこよすぎる。

 

そしてこんだけ泣きじゃくっているのに歌うのすごすぎる。

なん……なに……??????????どういう………?????

私が泣きそう


悲しく床に落ちるぬいぐるみ

病室にてかをちゃんにぬいぐるみをぶん投げられるシーン。このときのかをちゃん、ない力を振り絞って投げているよね…上手いよね…切ないね…。そんな姿を見て「え、なに……」って優しくつぶやく公生ズ、愛しい。


古関公生は、床に落ちたぬいぐるみを拾ってかをちゃんの足元の方にぬいぐるみを置き、自分のスクバも一緒に置いてた。かわいい。古関くんとぬいぐるみの相性の良さ。


達成公生は、他の日はどうだったか覚えていないけれど、この日は落ちたぬいぐるみを拾って、床についた面を手でサッと払ってから、かをちゃんの横に寝かしてあげてた。優し……。

 

そしてどうでもいいけどあのぬいぐるみ懐かしいですよね。10年以上前?に流行ったよね。そして君嘘のアニメ見てたら同じぬいぐるみが出てきて感動しちゃった。原作リスペクトを随所に感じるミュージカル……。

 

そしておんぶする時に達成公生は

 

公正「いくよ?」

かを「うん」

 

って小さい声でやりとりするんだよね。これがねぇ…とても尊くてね……。ふたりの時間を覗いてる感……。ふたりにしか聞こえないくらい小声なのがとてもかわいいです。


突然闘牛士になる達成公生

ごめんなさい感動の流れをぶった切って。

すみません、違うんです。

 

病室でかをちゃんにコートをかけてあげるシーンがあるじゃないですか。おんぶする前。あそこで、コートを両手で持って かをちゃん の背中に回した時、なぜか少し止まるんだよね。その時に腕が長すぎて闘牛士みたいになってる木村達成ずっとツボ。ごめんなさい本当にそれだけです。良いシーンだから笑ってる場合じゃないんだけど、だからこそ込み上げてくる笑いもある。

 

笑神様は突然に

 

さいごのデート

カヌレを食べようと屋上に上がったシーン。かをちゃんに「ピアノ、弾いてる?」と聞かれるまでの公生ズが違くて愛しくなった。

 

小関公生は、どうしたら良いかわからなくてカヌレの袋をぎゅっと掴んでじっとしてた。かをちゃんに「ピアノ、弾いてる?」って言われるまでずっと。何も言えない、動き出せないくらい、かをちゃんのこと大事に思っているんだなぁ…としんみりしました。

たぶん小関公生だったと思うけど、しっかり「寒い…」って自分を抱きしめるポーズ(伝わって)してたのが好き。コート貸してるから気を遣って寒がらないとか、カッコつけるとか、強がることは全然なく、自分の感情をかをちゃんの前では自然に出すんだね…となった。成長したね……。

 

一方、達成公生はというと、カヌレの袋と格闘してる。かをちゃんに「ピアノ、弾いてる?」と言われるその時まで、ずっっ…と、あのカヌレの袋(のテープ)と格闘してる。そんな事ある?そして1ミリも開かない。そんな開かないことある?おもろすぎ。

※5/28追記「ピアノ、弾いてる?」って言われた後もずっと袋いじってた

 

と思ってたけど、寒いもんね。コート、かをちゃんに貸しちゃってるもんね。手もかじかむよね。かをちゃんに早くカヌレ食べてほしいよね。かをちゃんが食べたいって言ったんだもんね。おもしろがってる場合じゃなかった本当に。

でもきっとこれは照れ隠しなのかな〜。久しぶりに会えて、どうしたら良いか分からない照れ隠し。手先をイジイジしようと思ってたら、ちょうど手の中にカヌレの袋が!みたいなね。

ここで紙袋をビリビリ破かないのが公生っぽくて好きです。プレゼントとか綺麗に開けるタイプだ。

 

このシーンはかをちゃんの「一人にしないで」で終わってしまうけど、この後2人はどんな話をしたのかな。カヌレは食べられたのかな。きっと泣いているかをちゃんをもう一度座らせて「カヌレ、食べよっか」とか言うのかな公生が。イケメンじゃん。それはそう。

 

ジャケットのすそ

「ピアニストはピアノを弾く前にジャケットのボタンを外して裾をシュッとする」

という話を初めて観た日の終演後に友人に言われました。はやく言ってよ。

 

それを聞いてからというもの、公生がピアノを弾くシーンは手元に釘付けです。

 

古関公生は、どのピアノシーンでも控えめな手つきでジャケットのボタンを外して、ジャケットのフチをなぞるように静かにジャケットを払っていたような気がします。ほとんど払っていないくらい控えめだった。すごく古関くんの公生っぽい。目の前のピアノに語りかけているような、しっとりした眼差しでピアノと向き合っているのが印象的でした。

 

達成公生はガラコンの時はボタンを外した後、スッと控えめにジャケットを払っていて、緊張して余裕が無い感じ。

でも、最後の東日本ピアノコンクールではボタンを外した後に「バッサァァァ」って音が鳴るんじゃないかと思ったくらい、勢いよくジャケットを払っていて、公生の覚悟と自信を感じました。泣かせにくるじゃん……。

 

あと、相座くんと井川さんに「ぼくはピアニストだから」って言うときも言い方が違くて好き…。

 

達成公生はふっと笑って(※イメージ)「だって僕は…ピアニストだから……」って。柔らかい光が降り注ぐような言い方する。

古関公生はむんっと笑って(※イメージ)「だって僕は…ピアニストだから…!」って。自身を取り戻したかのような、公生自信が輝いてる言い方する。

 

公生ズ、どちらも愛しすぎる。

 

不意にイケメンのポテンシャルを持て余す公生ズ

まず、はじめてこのミュージカルを観劇した時に、木村達成さんの背が高い&スタイルが良い&顔が小さいのトリプルコンボにびっくりした。

となりに佇む唯月ふうかちゃんが小柄なのも相まって、ずっっっっっと遠近感が狂ってた。

「公生はいま、誰の隣に……????」ってなってた。

それでナイーブな公生演じてるのずるい。

 

古関くんも背が高くてスタイルが良くて顔が小さかった。遠近感狂わせ俳優じゃん……。ありがとう……。それで子犬で公生なのずるい。

 

椿ちゃんや かをちゃん をおんぶするシーンがイケメンなのはもちろんなんだけど、

二人乗り自転車できゅっと小さく収まるとことか、雨に濡れた後部屋着で出てくるとこもだいぶイケメン持て余しててびっくりする。不意打ちやめてよ。

かをちゃん が彼シャツ(彼シャツ?)してるのも好き。その後タオルぶんぶん振り回して部屋から出ていくのいいよね。元気!(この時は元気なの切ない)

アニメは中学生設定だから部屋着ちょっとダサいけど、ミュージカルは高校生だからダサくない服になってて愛したよね。

 

なにより、ガラコンで真っ黒のスーツ着て出てくるところですよね。ね。いままで制服だったのにさ、聞いてないじゃんそんなの。はじめて見た時「ひぃ~~~~……」って声に出そうだった。良すぎ。ありがとう。しかも蝶ネクタイ。ありがとう。制服の時はよくあるスニーカーだけど、おめかししてる時はきちんと革靴だよね。ありがとう。似合いすぎ。イケメン持て余しているというかバチバチにイケメン。

 

パンフレットに載ってる写真、スーツを着てる瞬間のショットがあって大変助かります。救われる命がここにある。サスペンダーしてるんだね……そっか…。

でも蝶ネクタイ半分とれてる写真はなんなんだ。ちょっとツボ。どういう状況?

このときの古関くん、ぽや~んとしてて可愛い。対象的にめっちゃ笑顔な木村達成も良すぎる。

シャツのボタン留めてる木村達成ショット入れた人天才、ありがとう…。

 

いくちゃんが麗しすぎてすごい、さすが…って感動するし、ふうかちゃんが可愛すぎるし、水田くんは爽やかすぎるし、寺西くんは笑顔が人懐こくてかわいい。

全員天才。

 

ビジュアルブックは卒業アルバムっぽくて可愛かった!


ふたりのギャップ

小関くん穏やかでいつもニコニコふわふわしてて子犬みたいなイメージ

 

木村達成、(観劇する前は寡黙でクールなイメージだったけど、観劇後のカテコを観て)陽キャかつリア充(に塗り替えられました)なイメージ

私は木村達成さんをこの舞台で知ったので、「陽キャじゃないぞ!」という意見があったらごめんなさい。(あと、木村達成さんってもしかして奇人ですか?)

 

だったから、2人にはそれぞれのギャップを感じていて、ダブルキャストのありがたみを噛み締めています

 

まず、見た目の印象と歌声がそれぞれがギャップがあって好き

 

木村達成はキリッとした顔してて、歌声が高め

小関裕太はふわっとした顔してて、歌声が低め

 

そんなふたりが同じ役を演じているこのミュージカル、良すぎる。


小関くんはおとなしい公生なのかなぁと思っていたら、意外と動きがあるというか。天性の可愛さは全開なんだけど、なんというか…え〜なに?

例えば割れた窓ガラスを拾ってる時に、椿に「指怪我したらどうするの!」と言われるシーン。達成公生は「もうピアノはやめたんだ…」と少し憂いのある言い方だけど、小関公生は「もうピアノはやめたんだ!」とちょっとムキになっているというか、おちゃらけたような言い方をしてたような?頬を膨らませてプンスカしてるみたいな?(してないけど)言い方だった気がする。

小関公生、「君がわからない」を歌うあたりで「むりむり!」って両手バイバイしながら下向いてた気がする(かわいい)……。意外と感情表現豊かというか、お茶目な子、等身大の男の子って感じ…!自分の心の内を隠すために、必死に「普通」を演じているようにも見える。うまいよね……


逆に、達成公生はバリ陽キャな人が演じるから感情表現豊かなのかと思いきや、すごい静か。話した言葉全ての語尾に三点リーダー(…←これ)2個ついてる。動きもス……ヌッ…って感じで、静か〜な感じ。ちょっと掴みどころがないというか、ふわふわ〜と漂ってる感じ。明らかにこちらに心の扉閉ざしてますよね感。


ふたりとも、演じる中の人のイメージと真逆の公生なの面白い…!


小関裕太は「静」木村達成は「動」

小関公生は「動」達成公生は「静」


小関くんは足し算で創り上げた公生

木村達成は引き算で創り上げた公生

 

という感じがしました


何の話


どちらも可愛く尊く、椿ちゃんや渡くんや かをりちゃん が公生のことを大事に思う理由がよくわかる。そんな2人でした。


小関くんの公生も、木村達成の公生もどちらも愛しいなぁ……

 

おわりに

小関裕太公生も木村達成公生も最高すぎるナ~!ということと、21日公演のおもしろエピソードだけ書こうと思ってたんだけど、結構横道に逸れたな……。

 

でも舞台って、忘れてしまったら思い出すのはなかなか大変だからね。

こうして文章に残しておけば、またいつでも脳内で再演できるから。

 

いや冷静に考えて長すぎるけど。自分でもそんな書くことあったんだってびっくりしてるけど。これを読んだ誰かが、自分が観た回のエピソードとか好きなシーンを思い出せたら嬉しいなぁと思ったりする

あわよくばTwitterとかブログとかに書いてくれないかなあ。自分が観れなかった回のおもしろエピソードとか見たい

 

ん~……とにかくこのキャスト陣が演じるこのキャラクターたちが大好き!

 

読んでくださりありがとうございました!

懲りずにまた書きます

 

でで

 

*1:福田雄一演出、山田孝之主演のミュージカル。

www.spamalot.jp

ミュージカル「四月は君の嘘」感想1幕

5月8日マチネ(木村・寺西初日回)

5月14日ソワレ(木村・寺西回)

を観劇しました。2回とも公生と渡が同じペアなのはただの偶然。

 

8日はアニメ2話まで見てキャラクターを掴んだだけの状態で

14日はアニメ最終話まで見て観劇しました。

原作のキャラクターをどこまで知っているかで感じたことが違ったので、そこも個人的に楽しめたポイント。

 

楽曲もテレビでやっていた曲を何度か聴いていたくらいで、コンセプトCDは観劇後にお持ち帰りしました。観劇後は嘘です 幕間です幕間

 

そして木村達成さんのことは

偶然この舞台を観劇する前にハイステのBlu-rayを友人と見たところで、

「すごい顔が良くてすごい影山の人!!!!」くらいの認識でした。

(この時カテコ映像を見なかったことが、君嘘を観劇した後の衝撃に一役買っていると思う)

 

デスノートTHE MUSICALからファンの

作曲家・ワイルドホーンと唯月ふうかちゃんがきっかけで観に行ったのでした。

 

これがも~

あまりにも良くて 良くて…………

こんな良いなんて聞いてないよ

この最高ミュージカルの感想を誰かと語り合いたくて仕方がないけど私の周りに観た者は一緒に行った友人しかいないので、ここに感想を書き記そうと思った次第です

ネタバレありの感想になりますのでご了承下さい…!

パンフレットとビジュアルブックに記載されていることに関しても書くかもしれません

 

 

 

「僕にピアノが聞こえないなら」

えっこんな最高なことある…………????????

音楽も歌詞も演出もすべてが最高だったんだけど……何を見せられたんだわたしは

好きなところがありすぎるけど、まずこの曲このシーンを一言で表すなら

 

一曲目からクライマックス

 

一曲目からクライマックスすぎるよ なんでよ なによこれ

一曲目でここまで心を奪われたミュージカルは初めて

私はこの曲の途中で天を仰ぎ「増やそう……チケットを……」と心の中でつぶやきました

 

だってワイルドホーンに絶望を歌わせて右に出る者はいないもの。知らんけど

とにかくワイルドホーンの曲のドラマチックさが、切なさや寂しさや自嘲とマッチしすぎで困る

「笑う男 The Eternal Love ~永遠の愛~」の「笑う男」もいいよね

「笑いたけりゃ笑うがいい 俺を」と自分自身への乱暴な気持ちを歌い上げる曲なんだけど、この曲もすごい良いんですよね…劇中でそんなに出て来なくて悔しいところだけどね…

 

まずリトル公生と高校生の公生がピアノの椅子を半分こして背中合わせになるなんて聞いていないですし……。

そんなの大好きに決まっているじゃん……。

大きくなったなあ公生~~~;;

ていうか背が高いなあ木村達成…!さすが影山飛雄…

リトル公生と高校生公生がそれぞれ盆に乗って逆回りですれ違うのが好きです

盆が回る演出っていいよね…

(デスミュのLの登場シーンも大好き。電子レンジって呼んでるけど)

 

リトル公生が月光第3楽章を弾くことで「天才少年だ」と事前知識がない人でもわかる すごい 

そして生身の人間が演じているからグランドピアノに対するリトル公生の小ささを目の当たりにして驚く

公生が背負っていたものの大きさよ……

 

観劇した後に、本家の(?)月光第3楽章を聴いたんだけれど、「速!!」と声に出るくらい速かった

超絶技巧とはこのことか

これを弾いて「ヒューマンメトロノーム」「機械より正確」と言われる公生、とんでもない人物

 

「僕の世界にはもう色が見えない」「この罪を背負わされた」「絶望を抱えたまま」そんな真っ暗な歌詞ばかりなのに、なぜこんなにも聴いていて気持ちが良いのか…

 

公生が苦しさを歌っているのに音楽はどこまでも爽やかで、

椿や渡、光を照らし手を差し伸べてくれる人がたくさんいるのに、公生は本当にただ一人過去に取り残されているんだな…と この一曲で分からせるちから

そしてこの絶望から前に進んでいくんだ…!と思わせてくれる明るさでもある…

好き~~~~~やだもう……

 

公生が孤独や絶望を抱えているシーンは全体を通して見ると意外と少ない印象で、

この曲がいちばん、公生が椿にも渡にも明かしていない気持ちを歌っていると思うのだけど

 

その時は公生とピアノの二人きり

 

誰にもこの想いを分かってもらうつもりはなく、ただ一人でこの気持ちを抱えたまま生きているんだなぁ公生は…と 涙が出そうになる

だからこそ、後のかをりの「わかるよ」というセリフが一人ぼっちだった公生に深く響くのかな

(何が一人ぼっちやねんあなたには椿ちゃんも渡もいるのに!ちょっと公生!というこちらの気持ちは募っていく)

 

いや「すべてを失って」という歌詞をここまで爽やかに歌っている歌は世界中探してもここにしかないと思う 

なに?ありがとう

 

明るさと爽やかさと切なさと苦しさが合わさったメロディーが一気に会場を渦巻いて、観ているこちらが公生と一緒に苦しみの中をもがき続けているような気分になる

 

「僕だけが飲み込まれる 白と黒の世界に」

という歌詞に当てられているメロディーが、深い海に沈んでいくような

ぐっと暗闇に引きずり込まれるような 

音楽的なことは何も分からないのでうまく説明できないけど、とにかく好き

その直前のメロディーが明るいのも、より暗い部分を引き立てていて好き

公生はたまにこうやって不安な気持ちに飲み込まれてしまうんだろうな…と感じる苦しいメロディー…好き…

この一曲にすべてが詰まりすぎ

 

「なぜあなたは僕にだけ 微笑み零さないの 心を閉ざしたまま消えた~」

の歌い方が好きです

この部分のメロディーが、夜中に布団の中でこっそり泣いている子供のような…我慢していたものが溢れ出して止まらなくなってしまったような…そんな感じがして好き

 

さいごの「白と黒の孤独な檻に」という歌詞

うますぎる そんなことある?

公生はピアノに囚われているし、公生の瞳にはモノクロの世界が映っている……

 

アニメに「モノトーン」という言葉は出てくるけどね、白と黒の孤独な檻はうますぎるよ 歌詞が

 

そして何より絶望し膝から崩れ落ちる、木村達成さんが演じる公生が良すぎて

「こんなに膝から崩れ落ちるのが似合う人いるんだ」と感動しました

膝から崩れ落ちるのが似合うって何

 

立ったまま必死にピアノの鍵盤を叩く姿は「どうしてどうして」と駄々をこねて泣きじゃくっている子供のようで心がきゅっとなる

すっかり大きくなったのに、彼の時間は子供の頃から止まってしまっているんだな…

 

ただ失意のどん底にいるのではなく、必死にもがいてエネルギーを爆発させている(けどそれを誰かに見せることはない)のが伝わってきて、観た人が「どうにか公生が救われてほしい」と心から祈りを捧げてしまうようなシーンだと思う

 

渡や椿と一緒にいるときの公生は常に手を引っ張られて歩いている子供みたいだけど、この曲では地団駄を踏んで一生懸命自分の意志を伝えたい子供みたい

 

きっと古関くんの公生はまた違う印象なんだろうな~~楽しみ…!

古関くんはモンティ・パイソンのスパマロットのロビンを見たことがあるけれど「絶対小関裕太を持て余しているんだろうなこの役は」と思ったので早く公生を演じる古関くんが観たい。タップダンスかっこよかったし歌もすごい上手かったけどね…!ハッシュタグの曲可愛かったねえ… 

 

いや最初からこんな良いものを観ていいんですか……? 

ぜひ映像として残してほしいです。Blu-rayください。

このシーンだけでも映像に残してくれたら……救われる命が…ここにあります…

 

ゲネプロ映像が世に出る作品と出ない作品の違いとは

ゲネプロ写真までは公開されるのに映像が出ない作品とは

コンセプトCDも出ていてテレビでも放送されているのにゲネプロ映像が世に出ない作品とは

どうして……

 

音楽室のシーン

待ってました椿ちゃん!!!可愛すぎる

唯月ふうかちゃん好きすぎる

話している時の声がとても可愛くて、歌声はかっこいいの……国宝……?

個人的に、唯月ふうかちゃんが元気ハツラツなスポーツ少女を演じていらっしゃるのがとても新鮮でBIG LOVEです

 

椿ちゃんのボールが直撃し、床にぺたんと座って頭を押さえる公生、大変かわいい

「なんだ公生か~」と、ホッと胸を撫で下ろす椿ちゃん良すぎる

よっ!幼なじみ!

ぺしょんとしている公生の隣で「強打者の勲章よ!」と威張っている椿ちゃんが大変可愛く、この二人の力関係というか、幼なじみの距離感を感じられるシーンでとても助かります(オタクなにかと助かりがち)

 

割れた窓ガラスを拾おうとする公生を全力で止めて心配する椿ちゃん…公生を大切に想っているのがこのシーンだけでバシバシ伝わってくる…そんな心配をよそに、平静を装うように「ピアノは辞めたんだ」と言い捨て、割れた窓ガラスをゴミ箱に捨てる公生

きっと椿ちゃんはその言葉を聞くたびに傷ついているし公生を想う気持ちはどんどん大きくなっているんだろうな…そしてこの言葉は公生が自分で自分に言い聞かせている言葉なんだろうな…と思わせる台詞回しでした

 

このシーンの歌い出しが椿ちゃんなのが最高すぎる

幼なじみの距離感で、公生のほっぺを片手でぎゅーっとして戯れている二人がかわいすぎる~~!

 

「もうピアノは弾かない」と歌う公生の塞ぎ込んでる感じが切ないねえ…

 

そしてきっちり盗撮していく渡!

陽キャ~~!最高!なかよし!

「「おしどり夫婦じゃない!!」」がしっかり合う公生と椿、かわいい~~~~~~

 

椿の、どうにか公生に前を向いてほしいという切ない気持ちが明るいメロディーに乗るのが本当に良いね…

 

詳しくは思い出せないのが悔しいけど、

〇〇は~?\渡~!/

みたいなコールアンドレスポンスあったの面白すぎる。アイドル~!

寺西くんさすがアイドル 説得力がすごい

このキャラで嫌な感じにならないのもすごい いや面白すぎるな…

 

椿ちゃんが「目が光ってないの」と公生に歌うのが辛辣で好き

 

歌詞のどの部分か忘れちゃったけど、渡と椿ちゃんが公生を両サイドから掴んでピアノの椅子に座らせるとこ好き(まあまあな距離引きずられてるの愛しいな)

なかよし~~!幼なじみ~!

そして公生の、この二人には逆らえない感というか

意志なくふわふわしている感じが好きです

 

この曲の最後にアンサンブルの方たちがピアノを囲んでぱぁ~!ってやるの大好き。

 

そして窓枠が斜めになっているのがなんか良いよねぇ

 

1時に公園でねぇ~!って公生の背中パシーンする椿ちゃん本当に好き

 

Perfect

かをりちゃん歌がうますぎる~~~~~~!

いや誰が特別とかはなく本当に全員うまいんだけれどねこの作品…!

圧倒的ヒロイン。

生田絵梨花さんはおしとやかで上品なイメージがあって、アニメを見た時に「いくちゃんが演じたら上品なかをりちゃんになるのかな?」と思っていたけれど、

公生との出会いでローファーパンチを繰り広げたり、ギャーギャー言ってると思ったら椿ちゃんに呼ばれてコロっと態度を変えたり

アニメから出てきたような、可愛くて天真爛漫な子だった。そしてアニメから出てきたような子だけど実際にいても違和感のないような絶妙なバランス。すごい…

 

出会いのシーンはアニメ見た時に「わ~ノリが平成だ~~」と思ったけどきちんと令和になっていて良かった。

タイツはちょっとアレだけど靴下ならわかる。脱いだ靴下をポケットに突っ込むかをりちゃん、ちょっと面白かった

 

待ち合わせの時に(というか私服のカバンのときに)斜めがけのカバンの紐をずっと両手で握りしめてるの可愛すぎる公生

 

チビちゃんに話しかけられて、ローファーパンチされて吹き飛ばされてしゃがんだままの状態で答えてあげる公生かわいい 小さい子とはハキハキ普通に話すのね公生…

 

音楽ホールに行くときに、公生が椿と渡に背中を押されているのが好き

公生が周りの人に引っ張られて行動しているのが良いなあ…良いというか好きだなあと思いました

公生、みんなにとても愛されているね ほんとにね 君が一番ヒロイン

 

かをりの音楽ホールでの演奏

 

まってまってOne Noteが良すぎる

アンサンブルキャストの方たちの圧倒的歌唱力と圧倒的パワー。かっこよすぎる。

One Noteのダンスがかっこよすぎる

弦だけを持って円になって踊るコンクール参加者。これだけでコンクールの途中経過を表してしまうなんて…!!かっこよすぎる…!

えーーすご!! ほんとになんかもう ミュージカルがうますぎる

 

舞台袖から舞台上に上がる演出が上手い…好き…

ペラっと一枚挟んである幕で舞台袖を表現するの天才だなあ

 

そして演奏している音楽からミュージカルの音楽への切り替えが自然すぎてすごい

演奏している間に心の内を歌う演出、最高すぎる 斬新!

ミュージカルがうますぎる

渡が「意外と狭いんだな~」みたいなこと言ったり「サッカーのスタジアムと一緒にしないでよ」みたいなこと言ったりワイワイしてるのかわいいし、その横で久しぶりに音楽ホールに入って息を呑む公生が対照的でぐっとくる

だんだんと周りの人たちに気づかれ、「あれって…」と囁かれる公生。有名人だ…

 

演奏が始まって、周りの階段で椿たちが観ているのかわいいねえ…

あと審査員のおじさんがイケてて好きです

 

そしてかをりちゃんの演奏シーン、本当に弾いてるのかと思った…!

バイオリン全然わからないけど、実際に弾いているのかと勘違いするくらい音と動きがぴったり すごいなあ

弓の糸(?)が何本か切れてしまっているのを観測した。すごいな…

 

かをりの演奏を静かに聴く時間…からの、かをりの「今始まるの 私の奏でる物語~」で物語が動き出すこの…この…!!このシーンでぐっとこのミュージカルの世界に引き込まれた

「今からすごいことが起こるぞ……!」というこの ね!

 

そして「これは冒涜」の曲もすごいかっこよい

ワイルドホーン、爽やかにしなくて良いところをコテコテに「ワイルドホーンで~~す!こんにちは~~~!」ってしてくるの本当サイコーだな!

 

コンサートのシーンがこんなにワクワクするものとは思ってなかった…!

座席で静かに観ていた公生も思わず立ち上がってしまう演奏……すごい

 

そしていくちゃん歌がうますぎる そんなことある?

 

「映画みたいに」

おわ~~~そんなきれいな歌声を…

そんな、愛しい人に愛をささやくような優しい歌い方するんですね…ありがとうございます…

個人的に「友人A」の歌い方?発音?イントネーション?が綺麗で好きです。

 

この曲を聴くと、やっぱり公生も「主人公」になりたいんだな…と感じる

もうすでにかをりに憧れているしね

 

コンクールが終わり、周りの人たちが「彼女が一番」「誰も真似できない」と目を輝かせながら歌い上げるのが好き

 

そして三池くん!三池くんのスーツかわいい

 

相座くんと井川さんに話しかけられて「どちらさまですか?」になってる公生~~

その言い方と「あ、呼ばれてるんで……」とそそくさと退散するのが陰キャで良いよね…

 

相座くんと井川さん、好きー!!謎にラスボス感あるかっこいい

井川さん麗しすぎる

 

公生がこのシーンでコンクールの採点基準などについて説明しているのがシンプルにかっこ良い

きっちり音楽やっていた人なんだなあ~となる

少し熱がこもった言い方になって椿に「公生?」と心配されてしまうのも好き。「公生?」の言い方が優しくてね…本当に椿ちゃんに報われてほしい気持ちになる

 

「彼女は駆け寄る 愛する人に 僕を追い越して」の部分(このちょっと前?)でかをりが公生の横を通り過ぎて走っていくのが好き

 

それこそ「まるで映画」みたい

 

一度目見た時は気づかなかったけど(かをりが死ぬって知らなかったからね!!)、このコンクールの時、かをりの両親ビデオ撮ってるんだね。ただホームビデオ撮ってる仲の良い家族だなあと思っていたけれど、結末を知ってから観るとね ね~…;;

 

かをりが公生に「どうだった」と聞いたときの言い方が、いつものすこし強がっている感じではなく本心で「どうだった…?」と聞いているのが好き

それに対して客観的な説明をして自分の気持ちを遠回しに伝える公生も好き

 

公生の心の扉が少し開いたなあ……と胸がきゅっとなるシーン

 

かをりの「どんなもんだい!」可愛すぎる

 

コンクール会場ではなくなり、奥の方でかをりたちが写真(ビデオ?)を撮るのを遠くから眺める公生好きです

 

ところどころ、きれいな構図だよね…ポストカードみたい…(?)

 

「The Beautiful Game」

すごい急に元気な試合シーン始まる!!楽しすぎ!!!!!

なんか…ちょっと怖い感じのサッカーのコーチがリアルで好き…いるいるそういう人

応援に来てるお母さんと弟(?)とか、アイドルうちわ持って応援してる子とか、チアリーダーの子とかいて(いなかった気もする、いなかったら文化祭のシーンと記憶が混ざっている)賑やかで楽しい~!

個人的に、おそらく技術スタッフだと思われる方が審判に格好をして周りの階段を押していたのが好きです

 

え めっちゃ踊る サッカーしながらめちゃめちゃ踊るやん すごいな 楽し!!

渡めっちゃアイドル!そして絶対的エース……

この曲好き~!「勝てる勝てる!勝つぞ!」って感じでどんどん盛り上がって、最後の渡の切ない「Beautiful Game……」が効く…

 

試合終了後の挨拶、切なすぎる~~……負けてもやるんだよねアレね、わかる…

あの挨拶のとこ、個人的には拍手したいんだけど何故か毎回拍手する流れにならない!笑

 

泣いてるみんなの前で自分やチームメイトを責めるわけでもなく、悔しがるわけでもなく、ただ「精一杯(一生懸命?)やったろ?」って言える渡すごすぎる。イケメンって、モテるって、信頼される部長ってそういうことだよね…と渡の人間性に涙が出る

 

そしてこの曲の間に入る、椿ちゃん負けちゃった話……落ち込んでるはずなのに元気に明るく振る舞う椿ちゃん…たまには泣いてもいいのにね…

 

それでカッコよかったよとだけ言って、「はい」と椿の前にしゃがむ公生

いや~~~!イケメンの所作がにじみ出てる

木村達成、イケメンを持て余している(一緒に見に行った友達の言葉を借りました)

 

椿ちゃんも「は!?」ってなるよそんなさ…。公生、常に人に振り回されてるというか、風に吹かれてふわふわ~~って流されてる感じなのに、椿の前だと急にこんなことするんだな……ありがとう…(ありがとう?)

 

「今なら渡の試合間に合うから」という公生、さっき(いつやねん)もそうだけど、本心を隠して客観的な言葉を使うのがうまいよね。ずるいですよ。そういうとこですよ公生。

すごい照れ隠ししながら「仕方ないから乗ってやる」な椿ちゃんかわいいなー!

 

そして「椿は女の子なんだな」というセリフとは私は未来永劫分かりあえませんが、可愛いからよいです。

そしておんぶしたまま走り出す公生が突然「運動できる人の走り方」になっちゃうの好き。木村達成が出てる。

 

キラキラで誰からも慕われている渡が一人で悔しがっていて心の傷を癒せないシーン…。彼の本心をのぞける大切なシーン…。

椿は自分も試合に負けて悔しいはずなのに、ここできちんと気を使えるのが本当に偉い。公生もギリギリ気づいて控えめに手を上げて「じゃ…」ってするのもえらい。

この椿の言い回しとアイコンタクトでギリギリ公生に伝わっている感じが「幼馴染」を感じて好きです。

 

椿にありがとうと呟く渡くん、今君は誰よりも輝いているよ…(?)

 

「君がわからない」

すべてが可愛いすぎる~~~~~!

この世のかわいい全部盛り????

 

かをりに出くわして渡を待ち伏せていることを聞き、「じゃ…」って控えめに帰ろうとする公生~~!陰キャか!(それはそう)

 

なんで僕が!?ってなる公生。かをちゃんに強引に腕を引かれる公生。

「ここここー!」と元気よくお店を指差すところで止まるかをちゃん。

すべてが可愛い。

 

そんな中はじまる「君がわからない」

「君がわからない 突然すぎて」と歌い始めた公生

こんなポップな歌もあるの!?可愛すぎる…とびっくり

 

気になっていたカフェに来て終始ウキウキわくわくなかをりと「こんなとこ久しぶりに来た…」なテンションの公生

かをりはそんな事を気にする様子もなくメニューに心を踊らせていて本当にかわいい

多分私が実生活でかをりみたいな子を見たらかなり大げさなリアクションにびっくりしてしまうと思うけど、生田絵梨花さんが演じるかをりは派手すぎることもなく鼻につくこともなく自然にアニメの中から飛び出してきたようなかをりを演じていて本当にすごいな…と思いました

 

「メニュー、何にする?」の問いに、かをりに向かってではなく店員に小さく手を挙げて「おみずください」と注文するのがあまりにも有馬公生。

かをりに向かって言わないのが、心を開くまでに時間のかかっている公生を最大限に表現していて好きです。お水頼むのかわいいね、そんな事あるんだね。

 

一口ちょうだい、に「え、これ食べかけだけど…」となっている公生

好き~~~

「もう一口もう一口!」なかをりちゃん可愛すぎる~!

公生、もし椿ちゃんに「一口ちょうだい」と言われたら「うん」とだけ言って普通に差し出していそうだなあ…などと考えていました

 

ところどころストップモーションが入るのがとっても好きです。

セットもあいまって、お人形っぽさあるというか!ドールハウスみたいな可愛さ

 

「僕は友人Aだよ」とか「どうしてそんなに楽しそうに笑えるのかな」とか

公生の歌詞の語尾がところどころ柔らかくて、語尾が跳ねる感じの歌いかたなのが可愛い

あと木村達成の「A」言い方が綺麗で好きです

 

かをりちゃんの「私に興味ないの」と公生を覗き込んで手をぶんぶん振るところが本当にかわいい…

 

「弾けない僕には昔と違う」と「お願い聞かせてあなたのピアノ」メロディーはほとんど同じなのに、公生は下がって終わり、かをりは上がって終わるのがふたりの後ろ向きな気持ちとどうにか前を向かせたい気持ちを表していて天才だなと思う

「弾けない僕には昔と違う 僕には弾く資格はない」のメロディーが、公生が頭を抱えて殻に閉じこもっている感じがして好き(実際下を向いているけど)

 

 

この曲で膝に手をおいて困った顔(※曖昧な記憶)してる公生と

頬杖をついて呆れた顔(※曖昧な記憶)してるかをりが「君の心覗き込みたい」と歌っているの可愛すぎて すごい ありがとう……

可愛すぎて感謝することしかできない

 

この曲の間のカフェの店員さんとお客さんのダンスも可愛すぎる

お盆(舞台機構の盆ではなくケーキ運ぶ方の!)を使ったダンスかわいい~!

 

かをりちゃんに強引にきらきら星弾かされる公生おもろい(わろてる場合か)

公生よわすぎる~~!笑

超笑顔で「弾けるよ!」と公生に報告するかをちゃん、罪な女よ~!かわいっ

集まってくるキッズたちかわいいね…やっぱり子供と公生が並ぶと癒やし度がすごいね…

 

そして2小節(「きらきらひかる おそらのほしよ」って2小節?)弾いただけで聞こえなくなって弾けなくなってしまう公生……;;

切ない;;

 

そして公生がピアノを弾いて「やっぱり無理」と走り去ってしまうところ

走り出す寸前までは気弱で内気な青年だったのに、一歩踏み出した途端イケメンが滲み出ていて良かったです

 

ちなみにここで「公生……;;」となる自分と「公生、食い逃げしたなあ…」と思う自分がいました。エモい気持ちを自分で壊すな。

 

まってまだ1幕の半分なのに9300文字くらいある

 

長いのに読んでくださりありがとうございました!続きはまた分けて書きます!