ででの日記

好きな話は何度したっていいもんね

ミュージカル「四月は君の嘘」5/21マチソワ観劇したら小関裕太公生と木村達成公生どっちも愛(いと)しすぎた

5月21日(土)の小関くんの回(マチネ)と木村達成さんの回(ソワレ)どっちも観劇しました!

(これから木村達成さんのことを木村達成って書くと思います。どうしてもフルネームで呼びたくなってしまう。語呂が良いよねどうしても。お許しください)

 

小関くんの公生と水田くんの渡はこれがはじめましてでした。

劇場で叫べなかった分いまここで叫ぶね

 

 

小関くん可愛い〜!!!!

 

 

そんな可愛いことある?そして癒しオーラがすごい。

見てる間ずっとマスクの中でニコニコしてた。マスクあって良かったと心の底から思った。

そして可愛さはもちろんだけど、触れたら割れてしまう脆いガラス細工のような演技だった…

 

この日人生ではじめてマチソワしました。そして小関裕太公生と木村達成公生、そして寺西渡と水田渡を1日で観ることができたという。なんて良い日。

古関公生と達成公生の違いとか、寺西渡と水田渡の違いとか、その他目撃したおもしろエピソードについて書いていきます。

 

前回書いたの↓は曲とか演出とかこのミュージカル全体の感想でしたが(しかも途中)、今回は21日公演のエピソードに絞ります、できるだけ。 

 

potea.hatenablog.com

 

よしがんばる!

これ読んだ方が劇場で観た景色を思い出すきっかけになればいいな

 

 

 

小関くんはスパムぶりな話

小関くんはモンティ・パイソンのスパマロット*1ぶり。その時はなんか…臆病で内気で弱くて…ビビりだからおもらししちゃう…!そんなキャラでしたね。可愛いかった。歌とタップダンスが上手!スタイリッシュ!

炭治郎とかNiziUが出てきてやりたい放題むちゃくちゃだったハッシュタグの歌、可愛かったよね。小関くんすごい真面目なイメージがあるから「こんなことしていいんだ…」ってなったし下ネタ入ってるシーンは「小関くんに見せちゃダメだ!守ってあげなきゃ!」みたいな変な感情が湧いた(何の話)

正直スパムは内容あんまり覚えてないけど、最後のシーンで、あの絶妙にずっと盛れてない騎士の衣装から煌びやかな白スーツ&帽子をかぶって出てきた時は拍手喝采だった(私の心の中で)

 

スパマロット、絶対小関裕太を持て余していたよね。小関裕太ってきっともっと可愛いしもっと似合う服があるんだろうな…と思っていました。スパムの衣装似合うの逆にすごいけど!

 

そして今回はスパムの時とはまた違う可愛さだったね〜…ありがとう………

 

わかんない、なんかもうこのミュージカルに対して「ありがとう」という言葉しか浮かばない。全人類に愛されてほしいミュージカル選手権優勝。私は愛しています。

 

僕にピアノが聞こえないなら、がそんなことになってるなんて聞いてない

小関公生の「僕にピアノが聞こえないなら」を観て、「ぎぇ……」って口から心の声漏れるところだった。あぶない。……とりあえずその話は一旦置いといて!

 

CDをかなり聴いてから小関くんの回を観劇したから、まず「口から音源〜?」って混乱した。歌がうまい……

 

リトル公生を見つめる眼差しが悲しそうだった(気がする)(2階席だったからあんまり分かんない)(少なくともそういう雰囲気)ところから始まり、最初は静かに歌い始めてどんどん公生のもどかしさとか怒りが歌に乗っていくのが美しかった………

 

で あの えっと

絶望しているところがあると思うんですけど…。

(このシーン毎回真剣に観すぎてどの部分か忘れてしまう)


木村達成公生は下手側、車椅子の近く(近くはないか)でその場で膝から崩れ落ち、頭というか耳を抱え、内に閉じこもり追い詰められているんですけど

 

小関裕太公生は回る盆に対して逆らう方向に歩いていて。何か恐ろしいものに追いかけられているかのように苦しそうに。必死に何かから逃げて、もがいて、追い詰められた挙句に力尽きて膝から崩れ落ちてぺしょんとなっていて………。


口から「ぎぇ…」って声出そうになった


えっ……小関くんと木村達成で全然……全然違うじゃないか……!!!!

聞いてない!ありがとう!!ダブルキャストありがとう〜〜!

2人にはそれぞれの「有馬公生」の解釈があるんだ……と胸がいっぱいになったシーンでした。どちらが好みとかではなく、どちらも尊い


小関公生、指先から血が出るんじゃないかと思うくらい勢いよく鍵盤を叩いてて(たぶん…だんだん記憶力に自信がなくなってきた)、泣きじゃくって駄々をこねている子供のようだった。感情が爆発していて、今にもふっと力が抜けて、そのまま気絶してしまうんじゃないかと思った


小関くんはきゅるきゅるわんこのイメージが強かったから、苦しみもがく姿は余計に「公生、救われて……」の気持ちになりました。


や、これお互いの演技を稽古で見ていて「俺の有馬公生はこうだな…」って練っていったんですよね、きっと。エモすぎ。ありがとう。(誰目線)


21日公演のことを頑張って思い出そう!のコーナー

ここからは21日マチソワについて思い出したこと、2人の公生ズを見て気づいたことなどを書きます。木村達成公生の方が見た回数が多く、今までと比較できる分書く量に偏りが出てしまうかな……。あと小関公生のことを2階席でしか観られなかったから鮮明に思い出せないところがたくさんあって悔しいです。が、書けるだけ書きます!


窓バリーン

これは木村達成公生のエピソード。

椿が窓ガラスバリーンして公生が「痛ぇ〜」ってなってるシーン。パッとライトが点くと、そこには頭を押さえうずくまる公生。しかし顔を上げると眼鏡がかかっておらず、右手で頭を押さえ、左手で「眼鏡どこ〜( ³ω³ )」ってやってた。さすがに「眼鏡どこ~」と声には出していなかったけれど。客席もクスクスしていてとても和みました。眼鏡、見つかって良かったね。

たしかに、直前まで眼鏡してなかったら余計に「椿、いつの間に」だよね。

 

えっ今までしてなかったよね? ( ³ω³ )

 

掴み取れ!に眠っていたエモさ

いや水田渡の輝きがすごい。アイドルじゃん、ってなった。寺西くんもバリバリのガチガチにアイドルだったけど、水田くんの渡は爽やか成分が多くてなんかチャラかった。少女漫画の中のイケメン高校生っぽさがある。寺西くんの渡は、学園のアイドルだけど近所に住んでそう(何?)

 

水田渡と寺西渡でスニーカーの紐の色が違うのが好き。

寺西渡は紫。水田渡は黄色。なにか理由があるのかな?

 

渡の友達たちが登場する時に、なんか色々楽しそうなことしてるの好き。1人がその場でめちゃめちゃジャンプ(トレーニング寄りのやつ)してて「これからサッカーで踊るのにめっちゃがんばるじゃん……」と思った。あとなんか、何あれ?飛行機?飛行機みたいに前後でドッキングしてブーンって走り回ってたのおバカでかわいい。しかしこれ文字にしたら全く伝わらない。

 

「掴み取れ!」の歌(※僕らの時間)で、椿と渡が公生を両脇から掴んで後ろにダダダと引きずっていってピアノの椅子に座らせるシーンがありますよね。そこで「うわ、好きー!」ってなった箇所があって。まずそのシチュエーション可愛すぎて大好きなのは大前提ということで。

 

木村寺西ペアは、達成公生が引きずられている時に自分で後ろを見てお座りしてたけど

 

小関水田ペアでは小関公生は前を向いて「あわわ…」って顔したまま引きずられていって、水田渡が、椅子に座るタイミングで公生の背中をポンと触ってあげてた。

そして100信頼して全く後ろを見ずに座る小関公生…………。

エモい〜〜〜〜!!

 

これはあれですよね、ジャニーズのフライングの時に、Jr.の子が準備できたら肩叩いてあげるやつと同じですよね。同じではないですね。ありがとう世界……

 

達成公生も、後ろ見る時は「うわ〜何!?やめてよもう……」って感じであわあわ焦りながら後ろ振り向いてて可愛かった。上手い……

 

これが水田渡だからなのか、小関公生だからなのかは分からなかった。木村寺西、小関水田ペアしか観たことないからね。もし他の組み合わせ見たことある方がいたら、どうだったか教えてほしい。

 

圧倒的飛距離

これも木村達成公生のエピソード。

かをりちゃんにローファーパンチを食らうシーン。木村達成公生、初日(8日)に比べて圧倒的に飛距離が伸びていた気がする。でも気のせいかもしれない。あと飛距離って表現は違う気がする。

床にぺしょんとなったまま子供に話しかけられ、子供と同じ目線で会話してるのが好き。

小関公生は髪のくるくる感も相まってわんこ感が出てて可愛い。

このシーンでニコニコ嬉しそうな渡くん良いよね。青春してるね。すぐ打ち解けてるのもさすが。

 

かをちゃんとの出会いのシーンは公生のセリフがモノローグっぽい。けど自然なのがすごい。公生のセリフ、けっこうアニメのモノローグをそのまま喋っているようなセリフが多いよね。でも違和感がなくてすごいなあと思う。

 

そしてかをちゃんの圧倒的ヒロイン感。感というかヒロインだけど。

 

何度観ても椿ちゃんと渡に背中を押されて音楽ホールに連れて行かれる公生が好きすぎる。この3人がワイワイしてるとこずっと見てたい。

 

2人で食べたあのワッフル

かをちゃんと友人Aのカフェデートのシーン。

かをりちゃんに「もう一口もう一口!」と言われた時の反応が違くて可愛いかった!

 

達成公生は「あ、はい、どうぞ……」とスッと手を引き、されるがまま(されるがまま?)で

 

小関公生は「あ、うん、どうぞ…」って感じでお皿をスーッとかをりちゃんのほうに差し出してた~!

 

小関くんのふわふわ感、人懐こさが公生に滲み出ていて素敵だなぁ。めざましテレビのインタビューでいくちゃんが小関くんのことを「ポンってボール投げたら全部取ってきてくれるみたいなイメージ」って言ってたの「こういうことかー!」となりました。かわいいねぇ。

 

達成公生が基本的に受け身な姿勢なのも好き

 

きらきらひかる……?

カフェで強制的に「きらきら星」を弾かされるシーン。

まず古関公生が2階席だからあまり見えなかった~~ざんねん…。

でも、公生の感情が溢れていたのは感じました。

 

達成公生のエピソード。
他の日がどうだったのかあまり覚えていないけど、この日すごい可愛かった。

子どもたちがやってきて「弾いて!」とせがまれる公生。可愛い。かをちゃんに説得され、「わかったよ」としぶしぶ弾くことにした公生。子供と かをちゃん にお願いされ脅されたら逆らえないね。

この日は座っていたところをちょいと詰めて、いちばん小さい男の子を座らせてあげていました。なんて優しいの。これいつもやってたかな?動きが小さめだから遠い席だとちょっと見えない…。

「僕にピアノが聞こえないなら」で幼き公生と椅子を半分こしていたのを彷彿とさせて、とてもエモかったです。

 

そしてこの日の達成公生の「きらきら星」が、なんと1小節短かったのです。

気のせいかと思ったけど、冷静に考えてマチネで古関くんの回観てるし、その前にも数回観劇してるから気のせいじゃないです。観劇後に「短かったよね!?」とツイートしたら検索から「ですよね!?」とリプしてくださった方がいらっしゃって。その節はありがとうございました。やっぱり短かったよねぇ。

 

いつもは「きらきらひかる おそらのほしよ」までで弾くのをやめちゃうんだけど、この日は「きらきらひかる」でやめちゃった。どうしたの公生。1小節だけだとすごい短いからびっくりしちゃった。弾いてすぐに聞こえなくなっちゃったのかなピアノの音が……。

 

それにしても、このシーンは本当に弾いているのかな?

(そもそもあのピアノって音出る……?本物?) 

 

※追記

そしてこれを書いている5/26現在、まさかの公式から回答に準ずる投稿が……!!

 

古関くんの回答、曲名が「劇中実際に弾いてて緊張する曲」

劇中実際に弾いて……弾いてるの……!?

ありがとう…そう書いてくれてありがとう……。そうなんだ……。私はもう胸がいっぱい。古関くんに感謝を伝えたい。ほんといい子。

 

ということは1小節短かったのは木村達成さんの独断ということですね…。

いや、もしかしたら弾いてるの古関くんだけかもしれないから、真相はわかりません。ふたりとも実際に弾いてるかは分からないけど、1小節短かった事実は変わりないのでいいのです。

 

そっかあ、あそこ本当に弾いているんだ古関くん……すごいなあ……。

(たぶん)木村達成さんも、すごいなあ……。涙出る。

 

そしてこの回答全員狂ってておもろいね。

古関くんは切実な心の内が漏れててかわいい。

木村達成氏はなんか……怖。でも水田くんのほうが怖い。字がすごいし。

全員良すぎ。

顔のついた星がたくさん描いてある いくちゃん の回答可愛かったなあ。

「先生許して~」なふうかちゃんも可愛い。全員可愛い。

 

よく観たら男子陣全員、曲のタイトルにオリジナリティ出してくるじゃん。

良すぎ。

それに対して女子陣の真面目さよ。

 

CDとビジュアルブックを購入した時に「え~……?」と思ったけど、この小テストも寺西くんは不参加なのかな?そんな誰も嬉しくないことある……?ジャニーズ事務所おねがいだから目を覚まして。ダブルキャストで片方だけ不参加なの、誰も嬉しくないよう。

 

横道に逸れましたが……。
「きらきら星」を意図的に短くしたのか、ハプニングで短くなっちゃたのかは分からないけれど、なんだか胸がきゅっとなる回でした。


Beautiful Game

急にはじまる渡の引退試合。めっちゃ踊る!めっちゃ……踊る……!!

このシーンはこのミュージカル内でも群を抜いて華やかさで好き。でもきちんと最後に切なくなって、普段おちゃらけてる渡の心の内が見えるのが上手いなあと思います。

 

寺西渡に見慣れていたから、水田渡のダンスの…なんていうの…?貴公子感?なに?腕と脚3メートルありますみたいな踊り方。「渡のダンスこんなに動き大きかったっけ!?」ってなった。完全に「自分、イケメンっす!」って自己紹介しながら踊ってた。そりゃモテるぜ!

 

寺西渡のダンスは地道にコツコツとサッカー練習してきて、そんな真摯な姿がモテまくる!めっちゃいいヤツ!みたいなダンスだなと思いました。キラキラアイドルキャラだけどキッチリ真面目にやる時はやります!みたいな。庶民的渡。親近感渡。

水田渡りが不真面目ということではないよ。

 

ここで公生が椿ちゃんのことおんぶするの大好き。

「椿が無理してるのはすぐわかる」(ニュアンス)(細かい言い回し忘れちゃったー!)的なことを公生が言うけど、言い方が優し~~~~~……。古関公生も達成公生もどっちも優しい。

 

さんざん「できません」「やりません」「いやです」だった公生が自分からアクションを起こしているのを見ると嬉しくなるね。やっぱり椿ちゃんの前だと素が出せるんだね……とほっこり。

軽々と椿ちゃんをおんぶし、実際「軽い」と言い、おんぶしたままダッシュするの突然の男らしさでずるい。

(公生ズ、どっちもダッシュしてたっけ?古関公生を見た時「ダッシュしてるー!」って驚いた気もする。もしかして達成公生は歩いてたかな?)

 

そういえばこの日は古関公生がおんぶダッシュしたときに、舞台袖に捌ける寸前でライト?機材?に椿ちゃんの脚が当たりそうになって、椿ちゃんがちょっとだけ後ろを振り返ってた気がする。怪我してないといいな。(見えなくていいところまでに見えてしまったかもしれない)

 

 

風を切って

風を切るといえばそう、自転車二人乗りのみんな大好きなシーン。このシーン本当に可愛い。大好き。ずっと見ていたい。あと、この曲でめちゃくちゃストーリー(場面?)が進むの毎回びっくりしてしまう。

 

FNS歌謡祭の椅子と机使ったダンスシーンないのびっくりしたよね。でもむしろ二度美味しい。自転車二人乗り可愛すぎるー!

 

「二人とも合わせたの!?」って音楽的な心配をしてくれる椿ちゃん、ほんとうに愛しい。

 

この曲の歌い出しが渡くんなの、爽やかさ青春成分が増し増しになって好き。あと渡くんの伸びやかで真っ直ぐな歌声がいいよね。その歌声が明るい未来に連れてってくれそうだもん。

 

二人乗りしてるときに椿ちゃんの後ろで公生が色々頑張ってるのが大好き。みんな可愛いから全員見たいのに。目が足りない。あと盆が回って奥側にいる人たちが絶妙に見えなくなっちゃう時があるのが悔しい。でも可愛いからいいよ。

 

まずどっちの公生も「脚、長いな……」ってなる。不意にイケメンを持て余してる。

狭いところにちまっと収まる公生ズ、可愛いなあ。

そして公生よりさらに小柄な椿ちゃんが自転車を漕いであげてるのがとても青春でかわいい。

かをりちゃんはシンプルに楽しそうすぎるし、公生の楽譜指差しながらなんか言ってたりしててかわいい。こんなに二人乗りの後ろで立って髪をなびかせるのが似合う人いるんだ。

渡は かをちゃん と2人乗りデートができて嬉しそう。「我に策ありだ!」な渡、イケメンすぎる。(最初にダッシュ20分で乗り切ろうとする椿ちゃん面白すぎて好き)

そこで「これ誰の!?」と言いながら椿ちゃんに言われるがまま、ちゃっかり後ろに座っている公生、おもしろかわいい。

 

公生の「誰の!?」で曲が始まるの、さすが主人公〜!ってなる。

 

公生が、椿ちゃんが漕ぐことに対して何の心配もしてないの良いよね。絶対的信頼と、圧倒的幼馴染。「俺より力あるもんな、椿は」くらいには思ってそう。少しは心配してやって。

 

そして小関公生と達成公生で自転車の後ろでやってることが結構違くてびっくりした~!最高~!

 

まず達成公生

  • スクバから全然楽譜出せないし
  • 楽譜は出せたけどその前のシーンで渡に「おれの かをりちゃん を困らせるな!」って首根っこ掴まれすぎて襟がぐちゃぐちゃだから、がんばって襟を片手で直すし(椿ちゃんが後ろ向いて何やってんの?って顔してた気がする、笑ってたかもしれない)
  • 膝に楽譜置いて猫背になって頑張って読むし
  • エア鍵盤の上で手を動かしながら練習するし
  • 自転車が揺れるから椿ちゃんの腕を楽譜持ってない方の手で掴むし
  • 結局二人乗りが怖くて両手で椿ちゃんの腕(肩?)を掴んで、下向いてジェットコースター乗ってる人みたいになってた

 

あの一瞬でめっちゃ詰め込むやん、有馬公生を……。ありがとう……。

二人乗り怖がってるの、とても好きです。公生っぽい。

物理的な度胸はなさそうだもん。

 

そして小関公生

「カバンから楽譜を取り出したあと、どんな感じで譜読みするのかな。おとなしく黙々と練習するのかな(※小関くんのイメージ込)」と思ってたんだけど

 

譜読みしてる途中で楽譜がバサバサし始めて!

 

「あれ?公生、緊張して手が震えてるのかな?」と思った数秒後

「自転車に乗っているから…風を切って……楽譜がバサバサしてるのか…………!???」

と閃いた。すごいもう、アハ体験が止まらない。

劇場で「あっはー!!!!笑」と声に出すところだった。おもしろすぎ。

 

このバサバサ感がもうすごくて。

 

文字に起こすなら「バササササササササ」って感じで。半角にしないと表現できないくらい、はためいてた。小関公生、絶対1文字も読めてないやん。面白すぎる。ずるい。やられた。ずるい。

(どなたかがTwitterで、バサバサしてる楽譜を かをちゃん が押さえてあげてたって言ってた!そうだったのか!見えなかった…!ありがとう…ありがとう…)

 

そうだよね、自転車で風を切ったら楽譜ってそうなると思う。おもしろいとか言ってごめん。

自転車乗りながら譜読みしたことないから知らんけどね。

 

ダブルキャスト楽しすぎ。

 

あ、もちろん古関公生も椿ちゃんの肩掴んでて可愛かったです。

 

そうだ!途中で椿ちゃんと渡がペダルから足を離して、のびのびしてる瞬間がある気がする。「風きもちー!!」みたいな。自転車が下手側にきた時だったかな。もしかしてあそこは下り坂なのかな?

(達成公生がジェットコースター乗ってる人みたいになってたのもここな気がする)

細かいな〜!!こだわりがたくさん詰まってて、いとしい。

 

聞こえない

かをり と挑む二次予選。
公生が(強引ではあれど)久しぶりにピアノと向き合う大切なシーン。

 

二人の演奏が始まるのをじっと見守るあの数秒間が、本物のコンクールの空間にいるようで緊張する。
「公生大丈夫かな…」って心配になるよね。その前に「もう逃げない君がいれば」って歌ってはいるけどね。
二人乗り自転車にもみくちゃにされて全然譜読みできてないし久しぶりの演奏だもん。

 

「もう逃げない君がいれば」で決意新たに奥に走っていく公生が好きすぎる。
メロディーも相まって「ここから物語が進んでいくんだ」と爽やかな気持ちになる。
コンクールに出場する二人をしっかり見送る椿ちゃんと渡の、二人を信頼してる感じもいとしい。

※5/28追記

思い違いだった。ふたりを見送った後椿ちゃんと渡がグーパンチで「やったね!」ってやってた。運動部ズ良すぎる。

 

CDの「もう逃げない君がいれば」のロングトーン(ハモリ?)のメロディーが気持ちよくて大好きなんだけど、本番では伸ばさないんだよね。
でもここでサクッと歌い切って後ろを向いて走っていくのがカッコいいので……どっちも聴けてお得!ありがとう……

 

会場内に場面転換して椿と渡が階段のてっぺんに上がった時に、階段が弧を描いて後ろに下がっていくのがかっこよくて大好き。
この時にふたりとも、片足だけ上の段に乗せて中央を向いて両手を広げて歌っているんだよね。
そんなふたりを乗せた階段がぐーっと動くの。かっ……かっこよすぎる!!!!

 

演奏シーンで椿ちゃんが祈るように公生を見つめているのが好き……ありがとう……。演奏する公生を見つめている椿ちゃん、祈っているようにも見えるし、公生にうっとりしているように見える。いとしい。


そして公生が演奏を止めてしまった時に、はっと息を呑む椿ちゃん……。渡も「大丈夫か…?」って感じで見てるの良い。
愛されてるぞ有馬公生……。

 

そう、この公生がピアノ聞こえなくなってしまうところも公生ズでそれぞれ表現が違くてすごい良かった…気がする………確か…たぶん…間違ってたらごめんなさい。

 

達成公生は鍵盤から手を離したあと、苦しそうに鍵盤を見つめながら手を震わせていて。…………良。
すごい震えてた。手が。
なんだろう、この「君といるなら大丈夫かもしれないと思ったのに…」感というか。
「やっぱり聞こえなかった」絶望と「少し見えてきた希望も打ち砕かれてしまった」絶望に向き合っているというか。
これ以上絶望に耐えられなくなって咄嗟に鍵盤から手を離してしまった感があって好きです。泣いちゃう。

※5/28追記

達成公生も鍵盤から手を離した後に耳抑えてた~~……!!!!かをちゃんが「旅に出よう」を歌ってる間ずっと抑えてた。公生~~~~……;;

でもやっぱり達成公生と古関公生で、感じるものは違うかなと思いました。うむ。

 

古関公生は鍵盤から手を離したあと、耳を抑えて苦しそうにしていて。…………良。
わ、でもあんまり記憶に自信ない…。けど、古関公生を見た時に「わぁ……耳抑えるんだ……;;」って衝撃を受け感動した記憶があるからたぶん合ってる。
この古関公生の過去に囚われている感。ステージの上で かをり とともにライトを浴びているけれど、彼だけはまだ暗闇の中にいたんだという絶望感。
この苦しそうな感じがすごくて(すごくて)。本当に演技?大丈夫?ちょっと休む…?って声かけたくなっちゃうような、ね…。泣いちゃう。

 

どちらの公生ズも多少のニュアンスの違いはあれど、抱えているもの背負っているもの、向き合っているものは同じなはずなのに。


なのにこんなに表現が違う。ありがとう……ありがとう……。有馬公生を生きてくれてありがとう……。

 

どちらも観ていて苦しくなってしまう。「救われてほしい」と祈らずにはいられない。

 

そしてここで手を差し出し、公生を強引に闇から引きずり出す かをりちゃん。泣いちゃう、すごすぎ。
かをちゃんの歌声が暗闇をスパーンと切り裂いてしまうのを実際に劇場で目の当たりにした時「女神?」と声に出そうになった。

 

Speed of soundの「誰に女神が微笑むか」という歌詞

女神は かをちゃん だし、公生に微笑んでるよ。

 

苦しむ公生を目の前で見ているのに何もできない椿ちゃん、切ない…。誰よりも公生を知っていてずっとそばにいたはずなのに。公生がピアノを弾いてくれるのは嬉しいけど、同時に遠いところに行ってしまうんじゃないか…みたいな不安を椿ちゃんの公生を慈しむ表情から感じる。え~ん;;

 

かをちゃんの 「…アゲイン」でもう一度演奏が始まるのすごい。会場にいる全員息を呑んだ。
公生、すぐには演奏に入れないけど、かをちゃん の光に照らされて途中からもう一度弾き始めるのが…良すぎ…感動するね……。
ちゃっかり途中から伴奏弾き始める公生すごいよね。さすが天才。

 

それでやっぱり絶望で終わるのがすごいよね。

有馬公生、いろいろなものを背負いすぎ……。

 

そして2幕。かをちゃん が倒れたところから始まるのかなと思わせておいて(実際そうだけど)、あんなすごい始まり方するとは誰も思わない。このミュージカル天才すぎる。

書きたすぎるけどこれはまた違う記事に。

 

自由きままなクラッカー

マチネの小関回では椿ちゃんのクラッカーがなんと不発。紐を引いたのにうんともすんとも言わなかった。椿ちゃんも「あれ?」って渡のこと見上げてクラッカー鳴らなかったアピールしてたけど、水田渡がなぜかガン無視してて面白かった!笑 なんで!?笑

(もしかしたら見逃してしまっただけで、ちゃんと反応してたかもしれない)

 

そしてソワレの達成回では、きちんとクラッカー鳴ってくれた!!

良かった良かった〜……と胸を撫で下ろしていたのも束の間、今度は椿ちゃんの腕時計にクラッカーの中から飛び出したわしゃわしゃが絡まって取れなくなってしまうというハプニング。

頑張って取ろうとしてるんだけど、乾杯しよっか〜って集まり始めてる時に移動するのが間に合わなくて「待って〜」ってなってて、何故かそのまま進もうとする三人衆に「待ってーー待ってーーー!!!!」って本気で言ってたのが面白すぎたし可愛かった。なんとかテープが取れて慌てて走って3人のところに戻る椿ちゃん、ナイス脚力。

たぶんふうかちゃんが本当に慌ててて可愛かったです。ちょっとあの4人の距離感が見えて(笑)おもしろ可愛いシーンでした。


そういえば、乾杯のシーンで椿が勢いよく達成公生のことを肩パンしたら水がむちゃくちゃ公生にかかってビショビショになったことがあるらしいですね。おもしろすぎ。基本的に(全ての)力関係が

 

「 椿 > 公生 」なの良いよね。

 

それがあってか(?)、今回は椿の肩パンの勢いもほどほどに、達成公生は受けたエネルギーをきちんと外に逃して水がこぼれないように気をつけていました。えらいです。人って学ぶんだね。

 

一生ケーキ食べててほしい

何度見ても かをちゃん のお家でのケーキもぐもぐシーンがかわいすぎる。

本当に何か食べてる舞台初めてみたー!!

 

……嘘だわ。デスノートのミュージカルで小池徹平演じるLが飴ちゃん舐めたり苺食べたりしてた。苺に蜂蜜かけてた。デスミュのふうかちゃんも最高だから機会があったらぜひ見てみてください。音楽はワイルドホーンです。たまにWOWOWで放送してます。

 

なんだっけ、あ、ケーキ食べるシーンがかわいい。

このシーンすごい可愛いけどいつも絶妙に何してるか見えなくて、終演後に一生懸命Twitterで情報収集しています。みんなよく見てる、すごい。

 

  • かをちゃん が公生にケーキを選ばせるけど絶対に選んだほうを渡さないこと
  • 水田渡の一口が大きすぎること
  • ストップモーションの時椿ちゃんと渡が笑かす対決をしている??こと

 

がなんとなく分かりました。ありがとうTwitter

 

古関公生回は座席的に見えませんでした……。

 

しかしこの日の達成公生回は見えた!やった!

 

差し出されたケーキをフォークでひとくち取ろうとする公生。しかしそれを手の上に落としてしまい、しかたなく客席に背中を向けて手のひらの上に乗ったケーキを食べる公生。めっちゃ笑う椿、渡、かをちゃん(たぶん)

 

ここでなにがあっても然るべきタイミングで「時間だ!」ってなるふうかちゃんが偉すぎる。プロ。

 

かをちゃん と公生ふたりになった時、ジャケットから もそもそとハンカチを取り出し、ぺっぺっとそこそこ雑に手のひらを拭く公生。かわいすぎ。ハンカチを使うシーンはないけど、きちんとハンカチ持っているんだな……ときゅんとしました。

見間違いでなければ、ハンカチは紺とか青系のタオルハンカチだったような気がします。タオルハンカチだったかどうか自信なーい……。

 

あと、フォーク落としちゃった?みたいな話をTwitterで見た気がする。

 

かをちゃん、というか いくちゃん、なかなかふざけられるシーンがなさそうだけど、このシーンで一生分ふざけてて好き。かわいい。

 

あと、このシーンの直前の「君がわからない」の かをちゃん の「太ってるって言いたいの?」の言い方とメロディーがかわいくて好き。その後の公生の「違うよ!」みたいなセリフを慌てて言うのも好き。渡が「おしりがみえてる」ってすごい嬉しそうに歌ってるのも好き。ウケる。

でも1番は「君の心覗き込みたい 何を考えてるの」で公生のことをじっと見つめている椿ちゃんが切なくて好きです。

 

そういえば、公生ズがケーキを食べる時に椿ちゃんも渡も かをちゃん も公生のことを見ているのが可愛いよね。「ケーキおいしい?そっかそっか、うんうん」って感じでみんなで公生のことを見守っているのが可愛い。愛されてる。圧倒的ヒロイン。

 

ケーキシーンで かをちゃんのお父さんとお母さんが「映画みたいに」を歌うのが本当に良いよね。もぐもぐタイムがよりドラマチック。 

 

は~……ケーキのシーン一生やっててほしいなあ。かわいいなあ。

 


青春ジャンプ!

好きすぎる。突然すごい青春するじゃん、かをちゃんと公生。突然でもないけれど。

 

まず、ぴょん!して2人が空中にいる間にライトが消えて真っ暗になるのが天才だよね。カメラのシャッターを切ったみたいで。

 

このシーン、達成公生だけを見ていた時は、

「青春ジャンプしてるんだ~かわいい~~」と思ってたけど、もしかしたら違うのかも?」と思った瞬間があって。

その話はふせったーに書いてあったものをまるまる引用します↓

アニメを見る前に観劇した時、
「♪時間よ、止まれ」でかをりが「2人で食べたあのワッフル 飛び降りた橋を」って歌うのにすごいびっくりして
「飛び降りた!?橋!????」って心の中で聞き返してしまったんだけど
(※橋から飛び降りるという行為に良いイメージがない)

アニメを見て、本当に橋から飛び降りて水にジャボンしてるシーンがあることがわかってホッとした。
本当に橋から飛び降りてた!!!青春でかわいい


「♪流れ星をつかまえよう」の最後でかをりと公生が青春!って感じで2人でピョンするのが大好き。本当に可愛い。
観劇してる時は「女子高生が写真撮る時にやるやつだ〜」とか「青春っぽ〜い」って思ってたんだけど

たまたまパンフレットを眺めていて
「♪流れ星をつかまえよう」が橋のシーンということが分かって

あれ…?もしかしてこの曲の最後でピョンってしてるの、ただ青春の1ページを表してるわけじゃなくて、橋から川に飛び降りてる!?

あのシーン、ピョンする時はライトが青になるんだよね
あれは空の色なんだな〜と思ってたけど、もしかしたら水の色なのかもしれない

わからないけど!

もしかしたら2人で川に飛び込んでキャッキャしてるシーンなの…!?
と思いました

セットがシンプルだから、あの階段が「橋」であることはパンフレット見ないと気づかなかった〜!

という具合に、もしかしてただジャンプしてるんじゃなくて、橋から川に飛び降りているのかなぁ?と思っていたのだけれど。

(そもそもみんなこのシーンのこと、橋から飛び降りた解釈ですか?どう?もしかして皆当たり前のようにそう思っている?)

 

古関公生を観て「やっぱり橋から川に飛び降りてるのかも!」とちょっと確信に近づきました。

だって、達成公生と古関公生でジャンプのしかた全然違うんだもん。どっちもかわいい。

↓図解です

 

 

↑こんな感じで!雰囲気だけでも伝わって

 

かをちゃんはどっちの公生でも変わらず、THE青春!な跳び方。ぐっと上半身を反らして、脚を後ろに曲げてぴょんと曲げる感じで。とってもかわいい。

 

達成公生はTHE青春!って感じで、かをちゃん と同じように腕を上げて脚はぴょんと。この図解だとすごい跳んでるように見えるけど、なんか全然跳んでなかった。たぶん脚もこんなに上がってなかった笑。

観てるとき「すごい跳びそうなのに全然跳ばないじゃん……」って思った。

描いたらこうなっちゃった…笑。

 

古関公生は達成公生を真逆で、腕は下に、脚は全力で前に曲げてびょーんと。高さも達成公生よりぜんぜん跳んでた。元気いっぱい!!

そう、この脚を前に曲げて跳んでいるのが、何かを飛び越えて(乗り越えて?)いるように見えて。だから、古関公生を観た時に「柵を飛び越えて川に……!?」と思ったのでした。

 

まあ川に飛び込んでいるかはどうでもよいです。

とにかく、このシーンが可愛くて可愛くて大好きです。


ドビュッシー

かをちゃんのお見舞いに行くシーン。椿ちゃんが花束を、渡くんが図書室の本を持っていくところ。「本持っていくとかインテリや~ん」と思わせておいてしっかり図書室の本の借り方を知らない渡。さすがである。

 

木村・寺西ペアを3回観ているのですが、寺西渡は毎回「ドビュッシー」って楽しそうに言うよね。かわいい。何でそんなお気に入りなん、ドビュッシー

小学生が「ドュクシ」するときの動きで「ドビュッシー!」って言うようね、寺西渡。楽しそうすぎる。

この日は椿ちゃんの寺西渡への「ぺちん!」がよく響き渡っていて、客席クスクスしてた。しかも、ぺちんしたのおでこだし。寺西渡が「痛ぇ~~~~」って言いながら椿ちゃんに手を引かれて退場していったの面白すぎた。

 

だから、はじめて水田渡を見たときに「ドビュッシーじゃないんだ!!!!!」と衝撃を受けました。本当に寺西渡がドビュッシーを異常に気に入ってるだけだったのか。良すぎる。ドビュッシーではない衝撃が大きすぎて水田渡が何言ってたか忘れてしまった。無念。

 

かをちゃん がお詫びにってピアノコンクールの封筒を渡したときの椿ちゃん、一生懸命その場を盛り上げようと?して無理して笑ってるの切ない……。その場を盛り上げようとなのか、かをちゃん と公生がどんどん近づいていっているのを見て複雑な気持ちなのか……。

 

かをちゃんに「どうだった?」って聞かれて「お母さんと、さよならできたよ」って答える公生、すごいよね。絶対かをちゃんにしか伝わらないじゃんその言葉……。なんなん……(なんなんとか言うな)

もちろんエモくて好きです。

 

陽気な渡くんがいてくれて良かったと心の底から思うシーンだなあ。


こんな時にもたまごサンド

文化祭のシーン。

ずっと、公生がなに食べてるか分からなかったんだよね。

(初日いっしょに観た友人に卵サンドだよと教えてもらいました)

 

なぜ分からなかったのかが、水田渡回を観てはじめてわかった!

寺西渡が、公生に対して「また"それ"食ってんのかよ!」と言っているからだったー!(言い回し少し違うかも)

たぶんその後に公生がこの卵サンド美味しいんだよとか言ってるんだけど、わちゃわちゃしてて聞き取れないのであった……。

 

水田渡が「また"卵サンド"食ってるのかよ!」と言っているのを聞いて「なるほど!」となったのでした。

 

古関公生は卵サンドを持って出てきて、水田渡に「また卵サンド食ってるのかよ!」と言われ、「この卵サンドはね!」と説明しはじめて愛しかった。かわい~。たまごサンドについて力説するのはアニメとおなじだね。原作リスペクト……。(達成公生もやってるのかな?いつもここ聞き取れない~!)

 

この日の達成公生は片手に卵サンド(本体)を、もう片手に卵サンド(ひとくち分)を持って出てきて、本当に食べてた。かわいっ。

ていうか達成公生、めっちゃ遊ぶやん。おもろ。好きです。

そういえば初日は指に卵がついたのか、ペロッと指を舐めていた気がする。

 

文化祭で思い出に残る食べ物がたくさんあるのに、そんなときでも卵サンドを買っている公生ズ、いとしすぎる。アニメを見て卵サンドが好きな理由がわかった時、大きなため息をついてしまった……。

 

原作を知らなくても大丈夫だけど、知っていたらもっと楽しめるバランスにするの、本当にすごいと思う。原作ファンもこの舞台から君嘘を知った人も、みんなを振り落とさないミュージカル。えらい。

 

文化祭シーンの「映画みたいに」がドラマチックで好き。

このシーンのストップモーションで、中心にいる かをちゃん と渡がけっこうふざけてる?感じの感想をちらちらTwitterで見かけてニッコリしています。

 

男の涙

公生が教室で泣き出してしまうシーン。「それってさ、ちょっとひどくない?」

(ひどくね?だったか、ひどくねえか?だったか細かい言い回しは忘れてしまった)と軽く優しく責める渡に、声を荒らげてしまう公生。ここだけで泣いちゃう。

 

子供のように泣き出してしまう公生を見て心配そうに近づく渡が良いよね。そして周りの子達が「ちょっと、何…?」ってなりながら教室から出ていくのがリアル。このとき柏木ちゃんだけ教室に残っているの好きです。強いね。

 

床にぺしょんとなってベチョベチョに泣く公生~;;

古関くんも木村達成も本当に泣いてる……気がする……?公生ズ……;;

わんわん泣くというより、声を押し殺して、悲しみを抱きしめながら泣いているのがとても有馬公生。

 

床にぺしょんとなっている達成公生が、渡のズボンの裾を掴んでいたような気がするけど、気のせいかもしれない。

 

そんな公生をみて、しゃがんで「今かをりちゃんに必要なのはお前」と言う渡、良い男すぎる。言い方が優しい……。そして「好きな子のためになら何だってする」の軽そうな男の台詞をここでエモ回収するのすごすぎ。

 

公生ズ、ピアノ弾く時とかコンクール前とか、割と色んな場面でぽろっと泣いているけれど、ここまで泣きじゃくっているのは渡の前だけだよね。男と男の友情……という感じでとても……ありがとうございます…(?)

 

椿ちゃんが教室に入ってきて、柏木ちゃんが「ほら、公生が」って感じで教えてあげてから立ち去るのかっこよすぎる。

 

そしてこんだけ泣きじゃくっているのに歌うのすごすぎる。

なん……なに……??????????どういう………?????

私が泣きそう


悲しく床に落ちるぬいぐるみ

病室にてかをちゃんにぬいぐるみをぶん投げられるシーン。このときのかをちゃん、ない力を振り絞って投げているよね…上手いよね…切ないね…。そんな姿を見て「え、なに……」って優しくつぶやく公生ズ、愛しい。


古関公生は、床に落ちたぬいぐるみを拾ってかをちゃんの足元の方にぬいぐるみを置き、自分のスクバも一緒に置いてた。かわいい。古関くんとぬいぐるみの相性の良さ。


達成公生は、他の日はどうだったか覚えていないけれど、この日は落ちたぬいぐるみを拾って、床についた面を手でサッと払ってから、かをちゃんの横に寝かしてあげてた。優し……。

 

そしてどうでもいいけどあのぬいぐるみ懐かしいですよね。10年以上前?に流行ったよね。そして君嘘のアニメ見てたら同じぬいぐるみが出てきて感動しちゃった。原作リスペクトを随所に感じるミュージカル……。

 

そしておんぶする時に達成公生は

 

公正「いくよ?」

かを「うん」

 

って小さい声でやりとりするんだよね。これがねぇ…とても尊くてね……。ふたりの時間を覗いてる感……。ふたりにしか聞こえないくらい小声なのがとてもかわいいです。


突然闘牛士になる達成公生

ごめんなさい感動の流れをぶった切って。

すみません、違うんです。

 

病室でかをちゃんにコートをかけてあげるシーンがあるじゃないですか。おんぶする前。あそこで、コートを両手で持って かをちゃん の背中に回した時、なぜか少し止まるんだよね。その時に腕が長すぎて闘牛士みたいになってる木村達成ずっとツボ。ごめんなさい本当にそれだけです。良いシーンだから笑ってる場合じゃないんだけど、だからこそ込み上げてくる笑いもある。

 

笑神様は突然に

 

さいごのデート

カヌレを食べようと屋上に上がったシーン。かをちゃんに「ピアノ、弾いてる?」と聞かれるまでの公生ズが違くて愛しくなった。

 

小関公生は、どうしたら良いかわからなくてカヌレの袋をぎゅっと掴んでじっとしてた。かをちゃんに「ピアノ、弾いてる?」って言われるまでずっと。何も言えない、動き出せないくらい、かをちゃんのこと大事に思っているんだなぁ…としんみりしました。

たぶん小関公生だったと思うけど、しっかり「寒い…」って自分を抱きしめるポーズ(伝わって)してたのが好き。コート貸してるから気を遣って寒がらないとか、カッコつけるとか、強がることは全然なく、自分の感情をかをちゃんの前では自然に出すんだね…となった。成長したね……。

 

一方、達成公生はというと、カヌレの袋と格闘してる。かをちゃんに「ピアノ、弾いてる?」と言われるその時まで、ずっっ…と、あのカヌレの袋(のテープ)と格闘してる。そんな事ある?そして1ミリも開かない。そんな開かないことある?おもろすぎ。

※5/28追記「ピアノ、弾いてる?」って言われた後もずっと袋いじってた

 

と思ってたけど、寒いもんね。コート、かをちゃんに貸しちゃってるもんね。手もかじかむよね。かをちゃんに早くカヌレ食べてほしいよね。かをちゃんが食べたいって言ったんだもんね。おもしろがってる場合じゃなかった本当に。

でもきっとこれは照れ隠しなのかな〜。久しぶりに会えて、どうしたら良いか分からない照れ隠し。手先をイジイジしようと思ってたら、ちょうど手の中にカヌレの袋が!みたいなね。

ここで紙袋をビリビリ破かないのが公生っぽくて好きです。プレゼントとか綺麗に開けるタイプだ。

 

このシーンはかをちゃんの「一人にしないで」で終わってしまうけど、この後2人はどんな話をしたのかな。カヌレは食べられたのかな。きっと泣いているかをちゃんをもう一度座らせて「カヌレ、食べよっか」とか言うのかな公生が。イケメンじゃん。それはそう。

 

ジャケットのすそ

「ピアニストはピアノを弾く前にジャケットのボタンを外して裾をシュッとする」

という話を初めて観た日の終演後に友人に言われました。はやく言ってよ。

 

それを聞いてからというもの、公生がピアノを弾くシーンは手元に釘付けです。

 

古関公生は、どのピアノシーンでも控えめな手つきでジャケットのボタンを外して、ジャケットのフチをなぞるように静かにジャケットを払っていたような気がします。ほとんど払っていないくらい控えめだった。すごく古関くんの公生っぽい。目の前のピアノに語りかけているような、しっとりした眼差しでピアノと向き合っているのが印象的でした。

 

達成公生はガラコンの時はボタンを外した後、スッと控えめにジャケットを払っていて、緊張して余裕が無い感じ。

でも、最後の東日本ピアノコンクールではボタンを外した後に「バッサァァァ」って音が鳴るんじゃないかと思ったくらい、勢いよくジャケットを払っていて、公生の覚悟と自信を感じました。泣かせにくるじゃん……。

 

あと、相座くんと井川さんに「ぼくはピアニストだから」って言うときも言い方が違くて好き…。

 

達成公生はふっと笑って(※イメージ)「だって僕は…ピアニストだから……」って。柔らかい光が降り注ぐような言い方する。

古関公生はむんっと笑って(※イメージ)「だって僕は…ピアニストだから…!」って。自身を取り戻したかのような、公生自信が輝いてる言い方する。

 

公生ズ、どちらも愛しすぎる。

 

不意にイケメンのポテンシャルを持て余す公生ズ

まず、はじめてこのミュージカルを観劇した時に、木村達成さんの背が高い&スタイルが良い&顔が小さいのトリプルコンボにびっくりした。

となりに佇む唯月ふうかちゃんが小柄なのも相まって、ずっっっっっと遠近感が狂ってた。

「公生はいま、誰の隣に……????」ってなってた。

それでナイーブな公生演じてるのずるい。

 

古関くんも背が高くてスタイルが良くて顔が小さかった。遠近感狂わせ俳優じゃん……。ありがとう……。それで子犬で公生なのずるい。

 

椿ちゃんや かをちゃん をおんぶするシーンがイケメンなのはもちろんなんだけど、

二人乗り自転車できゅっと小さく収まるとことか、雨に濡れた後部屋着で出てくるとこもだいぶイケメン持て余しててびっくりする。不意打ちやめてよ。

かをちゃん が彼シャツ(彼シャツ?)してるのも好き。その後タオルぶんぶん振り回して部屋から出ていくのいいよね。元気!(この時は元気なの切ない)

アニメは中学生設定だから部屋着ちょっとダサいけど、ミュージカルは高校生だからダサくない服になってて愛したよね。

 

なにより、ガラコンで真っ黒のスーツ着て出てくるところですよね。ね。いままで制服だったのにさ、聞いてないじゃんそんなの。はじめて見た時「ひぃ~~~~……」って声に出そうだった。良すぎ。ありがとう。しかも蝶ネクタイ。ありがとう。制服の時はよくあるスニーカーだけど、おめかししてる時はきちんと革靴だよね。ありがとう。似合いすぎ。イケメン持て余しているというかバチバチにイケメン。

 

パンフレットに載ってる写真、スーツを着てる瞬間のショットがあって大変助かります。救われる命がここにある。サスペンダーしてるんだね……そっか…。

でも蝶ネクタイ半分とれてる写真はなんなんだ。ちょっとツボ。どういう状況?

このときの古関くん、ぽや~んとしてて可愛い。対象的にめっちゃ笑顔な木村達成も良すぎる。

シャツのボタン留めてる木村達成ショット入れた人天才、ありがとう…。

 

いくちゃんが麗しすぎてすごい、さすが…って感動するし、ふうかちゃんが可愛すぎるし、水田くんは爽やかすぎるし、寺西くんは笑顔が人懐こくてかわいい。

全員天才。

 

ビジュアルブックは卒業アルバムっぽくて可愛かった!


ふたりのギャップ

小関くん穏やかでいつもニコニコふわふわしてて子犬みたいなイメージ

 

木村達成、(観劇する前は寡黙でクールなイメージだったけど、観劇後のカテコを観て)陽キャかつリア充(に塗り替えられました)なイメージ

私は木村達成さんをこの舞台で知ったので、「陽キャじゃないぞ!」という意見があったらごめんなさい。(あと、木村達成さんってもしかして奇人ですか?)

 

だったから、2人にはそれぞれのギャップを感じていて、ダブルキャストのありがたみを噛み締めています

 

まず、見た目の印象と歌声がそれぞれがギャップがあって好き

 

木村達成はキリッとした顔してて、歌声が高め

小関裕太はふわっとした顔してて、歌声が低め

 

そんなふたりが同じ役を演じているこのミュージカル、良すぎる。


小関くんはおとなしい公生なのかなぁと思っていたら、意外と動きがあるというか。天性の可愛さは全開なんだけど、なんというか…え〜なに?

例えば割れた窓ガラスを拾ってる時に、椿に「指怪我したらどうするの!」と言われるシーン。達成公生は「もうピアノはやめたんだ…」と少し憂いのある言い方だけど、小関公生は「もうピアノはやめたんだ!」とちょっとムキになっているというか、おちゃらけたような言い方をしてたような?頬を膨らませてプンスカしてるみたいな?(してないけど)言い方だった気がする。

小関公生、「君がわからない」を歌うあたりで「むりむり!」って両手バイバイしながら下向いてた気がする(かわいい)……。意外と感情表現豊かというか、お茶目な子、等身大の男の子って感じ…!自分の心の内を隠すために、必死に「普通」を演じているようにも見える。うまいよね……


逆に、達成公生はバリ陽キャな人が演じるから感情表現豊かなのかと思いきや、すごい静か。話した言葉全ての語尾に三点リーダー(…←これ)2個ついてる。動きもス……ヌッ…って感じで、静か〜な感じ。ちょっと掴みどころがないというか、ふわふわ〜と漂ってる感じ。明らかにこちらに心の扉閉ざしてますよね感。


ふたりとも、演じる中の人のイメージと真逆の公生なの面白い…!


小関裕太は「静」木村達成は「動」

小関公生は「動」達成公生は「静」


小関くんは足し算で創り上げた公生

木村達成は引き算で創り上げた公生

 

という感じがしました


何の話


どちらも可愛く尊く、椿ちゃんや渡くんや かをりちゃん が公生のことを大事に思う理由がよくわかる。そんな2人でした。


小関くんの公生も、木村達成の公生もどちらも愛しいなぁ……

 

おわりに

小関裕太公生も木村達成公生も最高すぎるナ~!ということと、21日公演のおもしろエピソードだけ書こうと思ってたんだけど、結構横道に逸れたな……。

 

でも舞台って、忘れてしまったら思い出すのはなかなか大変だからね。

こうして文章に残しておけば、またいつでも脳内で再演できるから。

 

いや冷静に考えて長すぎるけど。自分でもそんな書くことあったんだってびっくりしてるけど。これを読んだ誰かが、自分が観た回のエピソードとか好きなシーンを思い出せたら嬉しいなぁと思ったりする

あわよくばTwitterとかブログとかに書いてくれないかなあ。自分が観れなかった回のおもしろエピソードとか見たい

 

ん~……とにかくこのキャスト陣が演じるこのキャラクターたちが大好き!

 

読んでくださりありがとうございました!

懲りずにまた書きます

 

でで

 

*1:福田雄一演出、山田孝之主演のミュージカル。

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